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前回のお話で、ヴィオラ・サファイアの広告塔として頑張る決意を固めたヴィオラ。

護身術や罠抜けの技も習得し、ドレスをサーシスにお披露目しました。

ペアリングを作りたいと申し出たサーシスの提案を、キッパリ断ったヴィオラですが…?

誰かこの状況を説明してください!
最新話7巻46話のネタバレ感想です。

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誰かこの状況を説明してください!最新話7巻46話のネタバレとあらすじ

夜会行く支度を終え、メイドから指輪を渡されたヴィオラ。

作った記憶がないですが…と不思議に思いながらつけていると、サーシスがやってきました。

ヴィオラがふとサーシスの手元を見ると、そこにはお揃いの指輪が輝いていたのです!

左手の薬指につけていて欲しいと頼むサーシスの言葉を聞き、ロマンチストだなと思うヴィオラなのでした。

パーティー会場に到着し、手を繋ぐ二人。

ヴィオラは二人で決めたエスコートの形に満足しながら、程よい距離感を楽しみます。

パーティーの主催者であるアルゲンテア卿の家族・セロシアとカラテアと言葉を交わし、挨拶回りを始めますが…。

数々の貴族たちに、ヴィオラ・サファイアをさり気なくアピールするサーシス。

その見事な話術と宝石を身に着けたヴィオラを見て、皆がヴィオラ・サファイアの虜になるのでした。

一通り挨拶回りを終えたヴィオラは、人々の視線が気になって仕方ありません。

すっとヴィオラの耳に顔を寄せ、ヴィオラが一番輝いているからだと囁くサーシス。

バーベナの婚約パーティーも兼ねていると聞いたヴィオラは、彼女がサーシスを好きだった事を思い出しました。

複雑な心境に気づいたサーシスは、何があっても貴方と会う運命でしたから…!とヴィオラの手の甲にキスをしたのです。

大勢の人が見守る中、顔を真っ赤にするヴィオラ。

パーティーの主役であるバーベナに会っていない事に気づき、一生懸命顔を思い出そうとしますが…。

カレンデュラ様に似てる方ですよね!と痛いところを突き、サーシスはゴホゴホとむせ返ります。

ダンスを踊っている人達の中からバーベナを見つけますが、以前とは違った様子に驚く二人なのでした。

感想

ラブラブ度★★★★★

焦らして焦らして…やっとやってきたパーティーの日!

なんだかすごく久しぶりな気がして、待ち遠しかったです。

お屋敷での生活もいいですが、やっぱり華やかな雰囲気も魅力的ですからね。

そして…パーティーならお任せ!サーシスが、今回は大暴走します。

見ているだけで恥ずかしくなるようなシーンが盛り沢山でしたので、今回はラブラブ度MAXですよ!

「ペアリングのシーン」「ヴィオラの切り返し」「カレンデュラの名前が出た!」
の3つに絞って、お話を振り返ってみましょう。

ペアリングのシーン

前回のお話で、ペアリングを作ることを拒否したヴィオラですが…。

サーシスはちゃっかりお揃いのリングを作った上、気づいてくれと言わんばかりに指に嵌めて登場していました。

ヴィオラに意見聞いた意味ないじゃん!と、ツッコまずにはいられません。

しかも…左手の薬指にずっと嵌めていて欲しいと、ヴィオラにお願いしているんです。

これはもう、結婚指輪として渡しているようなものですよね!

こんな忙しい準備の時にサラッと渡すの?と思ったのですが、案外上手くいったのかもしれません。

ヴィオラは恥ずかしがり屋なので、面と向かって指輪を渡されるのも苦手そうですよね?

おまけに今回のパーティーで、ヴィオラはサファイアの広告塔になると約束してしまっています。

この指輪はサファイアを敷き詰めたデザインなので、他の貴族たちへのアピールにもうってつけですよね!

