サチのお寺ごはん最新話ネタバレ11巻4月号　サチ、唐丸のプロポーズをお断り！？

2022年8月31日 2022年9月1日

前話では、離婚した源導の両親とカフェで居合わせたサチ。離婚の原因は、突然父親が寺を出て行ったことでした。母親も源導を連れて寺を出ようとしますが、「住職になるためにここに残る」と答えた源導。当時中学生だったこともあり、さずかし辛い決断だったろうとサチは心配しますが、当の本人はまったくそんな様子はなく…？学生時代の美男子・源導さんが拝める貴重なお話でした！今話はなんと、唐丸がサチにプロポーズをするお話です！最新話の10巻4月号、サチのお寺ごはん感想です！

サチのお寺ごはん最新話 11巻4月号のネタバレとあらすじ

　源導と聖子の結婚が正式に決まり、縁泉寺は祝福ムードに包まれていました。ただ一人、唐丸を除いては…。源導は一生独身だろうと考えていた唐丸。お祝いの言葉を述べながらも、心の中では源導に結婚を先に越されたことに焦りを感じていました。

自分もサチにプロポーズをしたい、でも入社を控えているのに今すぐは無理、でも結婚するってことにしたい…答えが見つからない唐丸は、そのまま本人であるサチに確認することにしました。

「プロポーズしたいんだけど、どう？」と唐丸から尋ねられ固まるサチ。しかし、瞬時に源導の影響だなと察したサチは落ち着いていました。

唐丸の話をまとめ、「つまり婚約したいってこと？」とサチが尋ねると、「それ！婚約しよ！」と軽いノリで答える唐丸。しかしサチは「それは無理かも」と即答するのです。

これから社会に出ていろんな人と出会って心変わりするかもしれないこと、仕事が落ち着いたら結婚といっても、落ち着くのがいつかわからないことからサチは婚約を拒否しました。

まさかの答えにズタボロの唐丸は、泣きながら寺へと駆け込みました。

事情を聞いた源導はあきれ返りますが、サチにしてもプロポーズをあっさり言われて苦しんでいるはずだと答えます。

その言葉にハッとした唐丸は、急いでサチの部屋へと走り出します。なんと言えばいいのかまとまらないまま突っ走ってきた唐丸でしたが、あたたかく出迎えてくれるサチの笑顔に気持ちが抑えられなくなります。

部屋へと入っていくサチを背中から抱きしめ、半ば強引にキスをしました。あまりのことに顔を真っ赤にして硬直するサチでしたが、唐丸から「一緒に住まない？」と聞かれて…？！サチはなんと答えるのでしょうか！？

感想

唐丸が一人で勝手に突っ走って玉砕して傷ついていたお話でしたね（笑）唐丸らしいといえばそうなんですが、プロポーズの相談ってそれはいやですよね。

結婚って仕事や家やお金といった人生設計考えて、ここ！ってタイミングでするものですよね。勢いが大切とは言え、特に女性はプロポーズを大切に考えている方も多いもの。

それなのに、「なんかとりあえず結婚したい」なんて相談されるなんて、正直ないわ～。

そんな唐突な話にも瞬間的に、源導さんの影響だと察知するサチ。さすが彼女。唐丸のことよくわかってますよね。でもだからこそ冷静になっちゃうというか。唐丸の本当の気持ちじゃないから余計いやなんですよね。

とはいえ、サチって普段は言いたいことを言えずに抱えこんでしまうタイプなのに、はっきりと「無理かも」とプロポーズを断っていたのは意外でした。29歳だし社会人生活もサチのほうが上なんですから、結婚については冷静になりますよね。

いつもは穏やかなのい、「スン」とした冷ややかなサチの表情には笑っちゃいました。

仕事が落ち着いたら式は盛大にぱぁーっとやりたいなんていう唐丸が、結婚を夢見る女子のようで私も憐みの目で読んでしまいました。

恋愛経験ゼロの源導さんでさえ、汚いものを見る目をむけていたのが地味におもしろかったです。「プロポーズ断られたのに別れないんですか？」とかとげのある発言まで飛び出しちゃって、成功者の余裕ですよね。調子に乗るレアな源導さんが見れました。

優しく出迎えてくれたサチの笑顔に、胸がいっぱいになる唐丸の姿はきゅんときちゃいました。後ろから抱き寄せてキスするところもかっこよかったな～しかも同棲の誘いまで！結婚はまだ早いにしろ、同棲だったらいいのでは…？唐丸との恋愛に慎重なサチですが、一体なんと答えたのでしょうか？！

今回は、「俺と一緒にいるのはいや？」と不安げにサチを見つめる唐丸の表情も、唐丸とサチのキスシーンをもめちゃくちゃ良かったんですが、ラストのサチの反応が一番の見どころですね。

抱きしめられ、キスをされたあとに「一緒に暮らさない？」と聞かれたサチ。あまりのことに頭が追い付かず、顔を真っ赤にさせたまま「うん」と答えたんです！ついに唐丸とサチが同棲するんだと思った瞬間、冷静さを取り戻したサチが「やっぱりムリ」と即断ったシーンは思わず吹き出してしまいました。唐丸の熱意におされそうになるも、寸でのところで踏みとどまったサチ。空回り気味の唐丸に対して、この慎重さがちょうどいいのかもしれないですね。