君にシナリオ。最新話ネタバレ 1巻5話　デートで見せた渥美の意外な一面

2021年7月18日 2021年8月14日

前話では、有無も言わさぬ笑顔で渥美から「デートしましょう」迫られたゆかり。断ると事実婚の嘘が周囲にばらされるのではと不安に思うゆかりは、しぶしぶ承諾します。渥美には彼女がいるのに、浮気にならないだろうかと考えながらも、渥美の狙いを探るべく意気込むゆかり。一体どんなデートになるのでしょうか？最新話　君にシナリオ。1巻5話のネタバレ感想です！

君にシナリオ。最新話ネタバレ 1巻5話　ネタバレとあらすじ

　渥美の提案で映画を観ることにしますが、まだチケットを取っていないという渥美に驚くゆかり。てっきりデートのシナリオを作ってくるだろうと思っていたので、観たい映画を相談して決める展開に、本当にただのデートじゃない？とソワソワしてしまいます。
映画が共通の趣味とあって、ついつい話が盛り上がる二人。映画の好みや感想を言い合ううちに「ふつうに楽しいかも･･・？」と素直に楽しんでいる自分に気付きます。油断しすぎたと反省するゆかりは、渥美のデートの狙いを探るべく気持ちを引き締めます。
映画館に着き、渥美が飲み物を買いにいったのを待っていると、そばに居たカップルが「一人で映画館寂しくない？」「私も無理～」と話し始めました。わざわざ口にしなくてもいいのに、とため息をつきながら、居心地の悪さをかんじるゆかり。
そこに渥美が現れ、「一人で映画館に来られないなんてダサくないですか？」と聞こえるように言い放ちます。あきらかに怒っている渥美の手を引き、慌ててその場を離れるゆかり。
席に着くと、渥美は熱血なところがあると言うゆかりに対し、誰にでも噛み付くわけじゃないとムキになる渥美。「恩田さんだからですよ」とじっと見つめてくる必死の姿は、普段の余裕しゃくしゃくな姿とは違い可愛らしく感じるのでした。
別れ際、映画が微妙だったので、デートもあんまりだったのではと落ち込む渥美。思わず笑ってしまったゆかりは、渥美の真意を探ることはできなかったけれど「ちゃんと楽しかったよ」と満面の笑顔で返すのでした。
家に着いた渥美ですが、そこには例の女性がくつろいでいました。女性は部屋探し中で、渥美の家に居候しているようです。冷たくあしらうところを見ると、彼女ではないのかも･･･？

感想

渥美くんの狙いを探ろうと、まるで果し合いのつもりで挑んだゆかりでしたが、普通に楽しそうなデートでしたね！もっと淡々とした形式的なものになるかと思いきや、映画の話で意気投合するし、無邪気に感想で盛り上がる様子はめちゃくちゃ楽しそうでした。え、もうこのまま二人付き合っちゃえばいいじゃん！と自然に思うほど。
そして今までの余裕ある雰囲気とは違って、渥美くんの等身大の男の子像が垣間見えて可愛かったですね！映画の賛否について、ゆかりと一緒の意見だと一気に喜ぶところも、「デート微妙でしたよね」としょんぼり落ち込む姿もグッときちゃいました。これだけ見るとゆかりのこと、めちゃくちゃ好きじゃんって思っちゃいますよね？
渥美くんはイマドキの若い子かと思いきや、ゆかりが取引先から言葉のセクハラを受けたときも、カップルから聞こえよがしに一人映画は寂しいとバカにされたときも、ガンガン相手に噛み付いていっちゃうんですよね。正義感が強い熱血タイプなのかと思いきや、なんにでも反応するわけではなく「恩田さんだからですよ」という答え。つまり、ゆかりを侮辱されるのが許されないと･･･何これもう告白かなって錯覚しちゃいました。
「誰かにいじられるのが痛々しいから？」と自虐的につっこむゆかりに対し、必死で否定しながらもなぜなのかは言い出さない渥美くん。「本当にわからないんですか？」とじっと見つめてくるんですが、好き以外答えが見つからない。デートが楽しかったと満面の笑みで返すゆかりに、思わずドキッとする渥美くんの表情も可愛かったなあ。
ラストシーンでは、PCに向かって文章を書く渥美くんの姿が描かれています。渥美くんは脚本家を目指しているようで、ゆかりといった場所や話した内容などを元に創作しているようです。最初はシナリオを作るためのネタとしてゆかりに近づいてきたけど、ゆかりのことを知るうちにだんだんと惹かれていったパターンかな？今後の二人の展開が気になりますね。

今回の見所は、ラストシーンで描かれた、渥美くんと同居中の女性についてです。渥美くんの塩対応から彼女ではなさそう！女性に対し寝室を使っていいというぐらいだから、親密な関係だとは思うのですが、一緒に寝るということではなさそう。つまり、姉妹という説が濃厚じゃないでしょうか。
ゆかりは彼女の存在を気にしていたので、彼女じゃないと分かったときの反応が気になりますね！ゆかりもまんざらではなさそうだし、本当の事実婚になったらいいのに！