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実家へ向かったコオ先生は、途中で料亭だった場所が取り壊されているのを目撃します。
その料亭には立派な藤棚があり、若かりし日の貴子とコオ先生の父親が初めて会った場所でもありました。
貴子は料亭が無くなることを悲しみますが、思い出の藤棚はコオ先生の父親の家の庭に移植されていたのでした。

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しっぽ街のコオ先生最新話 5巻24話のネタバレとあらすじ

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ときどき特定の動物がペットとして人気になることがあります。
今回の「しっぽ街のコオ先生」24話は、そんなペットのブームについて取り上げられています。ネタバレを混ぜつつ、最新話のあらすじを紹介していきたいと思います。

坂の上動物病院のメンバーがみんなでテレビを観ていると、とあるCMが流れます。
それは、ある男性タレントがファーリィバウ(架空の犬種)という犬と登場しているものなのですが、タレントの人気のおかげか、ファーリィバウを飼う人が増えてきていたのです。

急激なブームは衝動飼いにも繋がり、問題も起こる…と、コオ先生は心配しています。

実際、坂の上動物病院にも、アクセサリー感覚でファーリィバウを飼う飼い主や、飼い方に詳しくない飼い主がやってくるようになりました。

ペットを飼う時、動物は飼い主を選べません。可哀想なのは動物たちです。いったい、ファーリィバウブームの火付け役は、こういった事態をどうみているのでしょうか。

そして、このような事態を危惧していたのはコオ先生だけではありませんでした。

ファーリィバウとCMに出演しているタレントは、イリヤという名前なのですが、ある日、彼の所属事務所に犬猫愛護団体から抗議の電話がかかってきました。
たまたまその電話に対応したのはイリヤ本人だったのですが、電話を終えた彼は、複雑な思いで事務所をあとにします。

そしてその途中、彼は一匹の汚れた犬を見つけます。

汚れた犬は、コオ先生がボランティアさんと多頭飼育崩壊のレスキューをしている最中に逃げ出した犬でした。犬を抱き上げたイリヤの元へ、追いかけてきたコオ先生がやってきます。

こうして、コオ先生と縁ができたイリヤは、坂の上動物病院でいろいろな話をすることになります。

そして、そういった一連の流れを経て、コオ先生はネットでペットブームに関する自分の思いをつぶやくのですが、このつぶやきが炎上してしまいます。

そのことを知ったイリヤは、自分にも何かできないかと考えます。

イリヤが考えた行動…それはコオ先生とWEB配信で対談するというものでした!

このあたりのイリヤとコオ先生のやり取りは、本編に詳しく掲載されています。

SNSはどんな情報もあっという間に拡がっていきます。いったんは炎上してしまったものの、イリヤが提案した対談は好意的な意見が多く、良い結果に繋がっていきます。

なお、コオ先生だけではなく、タレントとしてのイリヤの葛藤なども描かれているので、ぜひ本編をじっくり読んでみてください!

そして、もうひとつ良いことがありました。

イリヤはレスキューした犬を自分で飼うことにしたのです。

レスキューしたときにぶるぶる震えていたことから、犬は「ぶるぶるちゃん」と名付けられました。

ぶるぶるちゃんは、イリヤと居ることで落ち着いたのか、もうぶるぶる震えることはなくなりました。
そしてイリヤは、愛犬ぶるぶるちゃんと一緒に撮影した写真集を出すのでした。

感想

特定の犬種がブームになることや、多頭飼育崩壊など、24話は考えされられるエピソードでした。
しかし、コオ先生とイリヤは自分の信念に沿って行動を起こしました。
他人事と思うのではなく、行動を起こしていくことの大切さも伝わるお話でした。

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以上、しっぽ街のコオ先生 5巻24話のネタバレでした。

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