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前話では、雷二との不倫を噂されていると蜜郎に打ち明けたいつか。蜜郎は辛い時こそ周りを頼ってほしいと励まします。そんな蜜郎の言葉を思い出し、同僚に助けを求めたいつかは、無事に不倫がデマだと伝えられました。一方、雷二もわだかまりを抱えていた蜜郎と直接会う約束をし…?!雷二と蜜郎の過去にいったい何があったのでしょうか?!3巻番15話 いつかのいつかネタバレ感想です!

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いつかのいつか 最新話ネタバレ 3巻15話ネタバレとあらすじ

休日のある日、いつかは蜜郎から教わった方法で丁寧にスキンケアをしながら、頭の中は雷二と光郎のことでいっぱいでした。

今日は、雷二と蜜郎が二人で会う日。二人の過去にわだかまりがあるように見えたのが、いつかはずっと気になっていて落ち着きません。「大人だし、きっと大丈夫だよね」と何とか自分に言い聞かすのでした。

その頃、雷二は蜜郎とカフェで世間話に花を咲かせていました。雷二は娘のチカの写真を見せ、蜜郎は「似てるね」と笑顔で返します。一見すると和やかな雰囲気ですが、雷二は内心焦っていました。

あの時、なぜ蜜郎は黙ってチームを抜けてしまったのか…その理由が聞きたくて呼び出したのになかなか言いだせません。

根に持っているのは自分だけ、蒸し返すなんて大人としてどうなんだろうか。あの頃よりもずっと大人になってしまった雷二の中で迷いが生じてしまいます。

その時、すべてを察したかのように、蜜郎のほうから「僕に言いたいことがあったの?」と切りだします。観念した雷二は今まで蜜郎に抱いていた疑問を投げかけました。

「雷二は編集に向いている、才能がある」と言葉をかけておきながら、蜜郎がなんの相談もなくチームを抜けたことに怒りを抱いていたのです。

雷二はなんでも器用にこなせるタイプでしたが、好きなこともやりたいことも見つけられず、それは人に対しても同じで執着がありませんでした。

居場所を見つけなくてはいけないと必死になった先で、雷二は蜜郎と那智に出会ったのです。やりたいことをずっと一緒にやっていける仲間だと思っていたのに、舞い上がっていたのは俺だけだったのか、と強い口調で蜜郎を責め立てます。

蜜郎はしばらく考え込むと、「それは僕が悪い、ごめんね」と素直に謝りました。予想外の反応に、拍子抜けする雷二をよそに蜜郎は続けます。

メイクも趣味でやっていたのが、雷二と那智に「プロみたい、仕事にできる」と腕前を褒められ、舞い上がってメイクの世界に飛び込んだというのです。

じゃあなぜ相談もなしにチームを抜けたのかと聞かれると、蜜郎はなかなか言い出せなかったと言います。雷二と那智、三人で過ごす時間が蜜郎にとっても特別で終わっちゃうのが寂しかったのかなと力なく笑うのでした。

あまりにも普通すぎる理由に納得がいかない雷二ですが、蜜郎は周りが何を考えているのかわからないのは僕も同じだと話します。そして、雷二に才能があると思ったのも本当、今も編集の仕事をやっていて嬉しいと続けました。

雷二はずっと編集の仕事に対して「好きかと問われたら即答できない、そんな気持ちでいいのか」とモヤモヤしていました。しかし蜜郎と話すことで「でも、やめたくない」と答えを見つけることができました。

蜜郎が家に帰ってくると、部屋の前で待つ一人の女性がいて…?蜜郎の帰りを待っていた人物とは?!

