後宮で起こる怪事件を解決するために奔走する、薬屋の少女・猫猫。
彼女の名推理が冴え渡る、異色ミステリーが開幕します!
薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~1巻1話のネタバレ感想です。
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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~1巻1話のネタバレとあらすじ
多くの后妃や官女・宦官と呼ばれる去勢された男たちだけが住む「女の園」です。
花街で薬屋をしていた猫猫は森で材料集め中に誘拐され…後宮に売られたのです。
今日も一人で食事をしていると、東宮と公主の病気の話を耳にします。
次々と亡くなった皇帝の御子に、その母親の梨花妃と玉葉妃までも体調を崩しているというのです。
皆が口々に「呪いなんじゃないか…?」と言う言葉に、薬屋としての好奇心がうずく猫猫。
症状の聞き込みや妃たちの様子を見て、病の原因を突き止めたのです。
猫猫は自らの服を破り、そこに手紙を書き二人の妃の部屋に置きました。
「おしろいは毒…赤子に触れさすな」
その注意に従った玉葉妃は回復し、その赤子も無事に持ち直したのです。
玉葉妃は壬氏という美しい宦官に、この手紙を書いた者にお礼をしたいと言いました。
その命を受けた壬氏は後日、そばかすの女ばかりを集めて「そばかす女は居残りだ」という字を書いた髪を皆に見せます。
字の読めない官女がほとんどの中、学のある猫猫だけがその内容を読めてしまい…。
その反応を見ていた壬氏は、「君は居残りだよ!」と言いいながら腹黒い笑みを浮かべます。
ハメられた!と悔しがる猫猫ですが、仕方なく壬氏と共に玊葉妃の元に行くことに。
そこで白粉の成分・中毒症状などを説明し、薬屋としての知識を披露します。
見事な推理と知識をもって事件を解決した猫猫を、壬氏は寵妃の侍女として迎え入れる事にしたのでした…。
感想
今回の漫画は、後宮を舞台にしています。
後宮って聞くと、女同士の確執と執念とか…ドロドロしたイメージですよね?
ドラマとかでも世継ぎ問題で争ったり、皇帝の寵愛を巡って意地悪したりとあまりスカっとする内容のものは少ないんじゃないかと思います。
ですが、この薬屋のひとりごとは…そんなドロドロ模様より、薬と毒が大好きな猫猫が怪事件を推理していくんです!
猫猫が薬屋としての知識をフル活用して、こっそり動くところと…それを目ざとく見つける壬氏のコンビが最大の魅力ですね。
主人公の猫猫は、そばかすに平均的な顔つきで…お世辞にも美人とは言い難い女の子です。
仕事仲間と仲良くしている様子もあまり無
く、話しているときは聞き込みのような内容ばかり…。
しかし知識欲は旺盛で、それを自らひけらかそうとはしない賢い面を持ち合わせています。
自分の好きなものになるとのめり込んでしまう、変わった女の子という印象を受けました。
後宮で起こった呪いの正体を暴きますが、猫猫の薬屋という職業と作業が似ている点が多いですよね。
現場の状態や被害者を観察して推理を導き出すのと、患者の状態を聞いたり観察して薬を処方する薬屋の仕事…。
つまらない後宮でのお仕事に飽き飽きしていた猫猫には、まさにうってつけの事案だったのでしょう。
自分の経験や知識を総動員してアタリをつけていく彼女の手腕は、お見事としか言いようがありません。
そして彼女の真の持ち味は…見た目とは裏腹に、口がとんでもなく悪い所です!
男として機能はしなくとも、その美しさから皆に天女とまで呼ばれている壬氏を…タ◯ナシ呼ばわりしています。
しかも心の中で連呼した挙げ句、壬氏に手を取られたときの表情ったら…!
心の底から、うへぇ…って嫌がっているのがわかるんです。
花街で過ごしていたからか、見た目には惑わされず内面を見透かしているのかも知れませんね。
さて、そんな猫猫が「面倒くさそうな奴」に認定した壬氏。
そばかす女の中から猫猫を探し当てるシーンで、彼も中々のキレ者であることがわかります。
しかし猫猫とは違い、自分の美貌も上手く使って相手を懐柔するのが得意なタイプ。
腹の中では色々な策略を練っている二面性も、好みが分かれるポイントでしょう。
猫猫は毛嫌いしてましたが、私も初見で出会ったら…ドン引きすると思います。
見た目がいい人って…ちょっと自信がある態度が見えると鼻につくんですよね。
謙虚さがなくて、いつか自分もいいように手の平で踊らされてしまうのでは…?という危機感が芽生えるんです。
そんな相性最悪な関係から始まった猫猫
と壬氏。
怪事件も気になりますが、この二人がどこまで仲良くなれるのかを追うのも楽しそうだと思えたお話でした。
今回の見どころは、壬氏に手を取られた時の猫猫の表情です。
私が読んできた漫画の中でひどい顔ランキングをつけるとしたら…間違いなくトップが取れるくらいのお顔!
キレ者の一面とのギャップに、心を鷲掴みにされました。
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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~1巻1話のネタバレでした。