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前話で、過去に向き合う決心をした雷二。ずっと避けていた蜜郎を呼び出し話をすることにしました。久しぶりに会った雷二は勇気を出して蜜郎へ気持ちをぶつけます。蜜郎はなぜ黙ってチームを抜けてしまったのか?その問いに蜜郎が答えた驚きの内容とは?!今回は妻とのすれ違いに苦しむ雷二のお話です。3巻番16話 いつかのいつかネタバレ感想です!

 

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いつかのいつか 最新話ネタバレ 3巻16話ネタバレとあらすじ

いつかは友人である「なつめ」と「れい」と三人でランチをしていました。いつもと違うキラキラとしたいつかの姿を見て、なつめもれいも「肌キレイ!メイクも上手くなったね」と褒めます。

今まではそこまでメイクに関心が持てず、「とりあえずつけとけ」ぐらいにしか考えていなかったいつか。この年で誰かに自分に似合うメイクを教わるのも気が引ける…しかし蜜郎

はそんなメイク初心者のいつかを馬鹿にすることなく、「運命のコスメを見つけるお手伝いをするからいつでも聞いて」と優しく接してくれたと話します。

「蜜郎の本当に好きなものがあるところが好き」と自然とノロけてしまういつかに、友人たちはにこにことしながら「いつかが楽しそうで安心した。うまくいっているんだね」と喜びます。

その言葉にギクリとするいつか。二人には心配されるので本当のことは伝えられずにいましたが、実はまだ蜜郎はいつかのことを恋人として「好き」ではないのです。

以前より距離は近づいているとはいえ、自分が蜜郎に対して抱いている「好き」と同じではないと気づいています。蜜郎の気持ちはどうすることもできないと分かっていながら、もっと近くで触れてみたい…なんて考えてしまうのでした。

 仕事中、「奥村サト」の漫画がドラマ化する話になり、実は人気漫画家の奥村が雷二の妻のだったと知り驚くいつか。パートナーとともに仕事の実績を出しながら、家事に育児に取り組む雷二に驚きを隠せません。蜜郎とも仲直りし、不倫のデマも下火になり、順調に思える中間を羨ましく思うのでした。

 一方その頃、雷二はひどいクマをつくりながら仕事をしていました。今日も帰ったら育児に家事に追われ、それからまた仕事…とうんざりします。

いつも以上に気持ちに余裕がなくなっているのは、妻・サトと口論したからでした。

蜜郎とも話せたことで、サトともちゃんと話し合えば分かり合えるはず、そう思っていたのに…。

蜜郎と会った日、帰宅すると疲れたサトが出迎えます。娘・チカの機嫌が悪くて大変だったと残し、そそくさと仕事部屋に戻っていきました。

チカの様子を見に行くと、どうやらのどが痛くてワガママになっていたようです。「不機嫌なのは風邪気味だったから、それだけは分かってあげて」とフォローする雷二に、「熱はないんでしょ」とあしらうサト。

雷二が話を聞いてといっても、ネーム中はイライラしているのわかってるだろ?とサトが吐き捨てます。以前からサトの「ある言葉」に不快感を覚えていた雷二は、ついに決定打となる嫌味をぶつけてしまうのでした。

サトは最近雷二が妙に突っかかってくると仕事仲間に愚痴をこぼすと、実は…と雷二の不倫の噂を聞かされて!?

