前回のお話で、壬氏付きの下女になった猫猫。
後宮の女性たちにいじめられそうになるものの、ウソ泣きや演技で切り抜けます。
ある日、礼部の浩然という人が倒れたという知らせが届き…?!
薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~4巻15話のネタバレ感想です。
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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~4巻15話のネタバレとあらすじ
浩然が酒を一気飲みして亡くなったと聞き、酒豪だったはずなのに…?と疑う壬氏。
何か他の原因があるはずだと考え、必死な面持ちで猫猫に調査を頼みました。
壬氏と浩然の関係が気になりつつも、調査を始める猫猫。
浩然が普段飲んでいた酒を用意してもらい、不審な点がないかを確認します。
酒は甘じょっぱい味で、浩然はある時期から甘党になったと壬氏から聞きました。
家族と死別していた事も判明し、ある症例が思い浮かんだ猫猫。
確たる証拠を得るために、倒れた時に浩然が飲んでいた酒の瓶を用意してもらいます。
瓶の欠片に火を点けると、変色する炎…。
浩然の酒は何者かに大量に塩を入れられ、それに気づかずに亡くなった…と猫猫は推察しました。
壬氏は、普通ならしょっぱい味で気づくだろう?と聞きますが…浩然は家族を亡くしたショックで味覚障害になっていたのです。
猫猫は事件を解決しますが、犯人探しには口を出さない姿勢を貫きます。
壬氏は解決のお礼に、上物の酒を猫猫に手渡しました。
後日、猫猫が外廷の庭を探索していると…以前絡んできた女性の一人が声をかけてきます。
ここから先はあなたの立ち入る場所ではないと言い、去っていく女性…。
彼女から匂い立つ不思議な香りと軍部の方からやって来たことに、興味を覚える猫猫なのでした。
感想
今回は亡くなった浩然の死因を探るという、捜査がメインのお話でしたね。
どうやら壬氏は浩然とは仲が良かったようで、度々過去にあった出来事を思い出しています。
いつもはキラキラ笑顔で依頼をする壬氏が、本当に必死な表情をしていたのがとても印象的でした。
壬氏を幼い時から知り、宮中で信頼できる数少ない人物と言っている所から…壬氏があらゆる面で頼りにしていた存在のようですね。
亡くなった浩然は、女遊びもせず家族思いで真面目で…。
上辺だけしか見ない人間を多く見ている壬氏にとって、心を許し本音で語り合えた人だったのでしょう。
浩然との付き合いが長かった壬氏だからこそ、今回の死因は普通じゃないと気づいたんですよね。
いつもは勘が良い猫猫も、初めはお酒の一気飲みで死に至る可能性を挙げるのみでしたが…。
壬氏の話を参考にして、真相にたどり着く事が出来たのです。
不審に思っていた浩然の死の真相を解決して、壬氏はやっと気持ちの整理が出来たのかも…と思いました。
事件や捜査に私情を入れすぎると、真相から遠ざかる時もありますが…今回は真逆のパターンでしたね。
浩然の死因は、心因性の味覚障害によって塩味だけを感じなかった事と判明しましたが…。
壬氏の話だけで味覚障害の可能性に気づく猫猫、相変わらず鋭いですね!
心の病から体を壊すことを知らなければ、解決は難しかったでしょう。
私がこの話を読み進めても、浩然の死因の推理が出来たのは後半の方でした。
心の病からくる不調って、他人には理解されない事も多いですよね…。
今の時代では精神科や心療内科で診てくれるようになりましたが、昔だったら相当珍しいはずです。
猫猫はここでも、薬屋としての経験を活かしていたんですよね!
今までに多くの患者の診てきた猫猫だからこその推理で、普通の人と着眼点も違うな…と思いました。
無事に事件を解決した猫猫ですが、壬氏に犯人は誰かと聞かれます。
猫猫は以前、風明を犯人だと暴いた事を思い出し…犯人探しに協力はしませんでした。
今の猫猫は、自分の一言で誰かが刑に処される…その重責に耐えられないようですね。
私も猫猫の立場だったら、同じ事をすると思います。
自分の一言で誰かの人生を180度変える…大袈裟かもしれませんが、圧倒的な力です。
自分が得意な領分まで仕事をして、後は他の人に任せる…それも選択肢の一つですよね。
でも、これが壬氏のように大切な人が亡くなった事件だとしたら?
少なからず、犯人を暴きたいという思いは出てきますよね。
そうなった時も公平さを保っていられるのか、加害者に罪を償わせるのか?
これからの猫猫の成長を見守りたいです。
今回の見どころは、亡くなった浩然の死因調査を依頼する壬氏のシーンです。
その必死な表情から、大事な人を亡くした悲しさを感じました。
ラストには謎の美女も再登場し、大きな事件に巻き込まれる予感がします…。
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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~4巻15話のネタバレでした。