無料で読む!「享年16歳、死んでから恋は始まった!」のネタバレ 感想
漫画のタイトルに惹かれて読み始めました。転生ものはどれも同じように見えて苦手だったんですが、享年16歳、死んでから恋が始まった!は面白かったです。
ベースはよくある少女漫画のように地味な女の子が一目惚れして、という流れなんですが、転生ものらしく主人公の宮本花は交通事故で死んでしまいます。そして武丸という天界の使いから次に転生するのはミドリムシと言われ絶望し、人間に生まれ変わりたいなら一組のカップルの恋を成就させるように言われます。
天使の力を借りて人間に見える体になり、とある高校に転入します。
困っているところを助けてもらった可愛い少女が恋を成就させる女の子、市ノ瀬唯子です。男子から人気もあるので、これなら簡単そうだと楽観的な花の前に偶然にも生前好きだった人、佐原千景と再会します。しかも市ノ瀬の相手役が佐原だったのです。
自分が好きだった人と別の女の子との恋を成就させないといけないなんて過酷過ぎます。でも花は割とポジティブで明るい性格なので、難題をなんとかクリアしてくれそうな気がします。
設定は重たくなりそうですが、花の性格のおかげて楽しく読めます。特に花と武丸のやり取りが面白いです。毒舌で正直者の武丸に噛み付く花が佐原に対するときとは違うので、そのギャップがリアルな感じがします。好きな人の前では緊張しちゃいますよね。
あと佐原と武丸がすごくイケメンです。見た目は王子様タイプの佐原と軍服を着て大人っぽい武丸も魅力的です。絵がとてもキレイなので見ているだけでもうっとりします。
フルカラーなので見やすいし、縦読みなので片手でスマホを操作できるのもいいです。
普通の少女漫画にはない展開なので先が気になります。花たちはこれからどうなるんだろうとワクワクします。
これからが見逃せないです。