黄理子がこれまでずっと愛用してきた曲げわっぱが、今泉の不手際で焦げてしまいました。
感情的になった黄理子は、今泉に「あんたなんかいらない 不合格！」と言い放ち、その場から立ち去ってしまいます。
日日べんとう最新話 12巻65話のネタバレとあらすじ
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続きが気になって仕方のなかった「日日べんとう」の最新話がとうとう公開されました！
曲げわっぱはどうなってしまうのか、事務所の人間関係は？？
いろいろと気になることが多い65話ですが、さっそくあらすじを紹介していきたいと思います。ネタバレに注意してくださいね。
65話はギャーギャーと騒ぐ今泉の声から始まりました。
前回のラストからそのまま繋がっているストーリーです。
どのくらい時間が経ったのでしょう。新人2人が先程の出来事についてああだこうだと言い合いをしていると、そこへ黄理子が戻ってきます。今泉は無言の黄理子へ近づき、謝罪を要求し、「紫藤さんのとなりに座りたーい」と黄理子の席を取ろうとします。
大胆な今泉のセリフですが、黄理子はそんな今泉を一瞥し、「座りたいならその席どうぞ」と笑いながら言い放ち事務所を後にします。
この、今泉を一瞥してからの笑顔という表情の移り変わりですが、初見では、黄理子もイヤミなことを言うな～と感じました。
ですが、2回目に改めて読んだ時はイヤミさはあまり感じず、単純に本心から言ったのかもしれないなぁ…と印象が違って見えました。
そして黄理子が事務所に現れなくなった3日後、突然紫藤が帰ってきます。
事務所にやってきた紫藤は、洗い物をしたり散らかっていた事務所を片付け始めます。
それから焦げ臭さをとるためにクロスの張替えをすることにします。
そんな紫藤に今泉はつきまとい、弁当箱を焦がしたことを責めているのか？と尋ねます。
紫藤は普段通りの落ち着いた態度で「今泉さんに悪気がなかったのもわかるし、誰にでも失敗はあります」と言います。
彼は、相手に対して言うべき言葉をわかっているようです。
例えば、紫藤は日本に帰る前に黄理子と電話で話していました。曲げわっぱが焦げたことも、黄理子が悲しんでいることも知っています。
ですが、黄理子に対して「今泉さんは悪気がなかったと思うし失敗は誰にでもある」なんてことを決して言いませんでした。もしこんなことを言っていたら、頭でわかっていても黄理子は傷ついたことでしょう。
紫藤はただただ黄理子の気持ちに寄り添ったのです。
このとき、紫藤が今泉とどんなことを話したかはぜひ本編を読んでみてください。相手にとって必要な言葉を言う、そんな紫藤の存在のおかげで事務所がだんだんと良い方向に向かっていくのがわかるシーンです。
さて、マンションに帰ってきた紫藤は、黄理子と一緒お風呂に入り、彼女が痩せたことを指摘します。
世の中には奥さんがばっさり髪を切っても気がつかない夫がいるようですが、紫藤は本当にいろんなことに気がつきますね！
はたしてこういう変化に気がついてくれる男性は世の中にどのくらいいるのでしょうか。
そして紫藤と会えたことで黄理子も安定したのかもしれません。大きな問題は起こらず無事に年が明け、新人2人は予定通り正社員になりました。
1度は不合格を言い渡された今泉も正社員です。
正社員になった2人は、まかないの手伝いをしたいと黄理子に申し出ます。
なお、手伝いをしようと言い出したのは今泉です。
彼女もまた、紫藤に言われた言葉が胸に響いたようで、変わろうとしていることが伝わってきました。
最悪な結末になっていてもおかしくなかった今回ですが、黄理子と今泉、それぞれが前向きな反省をしたのだと思います。
理性的な男性と、感情的になってしまう女性の違いがよくわかる回でもありました。
感想
最新話は、登場人物ひとりひとりのセリフをじっくり噛み締めながら時間をかけて読みました。
曲げわっぱが焦げたことは悲しいことですが、人は変われるし、成長も出来るんだという前向きな気持ちになれるステキな結末となりました。
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以上、日日べんとう最新話65話のネタバレでした。
