前回のお話で、飛発を作っていた小屋に忍び込んだ猫猫。
神美に見つかってしまい絶対絶命でしたが、楼蘭(子翠)の機転で難を逃れました。
薬師として不老の妙薬を作るよう命令された猫猫は、砦に連れていかれます。
同行していた翠苓と話し、子翠と異母姉妹であること、神美は危険人物であると感じるのでした…。
薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~最新話17巻69話のネタバレ感想です。
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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~最新話17巻69話のネタバレとあらすじ
切り立った崖の上にある砦に連れて来られ
た猫猫は、翠苓と薬の調合ができる部屋に入りました。
神美を怒らせるなと釘を刺しつつも、以前この部屋にいた薬師とは知り合いだった様子を見せた翠苓。
彼女が後宮に忍び込んだ事件から今までを振り返り、猫猫は全ての事柄が周到に準備されていたことに驚きを隠せません。
過去を振り返っている途中、壬氏はどうやって宦官として後宮にいるのだろう?と疑問に思った猫猫。
女性のまま宦官として潜り込めた翠苓に、詳しく話を聞きました。
男性のままでは到底難しいことがわかり、壬氏は皇帝の縁者なのかもという考えが浮かびますが…。
今の状況を何とかしなきゃ!と、答えを先延ばしにします。
その後、砦の位置や飛発の製造、異国の特使とのやりとりを思い出し、戦をする気かと翠苓に問う猫猫。
その答えを出すのは私ではないと答え、翠苓は部屋を出ていくのでした。
その頃、後宮で羅半の報告を受けていた壬氏。
子昌の治める地域で砦の拡張が進んでいることを知り、謀反ではないかという話が出ます。
論議している最中に、羅漢がイライラした様子で部屋に入ってきました。
壬氏の身分や後宮の内外で自由に動けることはお見通しの羅漢は、未だに宦官のフリをして動かないことに腹を立てていたのです。
愛娘の猫猫が攫われた怒りをぶつけられ、壬氏が耐えていたところに、今度は羅門が現れました。
ケンカ腰になる前に、礼をもって伝えたいことがあるのだろう?と羅漢を諌める羅門。
すっかり大人しくなった羅漢は膝をつき、片方の手を拳にして掌に当てた後、子昌を討つために軍を動かしてほしいとお願いします。
これは宦官の壬氏に向けたお願いではなく、皇帝や皇帝の代理のものに向けた礼だーー。
猫猫のある言葉を思い出した壬氏は、逆賊・子昌を討つ覚悟を決めるのでした。
感想
今回のお話で、やっと…やーっと壬氏が動き始めました!
私は猫猫がどんどんヤバイ状況になってヤキモキしていたので、うおおぉ!と興奮気味になりましたよ。
猫猫サイドも壬氏サイドでも、大きなポイントになるのは壬氏の正体。
娘を溺愛している羅漢たちの様子と絡めると、より一層面白さが増します。
今回は、「猫猫、過去を振り返る」「キレる羅漢」「遂に壬氏が覚悟を決める!」の3つを考察してみましょう。
猫猫、過去を振り返る
神美の鞭打ちは免れたものの、明らかに秘密の拠点っぽい砦に連行された猫猫。
脱出する機会もなさそうですが、ずっと薬を作っていられて嬉しそうだったのは彼女らしいですね(笑)。
初めて翠苓と後宮で出会った時のことなどを思い出していましたが、この途中で壬氏の身分について考え込んでしまいます。
…私としては今までの壬氏と猫猫のやりとりをおさらいしてくれて助かるのですが、肝心の猫猫は今更アレ?といった様子。
普段の推理は鋭いのに、壬氏絡みになると途端に鈍くなるのも、ちょっと可愛いなあと思いました。
もしかしたら皇帝かその縁者…?と予想しておいて考えるのを止めたのは、今までののような関係に戻れなくなるのを恐れたのでしょうか。
壬氏が猫猫を好いているのは、彼女が身分関係なく自然体で接してくれるところですよね。
壬氏が自分で身分を明かしてしまったら、軽口を叩いたりは出来なくなってしまいそうです。
…いや、明かそうとしてたけど五黄に誘惑されて失敗したんでしたっけ(笑)。
こんなギリギリまであやふやな二人ですが、壬氏の方は後には引けないところまできています。
猫猫も囚われているうちに、自分の気持ちの整理を進めててほしいですよね。
壬氏との再会はどんな形になるのかわかりませんが、ちょっとでも素直になっていてほしいな…。
恋愛は苦手そうな猫猫ですか、成長に期待しましょう!
