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タイトルが海月姫と、とても可愛かったため、読んでみた作品です。タイトルからお姫様のような可愛く上品な女の子が出てくる作品だと思って読み始めたのですが、いい意味で裏切られました。

可愛くお姫様のような女の子の物語ではなく、けして可愛いとは言えない、少し変わった地味で個性的な女の子たちが、可愛い女の子に負けじと、汗水垂らしながら必死でもがきながら生き抜いく様が、時にはコミカルに、時には力強く、時には感動的に描かれている作品でした。

読み進めていると、おなかを抱えて笑ってしまう時と、何だか色々なことが考えさせられて涙がでる時がありました。

この2つのギャップが常に作品の世界観の中で展開されており、私はすっかりこの独特なギャップにはまってしまいました。小学生の時から多くの漫画を読んできましたが、このような独特の世界観を感じられたのは初めてでした。

涙か出るシーンでは、自分の20代の頃をよく、思い出していました。

20代で社会に出た頃は何も分からず必死にもがいていました。また、違うと思ったことをはっきり違うと口にできず、集団の中でなじめず毎日悩んでいました。

30代の今、社会にも慣れ、いつの間にか違うと思うことはなくなり、集団にもなじめています。余裕もあります。20代の頃より、生きていることが随分楽になりました。

最近はそれで良かったと安心していた自分がいたのですが、この作品を読み、心がざわざわしています。本当にこれでいいのか分からなくなってしまいました。

20代の頃は大変でしたが、今では感じることのない充実感・解放感・達成感がたくさんありました。作品を読み終えた今、充実感・解放感・達成感を取り戻してみてもいいかなと思っています。

海月姫 1巻
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