感想

雷二と蜜郎の過去のわだかまりにせまるお話でしたね。

蜜郎は雷二に対し、どんなことをしでかしちゃったんだろうと気になってたんです。だって雷二が蜜郎と偶然鉢合わせしたときに、目の敵にして不穏な空気を漂わせていたので、これはただ事じゃないかもとそわそわしていました。

でも話を聞いてみると単に雷二がスネちゃってただけなんですね(笑)雷二かわいい。

でも、蜜郎から「才能がある、動画編集に向いてる」と腕前を褒められたことが嬉しくて一生懸命頑張っていたのに、突然黙ってチームから抜けられるって、確かに寂しいよね。

それはスネちゃっても仕方がないのかも。一緒に頑張るはずじゃなかったの?そう思ってたのは自分だけだったの?ってむなしくなっちゃう。

あまりにも突然すぎて理由すら今まで聞けず、十何年わだかまりとなって残ってしまってたんですね。

でもそんな雷二の気持ちを聞いて、「それは僕が悪いね」と謝る蜜郎の素直さよ!え、納得してる!?雷二もちゃんと話わかってる?って聞いてましたね(笑)

蜜郎って達観しているというか、ちょっと天然なんですよね。さすが人を好きになったことがない男。

そんな何を考えているのか掴めない蜜郎の気持ちも聞けたのが良かったです。

雷二ばかりが舞い上がっていたのではなく、蜜郎だってチームでの時間を大切に思ってたんですよね。

蜜郎がメイクアップアーティストの道を歩んだきっかけは、雷二と那智がメイクのスキルを褒めてくれたからとわかって胸がじーんとしちゃいました。雷二と一緒じゃん。

蜜郎も雷二も何気ない一言だったのかもしれないのですが、その後の人生を左右することになるんだからすごいことですよね。

そして仕事場ではやっかみからいつかとの不倫を噂され、奥さんからもいつでも辞めてもいいぞと言われ、編集を続ける自信がなくなっていた雷二。

好きだと即答もできずに仕事を続けていていいのかずっとモヤモヤしていたのが、蜜郎と和解することで「やめたくない」という気持ちに気づけたのは胸アツでしたね。辞めたくないって思える仕事ならやっぱり向いてるんでしょうね。

同じ社内で働くいつかから見ると、仕事のできる雷二は編集の仕事が天職だと感じていたようですが、雷二本人がこんな思いを抱いていたなんて知る由もないことですね。

それにしても雷二と並ぶと、なおさら蜜郎の美しさが映えますよね(ごめんね雷二)

同じ男性で骨格もしっかりしてるのに、蜜郎は美しいという言葉がぴったりなんですよね。キメキメにお化粧してピアスをつけておしゃれをしてる蜜郎を見ると、雷二と会うの楽しみにしてたんだろな。

そして二人がどんな話をしたのか気になりすぎて、部屋の前で待ち伏せしてしまういつか。ちょっとやりすぎじゃない…?とハラハラしたけど、蜜郎は待ってくれたのが嬉しかったようで、「いつかさんには全部話すよ」と笑顔で答えていました。何この百点回答。しかも優しく手をぎゅっと包みながら言うんですよ…それ反則じゃない?蜜郎ってホント天然の人たらしですよね。そこがいいんだけど!

今回の見どころは、雷二が編集の仕事を辞めたくないと気付けたシーンですね。

なんでも器用にこなせるからこそ、本当に向いているのか、編集じゃなきゃだめなのか、ずっと迷いがあったんですよね。蜜郎と話をすることで、自分の中で仕事を続けていきたいという気持ちがあることに気づけました。ぐるぐると苦しそうな雷二を見てきたのでに、雷二のスッキリとした表情にうるっときちゃいました。

あともう一つ。蜜郎のスキンケア講座はメイク苦手な方必見です。オフの日ぐらいすっぴんでいた方が肌にはいいのかな、なんて思ってたんですが勘違いだったんですね!みっちゃんによると、オフの日でもUVケア入りの下地までは乗せておく方が肌にはいいそう。エアコンや紫外線の刺激から守ってくれるんですって。ズボラなので勉強になりました…!

次回はぜひみっちゃんといつかのドキドキが多めのお話を期待したいですね!

以上、いつかのいつか 最新話ネタバレ 3巻15話でした。

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