トルコではひょんなことがきっかけでお金持ちになった人の話がよくあるそうです。
そのため、作者の夫は日本のホームセンターで便利なものを見つけてはトルコに持ち帰っているのですが、今のところは大きなビジネスチャンスにはなっていない様子。
アメリカンドリームならぬターキッシュドリームを叶える日は果たして…?!
新トルコで私も考えた 最新話 10話のネタバレとあらすじ
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新・トルコで私も考えた、最新話10話のあらすじを紹介していきます。まだ本編を読んでいないかたはネタバレ注意です。
10話は、トルコの人々の視線についてのお話です。
作者が25年前に結婚してトルコに住み始めたころは、日本人が珍しかったのか、近所の人たちから声をかけられることが多かったんだそうです。
このことは作者だけの実感ではなく、トルコ在住の作者の友人たちも同じことを証言しています。
ただ、当時の作者はいまほどトルコ語が堪能ではなかったため、街を歩くたびにからかわれることにうんざりしていたそうです。
しかし、現在のイスタンブールはアラブ系の移民が増えたり、住んでいる東洋人も増えたので、昔ほど外国人が珍しくなくなったのか、声をかけられたり、からかわれることが少なくなりました。
そんな作者が1番初めにトルコの変化に気がついたのは、西暦2000年のころです。
トルコから日本に移り住んだ作者が、子連れでトルコに遊びに来ても街の人たちはまったく話しかけなくなっていたのです。
急に話しかけられなくなったことを不思議に思った作者がトルコの家族に理由を尋ねたところ、外国人が増えて珍しくなくなったこと、そして人をジロジロ見ることは失礼なことだとトルコ人が学んだからだ、という結論にいたりました。
確かに外国人が珍しくなくなれば、じろじろ見られることもありませんよね。
ですが、昨年の夏、作者が1人でバスを待っていたときのことです。
待ち合わせ先に行くために乗るはずだったバスの出発が、急にキャンセルになってしまいます。
慌てる作者ですが、まわりのトルコ人たちは慣れているのか落ち着いています。
しかし、作者は落ち着いてはいられません。バスが走らなければ待ち合わせに遅刻してしまうからです。そこで思い切って周囲の人たちにどうしたらいいのかと助けを求めると、先程までポーカーフェイスだった彼らが、嬉しそうに他のバスを案内してくれたのです。
外国人(作者)をジロジロ見るのは失礼という感覚はあるものの、心の中では作者の存在が気になっていたのかもしれません。
ひとまず無事に他のバスに乗り込んだ作者がひと息つくと、今度は隣に座った若い女性が「シャツの後ろのタグが出ています」と声をかけてくれました。
とっさにお礼を述べる作者ですが、シャツのタグが出ていることに気がつくには、首の後ろを注意して見ていなければいけないはずです。
作者はバスが出発するとき、ほんの一瞬、バス停の方を振り返っていました。時間にして0.5秒ほどのことです。
タグが出ていることに気がついた女性は、その0.5秒のスキに作者を密かに見ていたのかもしれません。
時代が変わり、あからさまに人をじろじろ見なくなっても、トルコ人は今でもまわりの人を観察しているのかもしれません!
なかなかあなどれませんね(笑)
…ところで、時代といえば日本も平成から令和へと変わりました。
来月号では令和になってから初のトルコへ行った作者が、トルコの最新情報を届けてくれるようです。次もどんなお話になるか楽しみです。
感想
トルコは親日の人が多いと、どこかで聞いたことがあります。
作者が過去によく声をかけられたのは、もしかするとそういった背景もあるのかもしれません。
個人的には、他人でも声をかけるトルコ人の親しみやすさは良いなぁと思いました。
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以上、新・トルコで私も考えた最新話10話のネタバレでした。