サチのお寺ごはん最新話ネタバレ10巻7月号　唐丸、サチの指のサイズが気になる！？

2021年7月24日 2021年8月9日

前話は、失恋で傷心の小夜を励ますお話でした。

不倫相手に盲目的に恋をしていた小夜へ、源導は厳しい言葉を突きつけます。

心が折れる小夜でしたが、以前想いを寄せていた小木と久しぶりに再会します。変わらない優しさにドキドキしてしまう小夜は「やっぱり小木さんが好き！」と完全復活するのでした。

今話は久しぶりに唐丸とサチの甘いお話がありますよ！

最新話の10巻7月号、サチのお寺ごはん感想です！

サチのお寺ごはん最新話 10巻7月号のネタバレとあらすじ

引越しも無事終わったサチの新居へ、唐丸が荷ほどきの手伝いに来てくれました。作業する中で、雑誌やお菓子の空き缶の多さが気になった唐丸は、「捨てないの？」と問いかけます。

しかしサチは何かと理由をつけては捨てられない様子。いるもの、いらないものが仕分けできていない現状にため息をつきながら、「源導さんに整理整頓のコツを聞いておけばよかった」と後悔するサチ。その言葉に、唐丸は「これから聞きに行こうよ」と、源導に電話を入れ、急遽寺へ赴くことに。

源導に挨拶を済ませるとさっそく本題に入るサチ。「永久保存判だから」「可愛いから」と言葉を並べ、つい捨てることができないのだと相談するサチに、源導はぴしゃりと「言葉に踊らされている」と答えます。

例えば「期間限定」などという言葉にとらわれ、そのもの自体が自分にとって大切かどうか見えていないと言い

ます。サチに必要なのは、「とらわれを捨て、物理的に捨てる」ことだと説くのでした。

「そうだったのか･･･」とショックを隠しきれないサチは、ふとお寺がいつきてもキレイなことに気がつきます。源導がお寺の中を整理整頓された状態で保っているのは、「いつ自分が死んでもいいように」という思いが根底にありました。

お寺では住職が亡くなった場合、お経をあげる人が居なければ、家族はすぐに出て行かなくてはならないしきたりがあるようです。その為、他の方がお寺に入ってきてもすぐに使用できるようにいつでも整えているということでした。

サチは唐丸と一緒に自宅へと戻りますが、荷ほどきをしながらも源導から聞いたお寺のシステムのことを考えていました。もしも唐丸と結婚してお寺に嫁ぐことになったらどんな生活になるのか、住職になった唐丸にもしものことがあれば出て行かなくちゃならないのか･･･と妄想が加速しますが、唐丸に声をかけられハッと我に返ります。

源導の教えの通り、自分に必要なものだけを残し思い出の空き缶をアクセサリーケースにしたサチ。その中に入っていた指輪を取り出した唐丸は、サチに気付かれないようサイズを測ろうとしますが･･･？！

感想

なかなか物が捨てられない私にとっても耳の痛～いお話でした。源導さんのおっしゃるとおり、見事に言葉に踊らされています！痩せたら着れるかもしれないと何年もとっておいたワンピース、何かに使えそうなお菓子の空缶･･･などなど。買うときはポンポンと買うくせに、いざ捨てるとなるとめちゃくちゃ気力がいるんですよね。

でもこのままじゃ駄目だと一念発起し、1年以内に着なかった服は全てリサイクルショップへ持っていき、押入れにしまっていたことすら忘れていた雑貨は処分してしまうなど、物を減らしていったんですが、不思議なことに心がふっと軽くなったんですよね。源導さんがお話していた、「とらわれを捨てる」という境地だったんでしょうね。

また物が溢れかえってきたので、源導さんの言葉どおり「本当に必要なものなのかどうか」を頭に入れて、もういっちょ整理整頓頑張ってみようかな！

そして最後には甘酸っぱい展開もありましたね！唐丸との結婚を妄想するサチと、サチの指輪のサイズを気にする唐丸。二人とも順調に愛をはぐくんでいますね～！でも、一般家庭からお寺に嫁ぐなんて国際結婚以上にカルチャーショックの連続のはず。

源導さんが教えてくれたお寺のシステムのように、独自のルールも多そうだし、「好き」という気持ちだけでは乗り越えられない問題も発生しそう･･･サチが妄想するほど甘い世界でも無いような気がします。そのあたりもしっかり考えて～と読みながらおせっかいを焼いてしまいました。

今回の見所は、なんといっても唐丸がサチの指輪のサイズを気にするところですね！サチに気付かれないよう、指輪を一つ手に取り、持っていたレシートに指輪を縁取った唐丸。なんとも微笑ましいシーンですよね。

結局はサチにバレてしまうのですが、唐丸の気持ちを汲んだサチは「一緒に買いに行こっか」と照れながら誘うんですが、そんな二人のやりとりにもキュンときちゃいました。唐丸の嬉しそうな顔も可愛かったなあ。少しずつ先の未来を考え始めたサチと唐丸、このまま順調に結婚へ進んでいくのでしょうか？！