前回のお話では金城さんの力を借り、白崎主任とラインスタンプを送り合う仲までになった桃瀬。
今回、桃瀬に託されたお仕事は…?
新しい上司はど天然 ネタバレ1巻書き下ろし1のネタバレ感想です。
新しい上司はど天然 1巻書き下ろし1のネタバレとあらすじ
白崎主任が書いた企画書がとても良かったので、モチベーションを上げるために青山課長が鳴らした音でした。
それを聞いた桃瀬と金城さんは、パワハラに遭っていた時なんて企画書通らないよね…と二人で闇に落ちかかっています。
こっそりその話を聞いていた白崎主任は、桃瀬に水族館の広告依頼の企画書を頼みました。
俺が初めて通った企画書、水族館だったんだ…と思い出話を始めた主任。
毎日水族館に通い詰め、青山主任からもらった「何かひらめいたら教えて」というメールにうっかりヒラメの写真を送ってしまった天然エピソードまで披露してくれます。
とにかく、ミスしても大丈夫だから気軽にな!と言う主任の耳は真っ赤になっていました。
恥をかき捨てて過去の話をしてくれるなんて…と感動した桃瀬。
彼も若かりし頃の主任と同じように水族館に通い、企画書を仕上げました。
結果は合格!
今度は白崎主任が、桃瀬にクラッカーを鳴らしてくれました。
ありがとうございます!とお礼を言う桃瀬に、自分の実力だぞ…と言ってもらい泣きしそうになる主任。
その様子を青山課長はこっそり見守り、10年前に貰ったヒラメの写真、本当はカレイだったよ…と心の中で呟いていたのでした。
感想
今回は、昔の白崎主任が企画書を作るために頑張っていたエピソードがメインでした。
桃瀬と白崎主任のいる会社は広告代理店なので、色々な企画をするのも大事な仕事なんですね。
それにしても、桃瀬が金城さん以上にパワハラに遭っていた事が判明していましたが…。
目の前で企画書を破り捨てられたというエピソードを見て、ちょっと言葉が出ないくらいショックでしたね。
本当にこんな上司がいたら、その場で泣いちゃいそうです…。
それに比べて、白崎主任は自分の経験を桃瀬に話してあげて緊張感をほぐそうとしていました。
やっぱりというべきか、自ら天然エピソードを盛り込んでの応援ですが…。
自分のやり方を押しつけてくる上司より、何倍もいいと思います。
上司に間違えてヒラメの写真を送るなんて、白崎主任しか出来ないですけどね…。
しかも、ヒラメだと思った魚が本当はカレイだったという2段オチに笑っちゃいました!
ヒラメとカレイはそっくりですが、全然性格が違うんですよね。
ヒラメは小魚などを食べるので、歯が鋭くてキツそうな顔をしています。
カレイは小さなエビやゴカイなどを食べるので、おちょぼ口なんです。
水族館のまめ知識コーナーでやってて、なるほどな!と感心しました。
最近の水族館はお客様の為に展示方法やイベントなど工夫してくれるので、すごく楽しいですよ!
白崎主任も桃瀬も、この企画のために水族館に足を運んで新しい発見をしたり、どうしたらお客様に喜んでもらえるかを一生懸命考えたんですよね。
そう思うと、普段私達が目にしている広告も並々ならぬリサーチや労力が費やされて出来ているんだと言う事を知りました。
そして桃瀬が初めて企画書に合格をもらえたシーンは、感動しちゃいました。
努力が実って、尊敬する上司にクラッカー鳴らして貰えるなんて夢みたいですね!
クラッカーなんて、お誕生日くらいしか鳴らさないと思ってましたが…こんな使い方も素敵だなと思います。
ここでも天然っぷりを発揮して、クラッカーの中身を全部被ってしまう主任に癒やされました。
髪にいっぱい色々つけていて、一人パーティー状態です…!
今までは白崎主任に色々教えてもらって修行中の身でしたが、これで一人前に近づいたと言ってもいいのではないでしょうか。
主任ももらい泣きしそうになっていますし…(絵ではクールな表情で、結構解りづらいですが)。
これで、また二人の絆が強まりましたね!
今回の見どころは、白崎主任が桃瀬の為に一生懸命アドバイスするシーンです。
自分の天然エピソードを交えながら応援してくれたので、桃瀬も変なプレッシャーを受けずに頑張れたのだと感じました。
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新しい上司はど天然 1巻書き下ろし1のネタバレでした。