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エレガンスイブ3月号より連載が始まった「花束をもう一度」。作者のancou先生は、同人誌『TRICkSTar』が話題になった注目の作家です。

今作は仕事も恋にも裏切られたアラサー女性のお話です。心身ともに疲れ果て、全てを捨てて実家へ戻った先で出会ったのは・・・?花束をもう一度、最新刊11話の感想です!

 

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花束をもう一度 最新刊ネタバレ 11  ネタバレとあらすじ

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東京で彼氏と同棲しながら暮らしている30歳OLの葉菜は悩んでいました。入社以来可愛がってもらっていた上司に、嫌がらせを受けるようになったのです。

この日も前日に急な出張を言い渡されていたにも関わらず、「なくなった」の一言ですまされるのでした。思い当たるのは、上司と打ち上げ帰りに二人きりになったときに誘いを断ったこと。その日以来手のひらを返され、今まで気にかけてくれていたのは、自分の仕事への評価からだと信じていた葉菜は深く傷つくのでした。

 

雑務を押し付けられ深夜に帰宅した葉菜が目にしたものは、彼と知らない女性との浮気現場でした。糸が切れてしまったかのように「私 帰るね」とだけ残し、タクシーで実家へ帰るのでした。

 

会社も退職し、無職となった葉菜は両親と弟がいる実家で暮らし始めます。今はただ休みたい・・・そうな葉菜の目の前に現れたのは、美しい庭師の青年でした。

 

感想

都会の忙しい生活に疲れたアラサー女性を題材とする漫画が増えているように思いますが、恋愛要素だけでなく家族の温かさや植物や自然の優しさが描かれていて、読んでいて幸せな気持ちになります。

 

とはいえ、物語冒頭に描かれる立て続けの不幸がリアルさがあって辛かったですね。葉菜は典型的なお姉ちゃん気質の女性で、小さい頃から人から寄せられる期待に応える行き方が染み付いてしまっているのではないかと思います。

真面目に一生懸命生きているのに、信頼していた上司や彼氏に裏切られあんまりですよね。

 

そんな葉菜が実家で出会ったのは、無愛想だけど優しい庭師の青年・りょうちゃん。このりょうちゃんがとってもカッコいいんですよね!庭師といえど弟と同じくらいの若い青年で、新たな恋の予感大です。

 

今話のキーワードともなる花束について、退職時に上司からもらったセンスのない花束と初めて出会ったりょうちゃんがくれた花束が対照的に描かれていましたね。

 

上司の花束はダリアにリンドウ、プロテアにグロリオサと、どれも個性の強い花ばかりです。花に罪は無いとはいえ、もらっても複雑な気がしますね。

 

ただ少し気になるのが、上司が自分で花束を用意するといって聞かなかったそうですが、趣味の悪さは本当に嫌がらせのためだけなのでしょうか。ただ単に花に鈍い男性のチョイスミスなだけじゃないのかな・・・葉菜に対し、少しでも申し訳なさを感じていればいいなと思います。

 

 

今回の見所は、なんといってもりょうちゃんが花束を渡すシーンですね。

 

疲れ果てた葉菜がようやく見せた心からの笑顔に、とてもほっこりしました。無口でギロっとにらむ表情から怖い人なのかと思いきや、きっと恥ずかしいだけなのだと思います。

 

りょうちゃんがその場で作った花束を葉菜に渡す場面も素敵ですよね。葉ばかりを集めたグリーンの花束、というのがりょうちゃんの人柄を表しています。

 

全てを捨てたからこそ出会えたりょうちゃんと、少しずつ距離を詰めていくのかな。これからの二人の展開が楽しみなお話でした!

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以上、花束をもう一度 最新刊ネタバレ 11話でした

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