君にシナリオ。最新話ネタバレ 2巻12話　渥美から事実婚を迫られるゆかりの答えは？

2022年4月28日 2022年4月28日

前話で、渥美の書いた脚本を読み、「事実婚の嘘をやめてほしい」という本当の目的を知ったゆかり。和解できた二人でしたが、渥美から事実婚を本当にしてしまえばいいと言われ、「俺と事実婚をしましょう」と立候補してきて…？！最新話　君にシナリオ。2巻1１話のネタバレ感想です！

君にシナリオ。最新話ネタバレ 2巻12話　ネタバレとあらすじ

　脚本では、最終的に国木田（渥美がモデル）がハルカ（ゆかりがモデル）に、「先輩の特別な存在にしてくれませんか」と告白し結ばれるお話でした。　

拗らせ37歳のゆかりは「そんなシナリオ通りになるか」と悪態をつきます。しかし同僚女性に事実婚の相手を紹介しなければならず、しぶしぶ渥美に相手役をお願いすることに・・・。

　笑顔で承諾する渥美は、本気でゆかりと事実婚をするつもりでいます。脚本が二人をモデルにしているのなら、ストーリーと同様に渥美もゆかりのことを誠実に思っているはず。信じたいと思うゆかりでしたが、居座っている元カノが気になり「どうするつもり？」と聞きます。

どうしたら出ていくのか、俺の方こそ知りたいと頭を悩ます渥美。ゆかりは相談もかねて週末会う？と尋ねます。子供のように「行く！」と無邪気に答えるに渥美の反応に、ゆかりは不覚にもときめいてしまうのでした。

　週末、映画を見た後食事をしながら感想を言い合う二人。とても居心地がよく、これじゃふつうのデートだと恥ずかしくなってきたゆかり。本来の目的であった元カノとの話を聞くと、ゆかりは「執着されちゃったね」と答えます。

　渥美のそばにいれば手に入ったであろう未来に執着している、自分でもよくないと分かっているのに止められない…その気持ちはよくわかるとゆかりは切ない表情で話します。

　ゆかりはどうやって執着を手放してきたのかと聞かれ、「キラキラとしたものではなく、なんでこんなものに執着していたんだろう」と気づいたから・・・？と、自分でもはっきりとしないまま答えます。

そしてゆかりはふと気づきます。事実婚の偽装なんて全くキラキラしていないのに、どうしてやめられないんだろうか、と。

別れ際、渥美から改めて事実婚の話を持ち出されますが、「性急すぎる」と断るゆかり。

しょんぼりとする渥美を励まそうと、ゆかりが出した答えとは…？！

感想

渥美くん、ゆかりに対して猛プッシュです！いつの間にそんな感じだったの？最初からずっとゆかりのことが好きだったのかな。

渥美くんが書いた脚本では、「先輩の特別な関係になりたいです」と告白して二人が結ばれるんですが、これは一種のラブレターではないの？もうゆかりが好きですって脚本を通して言ってるじゃん。

ゆかりも渥美が自分のことを好きだってわかってるんですよね。事実婚の相手にも本気で立候補してくれているし。でもそこは結婚も子供もあきらめた37歳。一筋縄ではいかないんですよね。相手は会社の年下の後輩だし、本気になって傷つくのが怖いよね。信じたいのに信じてもいいのか不安になっちゃう。

しかも相手の家には、元カノが居座ってますしね（笑）そんな男から告白されても、そこきっちり清算してからにしようよってなるわな～。

ゆかり曰く、元カノは「渥美と続けていたら結婚していたかもしれない未来」に執着しているっていうの、なるほどなと思いました。渥美の態度から見ても修復不可能なのは本人がよくわかっているのに、それでもどうしたらいいのかわかんないんですよね。ちょっと手ごわそうだけど、やっぱりちゃんとお別れしてからゆかりにアプローチしてほしいですね。

でも二人でデートしているシーンは、すごく良かったです。自然体だし、二人の共通の趣味である映画の話で盛り上がっているところは、本当に楽しそう。渥美くんなら大丈夫なのではないの？！

事実婚を本気でしようとする渥美に対し、不平不満ではなく渥美の心配をまずしてました。事実婚の偽装なんてむちゃくちゃなことも、渥美くんが助けてくれたから続けてこれたというゆかり。きっともう渥美くんのことが好きなんだろうな。

でも事実婚を今すぐなんてできない、そんなゆかりが出した答えは「もっとキラキラした関係にしたい」でした。そのために、一緒に考えてくれない？と聞くところがゆかりらしくっていいですよね。どこか先輩後輩が抜けきらないというか、甘いだけの雰囲気じゃないところに惹かれちゃいます。

今回の見所は、わんこ渥美くんの嬉しそうな笑顔や、顔を真っ赤にして恥ずかしがるゆかりも捨てがたいのですが、やっぱりラストのセリフですね。事実婚は性急すぎると断りながらも、渥美くんとの関係を進める決意をしました。渥美くんなら信じても大丈夫。一歩前進ですね！「キラキラした関係」ってつまりはお付き合いするってことになるのかな。あ～早く続きが読みたいです！