サチのお寺ごはん最新話ネタバレ10巻新年1月号　唐丸と過ごすサチの誕生日

2022年8月29日 2022年8月31日

前話では、源導からのプロポーズに悩む聖子のお話でした。源導はサチのことが忘れられず、恋愛感情をフタするために自分と結婚するのだと思い込みます。勘違いする聖子を源導はやさしく抱きしめ、「愛しているのはあなただけです」と伝えるのでした。その夜、寺で二人きりになった源導と聖子。聖子はぎくしゃくする源導を引き寄せ、強引にキスをして…？！続きが気になるところですが、今話はサチと唐丸のお話です！最新話の10巻新年1月号、サチのお寺ごはん感想です！

サチのお寺ごはん最新話 10巻新年1月号のネタバレとあらすじ

今日はサチの29歳の誕生日。唐丸がお祝いに料理を作ってくれるというので、スーパーに買い出しに来ていました。

するとそこに、唐丸と同じ大学のサークルの集団が声をかけます。唐丸の友達と気づいたサチは、慌てて挨拶をしますが、一人の女の子がサチに近づき「マジで彼女なんですか？」と面と向かって言いました。

続けて「こんなまじめな人とどこで知り合ったの？アプリ？ママ活？」と笑います。サチは内心いやかも…と感じながらも口には出さず、なんと返事したらいいのか困っていました。

その時、唐丸が「彼女の前でそういうことを言うな、お前らとは絶交だ」と怒鳴ります。女の子は、ただ唐丸に気が合っただけなのに、そんな風に言うのはひどいと反論しますが、唐丸は「彼女の前でネガキャンするやつ誰が好きになるの？」とぴしゃりと突き放します。

スーパーからの帰り道、あんな事まで言ってしまって良かったのかとおろおろするサチに、唐丸はあれくらい言わないと分からないと返します。

「さっちゃんの前であんなことをいうやつとは関わりたくない」という言葉に、思わずサチの顔も赤くなります。モヤモヤして終わるのではなく、さらっと言ってしまう唐丸に尊敬の眼差しを向けるのでした。

縁泉寺を訪れたサチは、源導から思いやりのある優しい言葉を相手に伝えるという意味の

「言辞施（ごんじせ）」という仏教用語を教わります。

唐丸に対しても思いやりの言葉をかけたいと感じたサチは、「彼女の前でそんなこと言うな」ってはっきり言ってくれて嬉しかった」と言葉にして伝えます。すると唐丸はドキッとするような返事をしてくれて…！？

感想

唐丸の株が急上昇する回でした！源導さん派だった私も、唐丸にグラグラしてしまいました。ごめんね、源導さん…。

そういえば唐丸って、物語当初はかなりパリピキャラでしたよね。サチのことノリでナンパしてたし。でもサチと付き合うようになってだいぶ真面目になったと思います。

そんな唐丸、大学のサークルメンバーに出くわしたときは、めちゃくちゃいやそうでしたね。サチのことをいろいろ言われるのがわかっていたからでしょう。わざわざ遠いスーパーに来ていたそうだし、避けてたんだろうな。

サチはきちんと挨拶をしてるのに、サークルの子たちったら若者ノリというか、ただただ痛いテンションでした。サチのことをじろじろと見て、パパ活ならぬママ活で知り合ったの？とか言った女の子。まじで失礼すぎる。

暗に唐丸とサチが釣り合っていない、サチの年齢が上だってことを馬鹿にしてますよね。言っとくけど、唐丸の猛アプローチから始まってるんだからな！どれだけ唐丸がサチ一筋か見せてやれ！と思った瞬間、唐丸がぴしゃりと一喝したので胸がスカッとしました。

「彼女の前でネガキャンするやつ、誰が好きになるの？」ってまさにそう。名言すぎ。

サチに失礼なことを言ってきた女の子ですが、見た目がいかにも守ってあげたい系女子で男子が好きそうなかんじなんですよね。そんな子が涙目になって、「先輩のこと気が合っただけなのに」とか言われたら、馬鹿な男は悪い気はしないはず。（でも、気が合っただけって好きですらないのかよっていうね。）

少しも揺れることなく、女の子を突き放した唐丸が男前でした。サチの不安を一瞬で取り去る姿にキュンときちゃいましたね。

そんな嫌なことがあっても、瞬間で切り替えて全力でサチのお誕生日をお祝いしてくれる唐丸。彼氏の鏡すぎない？全人類見習うべき切り替えの早さでした。

今回の見所は、唐丸のかっこいいシーンがもりだくさんで迷ってしまいますが…でもラストの唐丸とサチの会話のシーンが一番良かったですね。

「すごくかっこよかったよ」と伝えるサチに、「俺のことさらに好きになった？」なんて返すんですよ！いつものおちゃらけた雰囲気の唐丸ではなく、まじめなトーンで聞くところもドキッとしちゃいますよね。こんなこと聞くあたり、唐丸も心のどこかでまだサチは源導さんのことが好きだったんじゃないかって不安に感じてるんだろうな。

そんな唐丸もまた可愛いですよね！心配しようがないくらい、サチは唐丸のことが大好きなのにね～と一人ムフムフしちゃいました。