前回のお話で、以前とは雰囲気が変わったバーベナと仲良くなるヴィオラ。
サーシスとのダンスで注目の的となりますが、ヴィオラの頬の火照りは収まらず…？
誰かこの状況を説明してください！
最新話7巻48話のネタバレ感想です。
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誰かこの状況を説明してください！最新話7巻48話のネタバレとあらすじ
サーシスにエスコートされ、パーティー会場を後にするヴィオラ。
頬の火照りが止まらない彼女に、サーシスは「目移り」の話を詳しく教えてと聞きます。
ヴィオラは帰りの馬車の中で、必死にユリダリスを皆で取り合わないように配慮したのだと説明しますが…。
ユリダリスは屋敷を出禁にする！と、氷のような瞳で告げるサーシス。
痴話喧嘩を始めた二人を隣で見ていたサーシスの母は、ヤキモチなんてみっともないわよ！と息子を叱るのでした。
翌日、パーティーでの事を思い出すヴィオラ。
サーシスにドキドキしたり恥ずかしくなった理由を考えますが、答えは見つかりません。
…保留！と決めた所に義母がやってきて、王女様たちとのお茶会に参加してくれないかと頼みます。
翌日、緊張しながらも義母と共に3人の王女とのお茶会に参加するヴィオラ。
王女たちは矢継ぎ早に、社交界で大人気のヴィオラに「愛され術」を教えてほしいと言いました。
ヴィオラは遠慮がちに、屋敷では女主人として働くと同時にダンスやマナーレッスンもしていると答えます。
自分磨きもしていて偉い！と褒められても謙虚な姿勢を崩さないヴィオラに、王女たちはますます惹かれるのでした…。
その頃、王宮で国王に呼び出されていたサーシス。
国王は隣国・オーランティアから、親族同士で婚姻関係を結びたいと迫られていることをサーシスに話します。
その上、オーランティアの王女がサーシスと結婚したいと申し出ていたのです。
話を聞いた後、顔色を変えるサーシス。
国王の間から王女たちとヴィオラのお茶会にやってきて、ヴィオラの手を握りながら帰りの挨拶をします。
急にどうしたんですか？！と戸惑うヴィオラの顔を見て、口ごもった後に「何でもない」と答えるサーシスなのでした…。
感想
ラブラブ度★★★☆☆
パーティーもお開きになり平和な日々が戻るかと思いきや、またもやイベントが発生するヴィオラ。
社交界で人気になると、色々忙しくなるんですね…。
それにしても…あんなにラブラブな二人だったのに、この終わり方はどうなのよ！とツッコまずにはいられません。
ヴィオラらしさ・サーシスらしさは出ていますが、相変わらず二人の恋の進展はカタツムリ並みのスローペースです。
「パーティー後・二人の進展は？」「3人の王女様とヴィオラ」「サーシスに結婚話が飛び出す！」の3つについて、お話を振り返ってみましょう。
3人の王女様とヴィオラ
社交界でもヴィオラの名は広まり、遂には王女さまにお茶会に呼ばれるようになりました。
王女とは言っても3人の気さくな姉妹で、あっという間にヴィオラを囲んで話をしているシーンは微笑ましかったですね。
政略結婚は覚悟しているけれど、どうせなら愛されたいと願う王女たち。
契約結婚だったヴィオラと、似たような境遇になるということですね…。
ヴィオラ直伝の愛され術は、日々の努力と自分磨き・謙虚さだと教わります。
この愛され術って、普段の私たちでも実践できる内容ですよね。
会社でも学校でも…能力がずば抜けていて偉そうな人より、日々コツコツ努力して謙虚さがあり、優しい物腰の人の方が人気ですもん！
ヴィオラの愛され術は恋や女性限定ではなく人間的に通用するので、たくさんの人たちに愛されるんでしょうね。
政略結婚というワードがサーシスの身に降りかかる出来事の伏線になっていた事に気づき、この先のお話が大きく動くのかもしれないなと感じました。
