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日本に帰ってきたゆき姐さんは、街を取材中に耳が切れている猫を見つけます。
それは避妊や去勢手術をし地域猫となった猫たちの印でした。

そんな猫たちに複雑な思いを抱いたゆき姐さんですが、ある日、衰弱していた一匹の野良猫を保護します。

野良猫はコオ先生の手によって避妊手術を受け、無事回復し、地域猫として見守られることとなったのでした。

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しっぽ街のコオ先生最新話26話のネタバレとあらすじ

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「しっぽ街のコオ先生」最新話は、坂の上動物病院で唯一の(?)カップルであるホリくんと香子ちゃんがメインのお話です。さっそく26話の内容を紹介したいと思います。ネタバレがあるので注意してくださいね。

香子ちゃんが学校のカフェテリアでお茶をしていると、まわりの女の子たちの会話が聞こえてきます。

内容は、社会人の彼氏に既読無視をされてしまっている、というものなのですが、その会話を聞いた香子ちゃんはホリくんのことを思い出します。どうやら香子ちゃんもホリくんから既読無視をされているようです。

そして既読無視をしてしまったホリくんはというと、入院している患畜の猫、ゴマメの様子が心配で坂の上動物病院に
泊まりこんでいました。ゴマメはホリくんが担当している17歳の高齢の猫で、脳に脂肪肉腫があり、手術の経過の様子を見るために入院していました。香子ちゃんからの連絡を既読無視してしまうほどホリくんはゴマメに向き合っていたのです。

私の香子ちゃんに対する印象ですが、自立した女の子というイメージがあります。
彼氏からの連絡がないとすぐに不安になって、しつこく連絡をする女の子もいるかもしれませんが、香子ちゃんに対してはそのような印象はありません。しかし、そこはやっぱり女の子です。いくら香子ちゃんでも、こんなふうに連絡を無視されたのは初めてのことで落ち込んでしまいます。

ある日、やっと昼食を食べる段階になったホリくんが携帯電話を見ると香子ちゃんからのメッセージが届いていました。ホリくんはそのメッセージを読み、慌てます。ホリくんは香子ちゃんとアニマルセラピーのイベントに一緒に行く約束をしていたのですが、しばらく連絡をしていなかったため、香子ちゃんは別の友達と参加することにしたというのです。

急いで香子ちゃんに電話をかけるホリくんですが、香子ちゃんは「私より仕事が大事だものね!」と険悪な雰囲気になってしまいます。

そんなとき、ゴマメの容体が悪化します。

ホリくんがゴマメの様子を見に行くと、ゴマメは起立不能になっていました。脳の病変に気がついたホリくんですが、CTをとったところ、かなり進行が速く、手の施しようがありませんでした。ゴマメは最後の時を家で過ごすため飼い主に連れられて行きます。

初めて自分の診察の至らなさでゴマメを死に追いやってしまったと、ホリくんは深く落ち込みます。

そしてそんなホリくんを見かねたコオ先生は、香子ちゃんに電話をかけ事情を説明します。

香子ちゃんは公園でやっているアニマルセラピーのイベントに来ていたのですが、コオ先生の電話を受けてすぐにホリくんに電話をかけます。そして、偶然にも同じ公園に来ていたホリくんは香子ちゃんと久々に再会します。

おたがいにこれまでのことを謝り、仲直りをした2人。

香子ちゃんはホリくんにルルというアニマルセラピードッグのルルを紹介します。ホリくんはさっそくルルを抱きしめますが、そこでルルの異変に気がつきます。結果的にルルは病院で診察を受け、大事にはいたらなかったのですが、実はその公園で、ホリくんはゴマメの飼い主に会い、ゴマメの死を知らされていました。

しかし、ゴマメの飼い主はホリくんに前向きな言葉を投げかけ、ホリくんと香子ちゃんはアニマルセラピーの活動が良いものだと再認識するのでした。

感想

ホリくんと香子ちゃんのほのぼのしたお話かと思いましたが、担当していた患畜を自分の診断の至らなさで死に追いやってしまうという、ホリくんにとってはハードな経験をした回だったと思います。コオ先生たちのサポートを受けているとしても、ホリくんにしか感じられない痛みがあるのだと思います。ホリくんに限らない話ですが、人はそれぞれそういった自分だけの痛みと向き合いながら、きっと成長していくのだなあと感じました。

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以上、しっぽ街のコオ先生26話のネタバレでした。

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