感想

冒頭の恋する乙女・いつかに可愛い姿にほっこりしていたのに、ラストの雷二の夫婦仲危機にズゥーンと落ち込んじゃいました。落差激しすぎませんか?(笑)

小さな娘がいる私としては、雷二の話は共感の嵐でしたね。ぜひ子育て世代に読んでほしい回です。きっとあなたも頑張りすぎてる雷二に同情しちゃうはず。

仕事をしてても、頭のどこかで帰宅後のスケジュールをシュミレーションしちゃうんですよね。

ぐずる子供の相手をしながら夕飯の準備をし、必死で食べさせた後はだらだらする前にお風呂。嫌がる子供に歯磨きをして、なかなか寝ない子供に苦戦しながらの寝かしつけ。

一緒に寝てしまいたい気持ちをグッとこらえて、疲れ切った体をなんとか動かすだけでも表彰ものなのに、そこから洗い物や洗濯物など残っていた家事を片付ける。

雷二はさらにそのあと仕事をしてるんですよ!?想像するだけで無理無理、そんなの体壊しちゃいますよね。

 一方、サトは家事も育児もほとんどノータッチ。仕事が気になるあまり、娘が風邪気味だったことにも気づけないほど。雷二に対して、「仕事を辞めたいならやめればいい」なんて言うんです。これ、めちゃくちゃ失礼ですよね。

お金のためにとりあえず働いているならともかく、雷二は編集の仕事も評価されています。蜜郎に編集が向いていると言われ、同僚であるいつかも天職だと思われているぐらいです。

雷二の気持ちなんてまったく考えてないし、むしろ仕事をやめてくれた方が漫画に集中できるぐらいにしか思ってなさそうで辛かったです。

確かに漫画家のサトは読者からのプレッシャーが大きい仕事です。原稿を落としてしまうと社会的信頼を失ってしまうし、「私の仕事は替えがきかない」っていうのもわかる。

(ちなみに漫画家として抱えるプレッシャーがめちゃくちゃリアルで、作家さんの気持ちが色濃く反映されてるんだろうなと感じました)

それでも自分の言動に反省するどころか、子どもを産む前はもっと気を配ってくれていたのに雷二が変わってしまったと相手を責める始末。

結婚してパートナーがいて、出産して母親になったのなら、もう少し自分の意識も変えなきゃいけないと思うけどなあ。雷二やチカの話を全然聞いてないですよね。サト、ちょっとマイペースすぎる。

しかもここにきてようやく下火になった不倫のデマがでてきちゃうんです。やっと収まったのに~!「これって旦那さんの話じゃない?」なんて不倫の噂を聞かせる仕事仲間もどうなのよって感じですよね。

しかもサトも雷二の不倫の噂をすっかり信じ込んでしまっている様子。いや、雷二がこんだけ忙しいのにいつ不倫なんてできんのよ(笑)

このままじゃ雷二がかわいそすぎるので、なんとか誤解が解けて報われてほしいです。

今回の見どころは、恋の力で可愛くなったいつかを取り上げたいんですが、やっぱり雷二がサトと口論するシーンですね。こちらまで胸がヒリヒリしちゃいました。

家事育児負担は共働き夫婦あるあるですよね。「こっちは仕事もしがら家事も育児もしてるのに!」と体力的にも精神的にも負担が大きい奥さんと、「仕事辞めたいならやめればいいだろ!」と相手の仕事をなんとも思っていない旦那さん。

雷二とサトの場合、世間一般とは逆転していますが、わかる…と思わずしみじみしてしまいました。私からしたら雷二は最高の旦那さんだと思うんだけどなあ。

それなのに雷二のことをぞんざいに扱うのが見ていて辛かったです。もっと大切にしてあげてよ~雷二めちゃくちゃ頑張ってるのに。

サトの言動を振り返ってみると、別に相手が雷二じゃなくても、自分の代わりに家事育児をスムーズにこなしてくれる人ならだれでもいいんじゃないって感じちゃうんですよね。

不倫の噂を信じてしまうサトを見て、今度こそ雷二の心が折れてしまわないか心配です。

やっと蜜郎と仲直りして、編集の仕事に対しても前向きになれたのに。

蜜郎と言えば、今回は回想シーンの数コマしか出てこなかったので、ちょっと寂しかったです。次回はたくさん蜜郎が見たいけど、その前にちゃんと雷二が報われますように…!

以上、いつかのいつか 最新話ネタバレ 3巻16話でした。

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