無料で読む!「もののべ古書店怪奇譚」のネタバレ 感想
漫画のタイトルが気になり購読しました。色味はどこかレトロで、万人受けする見た目の主人公ではありませんが狐顔で今旬の俳優さんに多そうな顔立ち。タテコミは初めて読みましたが、スルスルと読めるのでいいですね。
本編ですが、怪談とサスペンス要素があり内容と絵柄がとても合っています。ただ怖いのが苦手な方は少し注意した方が良いかもしれません。
主人公と行動を共にする少年シロも可愛いだけの健気な少年かなと思って読み進めていましたが、物語の要に関わっていることがわかり続きがとても気になりました。ただ明るい話では決してないし、途中にギャグ要素も特別ないので読み進めて少し気が重くなります。
人々に巣食う闇、社会の闇、化物など色々出てきます。主人公の正太郎も鬼ですが人は食わず、怪我もすぐ治す様子もなく、それよりも本が好きというので酔狂な者という印象。伏線が色々あるのでしょうが、正太郎は本屋の主人に何か恩義があるのでしょうか?
1つの話自体は短編が多いのでサクサク読めます。シロが何故正太郎と行動を共にしているのかもこれから詳しく描かれるのでしょうか?何故子供の姿なのかも気になります。あとあまり女性の姿がない漫画だなと思いましたが、これも話が進んでいくうちに変わっていくのかなと期待しています。
絵柄と内容がマッチしたこの漫画がどのように進み、正太郎がどうなっていくのかとても楽しみです。全編カラーというのも電子漫画ならではの楽しみ方なので、ずっと見ていたいです!