君にシナリオ。最新話ネタバレ 2巻8話　渥美の狙いが明らかに！

2021年10月20日 2022年4月19日

前話で、渥美がゆかりを抱き寄せる場面を目撃してしまった南野。ゆかりを尊敬する南野は、渥美が新婚のゆかりをたぶらかしていると勘違いします。

南野は渥美を呼び遠回しに牽制するも、『(抱き寄せる所を)見てたんでしょ？』と不敵に笑う渥美。カチンときた南野は、「恩田さんをたぶらかす人は私が許しません！」と宣言し…？！

最新話　君にシナリオ。2巻8話のネタバレ感想です！

君にシナリオ。最新話ネタバレ 2巻8話　ネタバレとあらすじ

渥美は南野に誤解されていることをゆかりに伝えようとしますが、ことあるごとに南野が邪魔をし、なかなか2人きりで話すことができません。ようやく二人きりになれた渥美が状況を話すと、ゆかりは驚きため息をつきます。

渥美は南野にも事情を話し仲間にしようと提案しますが、ゆかりは断ります。未婚のアラフォーは結婚したフリをしないいけないくらい辛い思いをする…まだ若い南野にそんなことを思わせたくない、と答えました。

辛そうなゆかりを見て、渥美は事実婚の嘘はもう辞めましょうと言います。しかしゆかりに辞めるつもりはなく、心配してくれてありがとうとその場を立ち去っていきました。

仕事を終え、渥美はとある人物と食事をしていました。五十嵐というその男性は、渥美と同じ脚本家のスクールに通う生徒で、コンクールでも受賞経験のある実力の持ち主です。渥美は五十嵐に自分の書いた脚本を読んでもらい、アドバイスを求めていました。

五十嵐は、『ハルカ』が事実婚を偽る動機がわかりにくい、シナリオを書く『国木田』が何をしたいのか見えない、と指摘します。「国木田はハルカをどうしたいの？」と問われ、自分と重ね合わせる渥美。「助けたいんです…救われたことがあるから」とゆかりの笑顔を思いながら呟きます。「それを書いたほうがいい」と五十嵐に言われふっきれた渥美は、その日から寝る間を惜しんで脚本を書き続けます。

仕事に戻らない渥美を探し、会議室に来たゆかり。そこには居眠りをする渥美の姿がありました。ふと机の上の書類に目をやると、『女はアラフォーになっても結婚するふりをしなくちゃならない』『国木田は相槌も打てない』などと書かれており、言葉を失うゆかり。

「渥美くんの狙いってもしかして…？」動揺するゆかりは就業後、渥美に直接確かめようと後を追いますが、意外な人物とぶつかってしまい？！

感想

今回は渥美くん目線でのストーリー展開だったので、彼の謎に包まれた行動の理由が明らかになりましたね！

当初「事実婚のシナリオを書かせてください」と近づいてきた渥美くんでしたが、本気で脚本家を目指し、スクールにまで通っていたとは驚きです。テレビの新人コンクールに応募するため、ゆかりをハルカと、渥美くんを国木田と名前を変えて、今までのやりとりを赤裸々にシナリオにしていたようです。

自分に内緒でモデルにされて、行動や言動を脚本にされるってプライベートがあけすけになってしまって、あまりいい気がしないですよね。渥美くんは敵なのか味方なのか？ここまで読んでる限り、渥美くんはゆかりに好意を抱いてるよね？って感じる描写は多かったですが、やっぱりあくまでシナリオ作りのためなのかなと不安になっていたところ、初登場の五十嵐さんが。「国木田（渥美くん）はハルカ（ゆかり）をどうしたいのか？」と、読者の抱えていた疑問を代弁してくれました。ありがとう五十嵐さん！（笑）

そして明かされる渥美くんの本当の狙い…ゆかりをネタにして、シナリオ作りを進めているだけかと思いきや、『恩田さんを救いたい』と。以前救われたことがあるから、と話していましたが、仕事のミスをフォローしてもらった、とかでは無いですよね。

渥美くんに事実婚の嘘がバレるまでは、2人はそこまで仲良くなかったみたいですし、ゆかりには思い当たる節もなさそう。一体どんなエピソードなのか気になりますね！

ただ、ゆかりに脚本を見られてしまったのは大ピンチですよね。さらにはパソコンには新人シナリオコンクールの応募ページが表示されていて、趣味で書いているものではないと分かってしまったはず。自分のことをネタにされていたと知ったゆかりは、動揺のあまり会議室を飛び出します。

渥美くんの優しさに触れて、徐々に距離が近くなってきた2人だったのに、ネタにするために近づいたんだと裏切られた気持ちになっちゃいますよね。はたしてゆかりに渥美くんの想いは届くのでしょうか？！

今回の見所は、ゆかりが渥美くんのシナリオを見てしまったシーンも捨て難いのですが、ラストの展開が予想外で面白かったですね。事実を確かめるべく、渥美くんの後をつける中、ゆかりは五十嵐とぶつかってしまい…？！出会うはずのなかった2人、そこに渥美くんも現れて？！波乱の予感です！