キレる羅漢
クセ者…というかクセしかない男・羅漢が久しぶりに登場!
私も大好きなキャラなので、たくさん喋り倒した今回は羅漢に引っ張られっぱなしでした。
養子の羅半と壬氏が話している所に割って入ってきた時の表情は、腸が煮えくり返ってるのが全開です(笑)。
後宮に残っている人達はデキた人が多いので、こういう暴れキャラが来ると一気に注目が集まりますね!
宦官で居続ける壬氏にブチ切れるシーンは、大事な娘を早く助けたいという想いでいっぱいです。
猫猫のことになると目の色が変わるオヤジですから、本当だったらさっさと自分で軍を率いて討伐に行きたかったんでしょう。
でも、国に対して謀反を企てている子昌を討つのは、皇帝かその縁者でなければならない…。
私も羅漢に同感で、部屋の中でうじうじ考えてたって猫猫は救えません。
何なら、この場で正式な手順を踏んで猫猫を取り戻せるのは壬氏しかいないのです。
大事な猫猫を取り戻すため、みんなが団結して頑張ってほしいなと思いました。
遂に壬氏が覚悟を決める!
後宮で宦官として動いていた壬氏ですが、羅漢の訴えを聞いてやっと覚悟を決めたようです。
壬氏が皇帝だったら話は早いのですが、皇弟(しかも不義の子かもと思っている)という立場で悩み続けていたんですね。
…高順や馬閃など、周りの従者に恵まれている壬氏ですが、自分が本当に皇弟の血筋じゃなかったら離れていくと思ってるのでしょうか?
位とか地位関係なく自分自身を見てほしいって感じなのに、壬氏が1番縛られているような気がしてちょっと悲しくなりました。
そもそも、猫猫にはたくさん助けて貰ってるんだから…さっさと動けー!!って気持ちになっちゃったのは私だけでしょうか?
助けて貰ったお礼に色々するんじゃなくて、相手が困ってる時にどう動いてくれたかの方が真心が伝わるのになぁ…。
羅漢にボロクソに言われている時もじっと耐えていた壬氏ですが、自信もなくてカッコ悪いかなという感じです。
我慢強いのかもしれませんけど、羅門のアシストが無ければ可哀想ってなるくらいでした。
でも、私はここから激変する壬氏が見られるだろうという期待でいっぱいですよ!
元々子昌とは、後宮の中でも政策などでやり方が違うようでした。
命を狙ってくる程ですから、堂々と討伐出来て猫猫も助けられるならいい事だと思うし、壬氏もスッキリするんじゃないでしょうか?
…ただ、気になるのが子昌の狙いですよね。
自分が皇帝や今より上位の地位に着きたいのなら、その理由は何でしょう?
猫猫が推理しているように、戦を起こすなら、リスクよりも大きな目的やメリットがあるはず。
私が読んだ限りだと、子昌本人が「これを成し遂げたい」っていう目的がまだ曖昧なんです。
太皇太后と仲良しで、色盲があるから王族の試練はクリアできそうで…。
隠れ里や砦の雰囲気からすると、子昌の治めている地域はあまり裕福ではないのかな?というのはわかりますね。
隠れ里のお祭りで虫の串焼きがあったり、虫害で困っているようでしたから、領土も広げたいのかなぁと考えました。
ただ、こんな正統派な理由じゃ子昌っぽくない気がしますよね?
狸なんて言われているくらいだし、もっと個人的な目的がある気がするのですが…ギリギリまでわからないパターンでしょうか?
子翠や翠苓たちの動きも気にしつつ、壬氏たちとの直接対決を待ちましょう!
今回の見どころ
今回の見どころは、羅漢が壬氏に兵を挙げるよう頼むシーンです。
初めは猫猫を助けられないもどかしさでイライラ最高潮でしたが、羅門の前だとタジタジになる所は笑えますよ!
その後、羅一族が中国特有の礼で壬氏の前に頭を垂れているところは、戦乱の始まりを予感させてドキドキしました。
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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~最新話17巻69話のネタバレでした。