前回のお話で、二人は白い子ネコに出会います。
ゆっくり心を開いてくれたネコは、白崎主任と一緒に住むことになりました。
新しい上司はど天然 ネタバレ1巻6話のネタバレ感想です。
新しい上司はど天然 1巻6話のネタバレとあらすじ
今日も元気に出社した桃瀬は、いつも通りの席で業務をこなしています。
ちょうど後ろの席の白崎主任が、桃瀬に声を掛けようと振り向きます。
しかし、勢いよく回りすぎて結局一周しちゃった主任。
朝から天然パワーは健在です。
気を取り直して、桃瀬に今日は火災報知器の点検でベルが鳴ることを伝えた主任。
それを聞いた桃瀬は、前の職場で遭った火災事件のことを思い出してしまいました。
ボヤで済んだけれど、逃げる上司に突き飛ばされて怪我をしたのです。
今は仕事に集中しないと!思うのですが…実際に点検が始まってベルが鳴り始めると、また胃が痛くなってきました。
すると急に、桃瀬の腕をガシッと掴んだ主任が「火事だ!逃げるぞ!」と言ってきたのです。
え…?!と思った桃瀬に、どうした?おんぶするか?と気を遣う主任。
しばらくすると点検だった事を思い出し、照れながら「すまん」と謝ります。
後ろで課長が我慢しきれず笑っていましたが、桃瀬は主任の優しさと天然インパクトによって、過去の火災事件を完璧に忘れる事が出来たのでした。
そして、本当に火事になったら主任を本気で守りたい…!と思うのでした。
感想
今回は珍しく、二人が社内でお仕事をしている回でした。
意外にも外回り中や帰り道とかのエピソードが多かったので、どんな事をやらかしてくれると楽しみだったのですが…。
1ページ目から、椅子が回り過ぎてしまう主任にほっこり癒やされてしまいました!
格好良く決めたらデキる男アピールになるのに、しっかり外してくる辺りは天然としか言いようがありません。
でもこの椅子で回るのって、子供のみならず大人になってもワクワクしませんか?
私、家具屋さんとかで椅子に座ると必ずやっちゃいます。
三半規管弱くて、すぐ気持ち悪くなるクセに止められないんですよね…。
誰も見てないからやっているけど、主任みたいに目撃者がいたら気まずさでいっぱいになりますよね。
案の定、主任も照れちゃっていますが、余計な言い訳をしない所が余計にいいなと毎回思っています。
ここで言い訳がましくお喋りしてしまうと、天然エピソードの余韻が残らないという感じがするんですよね。
やっぱり、白崎主任は寡黙に照れてる姿が一番可愛いなと感じます。
そして火災ベルを聞いて、過去の嫌な事件を思い出してしまった桃瀬。
パワハラ上司は、いざっていう時まで非道い奴なのがわかるエピソードでしたね。
前に起きた大きな地震で私も体感したのですが、こういう非常事態の時こそ人格がむき出しになるんだな…と痛感しました。
我先に食品を買い占めようとする人や、駅員さんに暴言を吐くおじさん…。
自分の為だけに生きていこうとする人間を目の当たりにして、色々考えてしまいました。
こんなパワハラ上司たちだけが助かっても、その先にあるのは争いだけだと思うのです。
最後の一人になっても、誰かを思いやる事もせず生き残った先に得るものって何でしよう?
白崎主任の様に誰かを助けたりする姿勢を見せて、その助けてもらった人が違う誰かの助けるという「いい連鎖」が起きた方がよくないですか?
他人を助けられない人は、結局他の人から助けて貰えるチャンスを失うこともあるのです。
海外のホラー映画なんかは、先に脱出しようとした人から殺られていきますよね。
実際、桃瀬はいざとなったら主任が助けてくれる事を知りましたし、僕も主任を助けるんだ!という気持ちも芽生えましたしね。
まあ、自分で点検だからな!と言っておいて忘れているうっかり主任にププッとしてしまいましたが…。
白崎主任は避難している途中でも天然パワーを発揮しそうで、若干心配でもありますが…相棒の桃瀬が上手くカバーしてくれそうです。
白崎主任と桃瀬のようなほんわかコンビがたくさん居たら、なんだかほっこりする世の中になりそうでいいな…なんて思ったお話でした。
今回の見どころは、火災と間違えた主任が桃瀬を連れて避難しようとしたシーンです。
点検なのにうっかり本当の火災だと思ってしまった天然っぷりと、部下を心配してくれる優しさに、桃瀬同様キュンとしました。
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新しい上司はど天然 1巻6話のネタバレでした。