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イリヤという俳優のCMがきっかけに、ファーリィバウ(架空の犬種)という犬種のブームが起こりました。

 

急激なブームは衝動飼いにも繋がり、問題も起こる…と、心配したコオ先生は、自分の意見をSNSにあげるのですが、炎上してしまいます。

 

しかし、イリヤ本人の協力のもと、2人はWEB配信で対談を行った結果、好意的な意見が寄せられることになるのでした。

 

 

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しっぽ街のコオ先生最新話 5巻25話のネタバレとあらすじ

 

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イリヤという人物が登場し、にぎやかになってきた「しっぽ街のコオ先生」ですが、最新話は、どんなお話になるのでしょうか。ネタバレを交えつつ5巻25話のあらすじを紹介していきたいと思います。

 

ある日、坂の上動物病院に突然の来客がありました。

 

「この辺のノラ猫たち耳が切れてケガしてるコたちばかりよ!」

 

そう言ってコオ先生たちの元へやってきたのは、日本に帰ってきたゆき姐さんです。

 

彼女は、ウェブライターとして海外に情報を発信するため街を取材中、耳が切れているノラ猫を複数目撃し、コオ先生のもとへやってきたのでした。

 

そんなゆき姐さんに、コオ先生は耳が切れている理由を説明します。

 

ご存知のかたもいらっしゃると思いますが、それは避妊、去勢手術をし、地域猫となった猫の印です。

 

このときコオ先生は、人間の都合で手術をすることについて肯定も否定もしません。ただ、正しい答えは出せない、とつぶやきます。

 

そしてゆき姐さんも複雑な思いのまま坂の上動物病院を後にするのですが、カフェでお茶をしているときに1匹のボロボロのノラ猫を見つけます。

 

そのノラ猫はラーメン屋のゴミ箱を漁り、店員に水をかけられ追い払われてしまいます。

 

世の中がノラ猫に厳しくなっていることを知ったゆき姐さんは、耳カットした地域猫について考え始めます。

 

実はゆき姐さんは結婚したものの、跡取りの子供に恵まれず、離婚して日本に戻ってきたのです。

だからこそ、人間の手で子孫を産ませないようにする行為に複雑な思いを抱いたのでしょう。地域猫についてどう思うか街の人にインタビューを始めます。

 

するとそこで、先程のボロボロのノラ猫を見つけます。そのノラ猫は以前よりも痩せ、弱っている様子…。放っておけないゆき姐さんは、コオ先生と2人で保護することにします。

 

2人は全く動けないほど弱っていたノラ猫を見つけます。漫画だとわかっていても、弱っていくノラ猫の様子がとても辛かったです。保護されてほっとしました。

 

そして保護されたノラ猫は避妊手術後、地域猫となりました。

 

避妊手術のシーンを読むと、コオ先生がどんな思いで手術をしているか知ることができます。25話の中で一番読んでほしいシーンです。

 

突然ですが、地域猫というと私には思い出すことがあります。

それは当時住んでいたマンションでの出来事なのですが、そのマンションには立派な木が生えた中庭があり、ノラ猫たちの住処になっていたんです。

マンションの大家さんは自腹でその猫たちの避妊、去勢手術をしており、東京でもこうやって動物に触れることが出来るんだなぁと心があったまったことを覚えています。

 

コオ先生の手で耳カットをされたノラ猫も、地域猫として登録され、街の人たちに暖かく見守られることになりました。

 

このノラ猫は実は元飼い猫で、飼い猫に捨てられた猫だったのですが、コオ先生やゆき姐さんのような優しい人間に助けられて本当に良かったです。

 

行動力のあるゆき姐さんも素敵な女性です。

 

感想

 

夢想的な漫画はいろいろありますが、「しっぽ街のコオ先生」は現実的な問題にも目を向けています。

 

今回のテーマは地域猫と避妊、去勢手術でした。動物病院が舞台なので、触れることは自然なことなのでしょうけれど、今回も読者ひとりひとりに問題を投げかけ、考えさせてくれました。

 

地域猫ちゃんたちがおおらかに生きていけることを願ってやみません。

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以上、しっぽ街のコオ先生25話のネタバレでした。

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