前話では、ついに葉菜とりょうちゃんが勢い半分に関係をもってしまったお話でした。
どう思っているのか?これからどうなって行きたいのか?お互いが気持ちを確かめないまま、流れに身を任せてしまいます。
きちんと話をしようと決意した葉菜は、りょうちゃんに電話をかけますが繋がらなくて・・・?花束をもう一度、最新話3巻14話の感想です!
花束をもう一度 最新話ネタバレ 3巻14話 ネタバレとあらすじ
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りょうちゃんは大地の付き添いで東京まできていました。待ち合わせ場所で大地の気になる女性・奈々を待つ間、葉菜も再就職の話で東京に来ていると知ります。
葉菜から何も聞いていなかったりょうちゃんは、言う必要は無いと思われているのか?とショックを受けます。
そこに奈々と友達の桃がやってきました。
カフェで大地と奈々は楽しそうに話を楽しんでいる中、りょうちゃんは葉菜の再就職の話で気もそぞろになっていました。
見かねた桃が電気屋に行くとりょうちゃんを連れ出し、二人とは別行動を取ることになります。
その頃の葉菜は同じ東京で、取引先から産休に入ったスタッフの代わりに働かないかと打診を受けていました。
業界としても有名企業でとてもありがたい話ではある反面、自分の年齢を考えるといつ結婚・出産をしてもおかしくないのに・・・とモヤモヤしてしまいます。
ちょうどプリンタのインクが切れていたことを思い出し電気屋によった葉菜は、そこで思いもよらない光景を見てしまい・・・?!
感想
りょうちゃんが大地の付き添いをOKしたのが意外でした!女の子と2対2で会うなんて、葉菜のことちょっとは考えなかったのかな。
大地との電話ではなんて返していたんだろう~明かされないままでモヤモヤしています。
しかも初対面の見知らぬ女の子とあんなに楽しげにおしゃべりするなんて・・・なんで葉菜に対してだけ無愛想なんでしょう。初対面のときなんて、悪気はないにしろ葉菜を睨みつけてましたよね。
それにしても前話からまさかの急降下な展開で驚きでした。二人の距離が縮まったと思っていたのに、まさかこんなにも離れてしまうなんて。
無力な自分でも葉菜の助けになれたことが嬉しかった、でも彼女が一人で立ち上がったらどうやって側にいたらいいのかわからないと考えるりょうちゃん。
恋人も仕事も住む家もなにかも失いぽっかりと空いた穴を、りょうちゃんで埋めたかっただけなんじゃないのかと気付く葉菜。
お互いが保身だけで距離を近づけていたなんて、そんなこと無いでしょ~っ?!ちゃんと二人は惹かれあっていたと思っていたのに。
じゃないと自分には見せたことのないりょうちゃんの優しい笑顔にショックを受けるはずもなく、りょうちゃんもあんな一瞬で葉菜を見つけて、後を追いかけるなんてしないはずですよね。
このままちゃんと気持ちをぶつけ合わないまますれ違ってしまうのかな・・・葉菜は東京で再就職、りょうちゃんとは何も無かったかのように疎遠になってしまうのでしょうか?
それはそれで大人の恋としてはよくあることなのかもしれないけど、今まで二人を見守ってきた読者としてはバッドエンドですよね・・・。辛い経験をした二人だからこそ幸せになって欲しいなあ。
なんといっても今回の見所は、葉菜が本当の気持ちに気付いたシーンですね。
「りょうちゃんの笑顔を見てみたいと思ったことがない」・・・かなりグサッときました。それってつまり、好きじゃないということ・・・?
自分の独りよがりな感情に気付き、思わず人ごみの交差点でしゃがみこんでしまう葉菜。無関心な態度で横を通っていく人々から「東京らしさ」を感じて、さらに辛くなりました。
後をおいかけたりょうちゃんは、しゃがみこんでしまった葉菜に救いの手を差し伸べられるのでしょうか?
次号ついに最終回!どんな結末を迎えるのかドキドキです!
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以上、花束をもう一度 最新話ネタバレ3巻14話でした。