前回のお話は、桃瀬が白崎主任と働く一日を紹介するという形でお話が進みました。
朝から帰り際まで天然な白崎主任に、一緒にいるだけで癒やされていましたね。
今回のお話は…？
新しい上司はど天然 ネタバレ2巻12話のネタバレ感想です。
新しい上司はど天然 2巻12話のネタバレとあらすじ
桃瀬達が働く会社の上司・青山課長。
彼は幸せな家庭を築くために必死で働き、マイホームを買ったのに離婚してしまいました。
広い家で一人きりになった課長は、「くまってちゃん」というかまってちゃんなクマにハマります。
くまってちゃんのぬいぐるみを大量に購入して家に飾り、寂しさを紛らわす毎日です。
翌日、会社のみんなに髪を切ったことを気づいてもらいたい青山課長。
しかし部下の金城君は、美容室に行くためあっという間に帰ってしまいました。
しゅん…としていると、白崎主任が珍しくメガネをしていることに気づきます。
課長のように仕事が出来るようにと、真似をしたみたと照れながら言う主任。
ちょうど同じタイミングで、部下の桃瀬が「くまってちゃんジュース」を差し入れてくれました。
同時に青山課長のケータイが鳴り、金城君から「課長が髪を切っていたので、羨ましくて美容室に駆け込んでしまい…挨拶を忘れてました」とメッセージを貰います。
…みんな、私の事見てくれてる！
大事にしてくれてるっ！！
そう実感した青山課長の表情は、瞬く間に晴れやかな笑顔に変わります。
そしてみんなに「うちに住む？」と聞きながら、ルンルン気分に浸るのでした。
感想
今回は白崎主任の上司・青山課長がメインのお話でした。
イケメンなのにかまってちゃんな性格ですが、その理由が明らかになります。
彼は1巻で金城君の教育係として登場していて、密かに白崎主任をライバル視していた時もありました。
クールなのに天然で、自然と周りに注目される白崎主任が羨ましかったんですよね。
現実でも天然じゃない人が頑張って、面白おかしくしようとしている事がありますが…うちの旦那は、「天然には勝てない」ってよく言っています。
私にも言ってきたので「どういう意味よ？！」と問い詰めた事もあるのですが、自分で気づいていない所も含めてだよと返されました…。
いまいち釈然としないですが分析してみると、お笑い芸人さんが例えるのにピッタリかなと思いました。
コントが得意なジャルジャルさんや和牛さんVS天然要素が強い出川哲朗さんや狩野英孝さんって感じですかね？
コントももちろん面白いし、M−１グランプリなんて最高ですけど…天然組の突然の笑いって、しょーもないけどとっても笑えるんですよね！
しかも年齢問わず、言語がわからなくても伝わるというメリットがあります。
コントは予定調和が基本にあるので、ある程度の予測が出来てしまいますが、天然はいつ来るかわからないドキドキ感もプラスされるんです！
これを自分の意思関係なくやってのける天然さん…青山課長が羨ましがるのも無理ありませんね。
しかし青山課長も負けじと、「かまってちゃん」キャラを全面に押し出してアピールしています。
このかまってちゃんのきっかけになった理由に、青山課長の離婚があります。
マイホームを買ってローン返済に奔走していた間、妻は寂しくて浮気してしまったそうですが…。
青山課長、可哀想すぎですよね。
夢のマイホームのはずが、あっという間に只の借金屋敷になってしまったんです。
私だったらマイホーム購入の時点で、死ぬまで添い遂げる覚悟じゃないと…ローン返せないし！！と思っています。
そんな寂しさを、くまってちゃんぬいぐるみで埋めているのですが…大きなソファが大小様々なくまってちゃんでいっぱいなんです。
くまってちゃんに囲まれてソファに座る青山課長には、哀愁が漂っています。
このソファに妻と子供達で家族団らんしていた予定なのに…と思うと、更に切ないですね。
そんな彼を笑顔にしてくれる、会社の部下達！
それぞれ青山課長を気にしているんだな…という言動が伺えました。
特に桃瀬の、くまってちゃんジュースを差し入れしたシーンは大好きです！
これならすぐに気になる人にやってあげられるし、重くなり過ぎないアピールで好感度が上がりました。
いつか青山課長の広い家で、皆で宅飲みとかお泊り会をしたら楽しそうですよね！
そんなシーンを期待しちゃいました。
今回の見どころは、青山課長と部下のやり取りのシーンです。
青山課長、プライベートはどん底でも会社ではいい部下に恵まれ幸せいっぱいでした。
寂しそうな表情の課長がぱあっと笑顔になる所は、毎回可愛くてキュンキュンさせられますよ！
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新しい上司はど天然 2巻12話のネタバレでした。
