前回のお話で、鉱山を見学した二人。
サファイアの流通に力を入れるため、高級品に「ヴィオラ・サファイア」と名付けますが…?!
誰かこの状況を説明してください!7巻42話のネタバレ感想です。
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誰かこの状況を説明してください!7巻42話のネタバレとあらすじ
旅行中…初めて雨に降られ、ヴィオラは別荘で暇を持て余していました。
それを見ていた侍女・ステラリアは、ウォーキングレッスンをしましょう!と提案します。
ほがらかな笑顔で、ビシビシとヴィオラを指導するステラリア…。
さすがはダリアの娘さんですね…と、ヴィオラはヘトヘトになるのでした。
仕事が一段落したサーシスも合流し、二人で歩き方の練習に励みます。
一般のエスコートが苦手なんです…と言うヴィオラに、手を繋ぐなら?と提案するサーシス。
その後、鉱山の責任者が別荘を訪ねてきました。
サファイアのサンプルを並べ、更に上質な物もあると言っています。
その言葉に反応し、再びヴィオラの顔を見つめるサーシス。
嫌な予感がしたヴィオラは、旦那様?と問いかけますが…。
「ヴィオラ・アイ」という称号にしよう!と、サーシスは目を輝かせたのです。
とんでもない!と慌てるヴィオラですが、周囲にも後押しされ…あっという間に採用されてしまいます。
その上、サファイアの宣伝も頑張ってください!と言われ…。
社交界への顔出しを増やされ、憂鬱になるヴィオラなのでした。
感想
ラブラブ度★★★★☆
前回で恥ずかしいネーミング話は終わったと思っていましたが、今回はそれを上回っていましたね。
「ヴィオラ・アイ」ですよ…!
「ヴィオラの瞳」なんて名前、顔から火が出るほど恥ずかしそうです。
生まれつき高級品に囲まれて、贅沢な暮らしをしている人だったら…サラッと受け入れるのですかね?
私も一般庶民なので、自分の名前が付くなんてのは嬉しくないですかね…。
でも…自分で一生懸命成し遂げた上で、称号として残るのはいいと思います。
未発見の虫に名前をつけられるとか、初めて発見した星に名前をつけるとか…。
好きな人の名前をつけるっていう行為は、貴方の事を大事にしていますっていうアピールのように感じますね。
こんな事をサラッと実行しちゃうサーシスに、失礼ながら笑いが止まりません。
本人は、至って本気なんですよ…!
ヴィオラが恥ずかしいって思うのは、サーシスのデレっぷりがバレてしまうからですかね?
彼は本当にヴィオラにゾッコンで、未だに付き合いたてのカップルのようですし…。
エスコートの練習をする時も、腰に手を回されたりするのは苦手だと言われていましたね。
ベタベタしたいサーシスに、極力距離を保ちたいヴィオラ。
二人がイチャイチャしている場面なんて、夢のまた夢でしょう…。
ヴィオラ・サファイアの知名度を上げるために、社交界のお仕事が増えてしまったヴィオラ。
私も大勢集まる場所に行くのがめっちゃ苦手なので、彼女の気持ちが、よくわかります。
共通の話題を見つける所から始めるから、時間はかかるし気は使うし…。
俗にいう、雑談をする能力に乏しいんですよね。
気の許せる人達とは、マシンガントーク出来るんですが…。
何回も場数を踏めば、マシになるんでしょうか?
ヴィオラの場合は、パーティーに出る回数は少ないものの…そつなく対応出来ていて羨ましいです。
ヴィオラ・サファイアを身に着けて社交界に!とサーシスは発言していますが…彼がみんなの前でノロケる姿が目に浮かびます。
宝石を身に着けて更に美しくなったヴィオラが隣にいたら、ニヤケまくりですよね。
恥ずかしがり屋のヴィオラが、何故社交界での宣伝に協力すると約束したのか…?
それは、サーシスの優秀なプレゼンがあったからです。
高級なサファイアの普及と共に、クズ石で作ったアクセサリーにも同時に着手し…。
村の工芸品として売り出し、領民の収入を増やそうと考えていたんです。
社交界で高級サファイアが流行れば、同時に工芸品も話題になるのでは…と思ったサーシス。
てっきりヴィオラの為だと思いこんでいたので、最後の最後で感心しました!
サーシスがヴィオラにした、領民のために力を注ぐという約束をちゃんと守ってますよね。
この案にはヴィオラを目を輝かせ、頼もしそうな眼差しをサーシスに向けています。
最近のサーシスは、ヴィオラを上手く誘導するようになってきましたね!
彼の純粋すぎて笑いを誘う部分と、頭の良さを活かした手腕…。
そんな彼の魅力に、どんどん惹かれるヴィオラ。
ドタバタラブコメを十分に楽しめて、大満足の回でした!
今回の見どころは、「ヴィオラ・アイ」という名前を提案するサーシスです。
彼女へのラブだけでなく…領民の事まで視野に入れた企画、お見事でした。
お互いに補い合うような関係性も感じられ、これからのヴィオラとサーシスに期待大です!
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誰かこの状況を説明してください!7巻42話のネタバレでした。