前話では唐丸を意識し始めたサチですが、街中で知らない女性と二人で歩いていた唐丸と遭遇します。彼女ではないと必死で弁解しますが、サチは一気に心を閉ざし突き放すように一人縁泉寺へかけこみます。源導の温かい料理を食べながら、優しく諭されたサチは一方的に逃げたことを反省します。サチが帰ろうとしたそのとき、門前で立っていたのは寒い中待ち続けていた唐丸でした。最新話の6巻2月号ではどんな話となるのか?サチのお寺ごはん 感想です!
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サチのお寺ごはん 最新話 6巻2月号のネタバレとあらすじ
源導は昔から女性と話すことが苦手でした。その理由に幼い頃の家庭環境が影響しています。自分に一番近いはずの女性・母親は、中学に上がる頃から別々に暮らし始めます。寺を継がず飛び出した父が原因で、寺を追い出されてしまった母親ですが、何も言いませんでした。
この頃から源導にとって「結婚」とは寺のためにするもの、自分との結婚は相手の負担になるものだと考えるようになりました。今まで受けた縁談もどんな人かを知ろうとする前に、断る理由を探してしまいます。
そんなある日、ひょんなことから出会った女性・サチとは、自然に接することができました。自分の話を真剣に聞いてくれ、作る料理で笑顔になってくれる彼女こそ、自分に一番近い女性になるのではと思っていました・・・唐丸がサチを好きだと知るまでは。
そしてきっと彼女も唐丸のことが好きなのだろうと、唐丸の一言で頬を染めるサチを見つめながら思うのでした。
感想
はじめての源導さん目線のお話で、ついに描かれていなかった本当の気持ちが明かされましたね!
お坊さんとの結婚は本当に大変ですよね、なかなか一般家庭の方だとなおさら大変だと思います。私も仏教系の学校に通っていたので、お坊さんの友達が多いのですが恋愛は難しそうでした。まさに相手の負担になることだからと同じことを言っていたのを覚えています。それだけに源導さんの冷めた表情が切なかったです。
恋愛感情として好きというよりは、自分に一番近い女性と考えるのはさすがお坊さんですよね。欲求ではなく相手を尊重しているのが良く伝わります。
もしかしてサチがそうなるのかな・・・と源導さんも考えていたんですね。私もです、きっと読者はみんな思っていましたよ!
サチも源導さんの結婚に戸惑いを感じていたはずなのに一体なんだったのでしょうか?源導さんとサチとのフラグかとおもいきや、唐丸に着物を褒められたサチは顔を真っ赤にしていたので、やっぱり唐丸のことが好きなのかな。
さらには聖子が自分を好きだと気付いた源導さんも、顔を真っ赤にしていましたよね。まんざらでもなさそうな雰囲気ですし、このまま聖子が一番近い女性になってしまうのでしょうか。
なんといっても今回の見所は、源導さんが聖子の気持ちに気付いたシーンですね!
聖子のアプローチもまったく気付いていなかったとは、まさに愚鈍ですね。聖子さんはけなし方も上品です。
でも困惑する様子もなくただ照れていただけなので、これから聖子のことを意識していくのでしょうか。少しずつ距離を近づけていましたし、無理なく会話もできているように思います。
きっとこれからも唐丸とサチの仲を裂いてまで自分の気持ちを優先することもないでしょう。そもそも結婚に良いイメージがないので、自分にはお見合いという形が最適だと割り切るかもしれませんね。
それぞれサチと唐丸、源導さんと聖子とで丸く収まるのでしょうか。きっとそれもハッピーエンドになると思うのですが、源導さんもサチもお互いが意識しているのに~とモヤモヤします。これからどんな展開になるのか続きが気になります!