なので、ペアリングを着けるのは断れないだろう…と考えていたのかもしれません。

サファイアのお披露目という目的に便乗して、自分のしたい事まで成し遂げてしまったサーシス。

なかなかキレる頭脳の持ち主だな…と感心しました。

…正直なところ、攻めの姿勢がちょっとキモい!とも思いましたけど。

普通の女性ならサプライズっぽくて嬉しい方が大半だと思うのですが、私はグイグイ来られる予感を感じちゃうと冷めちゃうんですよね。

ヴィオラもハメられた!とハッとした後、嬉しいとは答えたものの…せっかく用意してくれたんだからと気遣っているような気がしました。

左手の薬指に指輪を嵌める意味を、ヴィオラに説明するサーシス。

「愛の進展・絆を深める」という意味だそうですが、サーシスの希望が込められているようなシーンでした。

読者の中には契約結婚とか愛人がいた人のセリフか!とツッコむ人も多そうですね…。

多分ここを笑えるかどうかは、どのくらいサーシスが好きか・過去の過ちを許せるかで変わってくると思います。

普通の女性ではなかなか許せないと思うのですが、相手はヴィオラなので希望アリかも…?!

パーティーに行く前からアタック強めのサーシスですが、この後もどんどん攻めまくりますよ!

ヴィオラの切り返し

ドレスアップした姿を見たサーシスは、いつものように歯の浮くセリフをヴィオラにかけていましたね。

普段なら恥ずかしがるヴィオラですが、ちょっとサーシスに対して遠慮がなくなってきたな…と思うような返しをしています。

こういう雰囲気って、仲が良くならないと出来ない芸当ですよね!

さり気なく自然な会話が楽しめるようになって、絆が深まっているのを感じました。

そんなヴィオラですが、うまく返せたのは屋敷にいるときだけ…!

パーティー会場では、サーシスから不意打ちの囁き・手の甲にキスなどの攻めに翻弄されています。

畳み掛けるようなキラキラシーンが続き、ラブラブで見どころ満載でしたね。

ヴィオラが一番綺麗ですとか、出会う運命だったとか…歯が浮くようなセリフをポンポン出してくるサーシス。

すっかりサーシスのペースに振り回されているヴィオラですが、この後大反撃が待っていたんです…!

カレンデュラの名前が出た!

バーベナを探している途中、一生懸命顔を思い出そうとするヴィオラ。

バーベナはサーシスが好きだったので、以前に会った時はライバルのような位置付けでした。

縦巻きロールでゴージャスな容姿を思い出し、サーシスの元愛人・カレンデュラに似ていると言い放ったんです!

意地悪で言った風ではなく、天然でポロッと思った事が出ちゃった…という感じでした。

これを聞いたサーシスはむせ返りますが、いつも自信満々な彼でもさすがに効いていましたね。

つくづく、後ろめたい過去を作っちゃダメだよなぁ…と感じました。

今までの数々の甘々セリフが、ヴィオラの一言で木っ端微塵になったような威力ですもん(笑)!

夫婦になるとパワーバランスの話が出ますが、この二人の場合はヴィオラが強くなるでしょう。

旦那の過去の弱みを握った上に契約結婚という条件を飲み、惚れられている状況だからです。

これでヴィオラの性格が強かったらカカア天下の完成ですが、優しいのが救いですね。

昔から女性が優位な方が結婚生活はうまくいくと言いますし、この二人の行く末も楽しみです!

今回の見どころ

今回の見どころは、ペアリングを身に着けた二人のシーンです。

ロマンチストのサーシスがちゃっかり内緒で作り、子犬のような目で左手の薬指に嵌めていて欲しいとお願いするシーン。

男性ながら、今流行りのあざとさも感じてしまいますね。

その後もやりたい放題のサーシスですが、ヴィオラに過去を蒸し返されるというオチにも笑ってしまいました!

しっとりとした雰囲気に変化していたバーベナと、二人の再会シーンにも期待大です。

 

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誰かこの状況を説明してください!最新話7巻46話のネタバレでした。

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