パーティー後・二人の進展は？
サーシス相手にドキドキしたり、顔を赤くしたり、目が合わせられなくなったヴィオラ。
パーティーに来ていた人たちにラブラブっぷりを見せつけていたのに、肝心のヴィオラは自分の胸に湧いていた感情が何なのかわかっていません。
…いやいや！わかんないって何よ？！そんなワケある？と、お話を読んでいて思わず声を荒げそうになりましたね。
恋に鈍感なのにも程があるでしょ！！と、ツッコミの嵐です。
ヴィオラとサーシスの周りにいる人達は、既にラブラブ夫婦の二人に深い話はしないのかもしれません。
私も女友だちと恋バナをするとしたら、もう付き合っているカップルの話より片想い中の話の方が乗り気になりますしね…。
ラブラブ真っ最中のカップルに話を聞いても、ノロケ話しか出てきません。
成就してない恋かラブラブにヒビが入りそうな恋の方が、話が盛り上がる気がしませんか？
そう思うと、ヴィオラの周囲も生温かい目でラブラブっぷりを楽しんでいるのかもしれませんね。
そんな環境だからか、ヴィオラは深い恋愛話をする人がいないんです。
普通年頃の女の子だったら…思春期になって友達同士で恋バナに花が咲き、付き合った後にゴールインという流れが一般的ですよね。
ですが、サーシスとの契約結婚が先に来たせいで一般的な流れに沿っていないんです。
奥手なヴィオラですから誰かに相談する事もなく、恋愛フラグ立ちまくりなのにスルーするという状況に…！
普通の恋愛メインの漫画ならいい加減自分の恋心に気づくシーンなのに、ヴィオラは「ま、いっか！」の一言で終了しています。
こうなったのはサーシスの身勝手のせいもあるのですが、いい加減彼が可哀想になってきました。
スローペースの恋愛が見どころの漫画なのですが、正直もうちょっと進展が欲しかったですね。
サーシスに愛されている実感と平和な日々で、恋愛にスパイスが足りないのかも？と思っていたのですが…。
タイミングよくやってきたサーシスの結婚話がどういうことなのか、詳しく見てみましょう。
サーシスに結婚話が飛び出す！
国王から、隣国の王女に結婚相手になってほしいという手紙が来ている事を告げられるサーシス。
この隣国の王女は以前チラッと登場していて、カレンデュラ寄りの濃いめ美人だったと記憶しています。
意味深な人たちだとは思ってましたが、まさかサーシスと結婚したいと言い出すとは…。
相手を指名している所を見ると、サーシス本人を見たことがあるようですね。
サーシスは以前遠征していましたが、その時に彼を見かけたのでしょうか？
表向きは政略結婚のようですが、なんだか深い話になりそうな気がします。
サーシスは当然断りたい話でしょうが、政治が絡んでくるとなると一筋縄では解決しないですよね…。
今回ヴィオラには相談してませんでしたが、もしサーシスの結婚話を聞いたら彼女はどう反応するんでしょう？
答えが出なかった自分の想いに気づき、サーシスとずっと夫婦でいてほしいと願うばかりです。
でも、優しいヴィオラだから…身を引こうとするかもしれないですよね。
今度もサーシスが情熱的に、私の妻はヴィオラしかいないって言ってほしいです。
二人のラブラブっぷりを見せつけて、結婚話なんてぶっ飛ばしちゃえー！と応援したくなりました。
今回の見どころは、サーシスへの自分の気持ちが分からず「ま、いっか！」と言い放つヴィオラのシーンです。
スローペース恋愛と言い続けてきましたが、もうカタツムリよりも遅いと思います（笑）。
突然サーシスにやってきた政略結婚の話がどう展開するのか、それによって恋愛スピードもアップしそうですよね！
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誰かこの状況を説明してください！最新話7巻48話のネタバレでした。
