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前回のお話で、猫猫の推薦もあり後宮に戻ってきた羅門(ルォメン)。

赤子を守るための注意書きを貼ろうとしますが、過去にも同じ事をしていたことが判明します。

この注意書きを悪意のある者が見たとしたら…?!

そう気づいた猫猫は、ひとり後宮の中にある診療所に向かいますが…。

薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~15巻60話のネタバレ感想です。

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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~15巻60話のネタバレとあらすじ

過去に梨花妃の侍女頭・杏が、堕胎剤の作り方を知っていたことを思い出す猫猫。

後宮に長年いた深緑なら、キャラバンに堕胎剤に使う材料を仕入れるように仕向けることもできる…。

その上で羅門の注意書きを渡し、梨花妃の懐妊を快く思っていない杏に堕胎剤を作るよう仕向けたのではないか?

そう深緑に問いたい思いを、ぐっと堪える猫猫。

この診療所がなくなれば、後宮から出られなくなった女官の行き先がないと考えたからです。

深緑は帰ろうとした猫猫に、気になる本があれば持っていってと、本棚を見せました。

そこにある、精巧に描かれた虫の図説を手に取る猫猫。

1ヶ月前からあったという図説を書いたのは、子翠ではないかと推理します。

彼女は本当にただの下女なのか…?

そう訝しんでいると、「そいつには気をつけた方がいい…」と背後から声がしました。

診療所の入り口に立っていたのは、美形宦官と噂されていた翠苓だったのです。

猫猫は全て察しているだろうと翠苓に言われ、顔色を変える深緑。

叫んで抵抗しようとする猫猫に見えるように、翠苓は毒の塗られた大きな針を構えました。

動けば刺す…と静かに宣言する翠苓の手の震えから、仮死状態になった時の後遺症があるのだと猫猫は気づきます。

私と一緒に後宮を出てほしい…。

そう言って、背後にいた子翠を人質に取り、針を押し付ける翠苓。

その上「蘇りの薬」の作り方を知りたくないかと問われ、猫猫の心臓は早鐘を打つのでした…。

その頃、後宮内では羅漢と子昌が対峙していました。

後宮の2トップに挟まれ、弟帝の装いの壬氏の傍にいた馬閃は冷汗を流します。

お茶でもいかがかな?と、壬氏と子昌を中庭に誘う羅漢。

彼はお茶を嗜んだ後、皇弟の暗殺事件の調査で見つけたのですが…と懐から紙を取り出します。

飛発(フェイファ)が書かれた紙を子昌に突き出し、これが何か知っているかと問いかけるのでした。

感想

今回は皆さんも期待していた、翠苓と猫猫の再会シーンが描かれていましたね。

ですが…一筋縄ではいかない展開で、この後どうなっちゃうの?!とドキドキしています。

同時進行で子昌と接触する羅漢も登場し、こちらのバトルにも期待大!

今回は「診療所の女官たちと渦巻く悪意」「翠苓と再会した猫猫!」「羅漢登場」の3つに焦点を当て、考察しましょう。

診療所の女官たちと渦巻く悪意

後宮から出られない深緑は、先帝の毒牙にかかった女官たちを集めて診療所を切り盛りしてきました。

彼女たちを不憫に思った安氏が作った場所ですが、先帝の子を産んだ彼女も深緑たちの気持ちには気づいていたはずですよね。

安氏は運良く妃になれたけれど、診療所にいる女官たちは使い捨てのオモチャのように扱われている…。

こんなシステム、国を統べる上では必要ないと私は思います。

世継ぎが必要という点で何人かの妃がいるのは仕方ないとしても、身分の低い者の人生を何とも思っていない所業ですよね。

そんな事がずっと続いてきたということは、先帝の母・太皇太后の権力がとても大きかったということ。

皇帝の資質がない我が子に望むものを与え、不自由なく育てていたつもりでしょうが…母としては間違っていたんじゃないでしょうか。

私も子供ができたからわかるのですが、自分の子供の事になると正常な判断ができない親はたくさんいると思います。

だけど、国のトップに君臨するなら…国民全ての母であってほしいと思うんです。

その為には「自分の子供」というフィルターを取り、俯瞰して物事を見る必要がありますよね。

私の娘も学校での出来事を話してくれるのですが、かなり注意して話を聞かないと意見が偏ってしまう気がします。

太皇太后が玉葉妃のように配慮のある人だったら、こんなに悪意が増幅しなかったのかもなぁ…と思いました。

太皇太后が亡くなった後も悪意の連鎖が断ち切れず、命を落とした子がいると思うと本当に悲しいですよね。

深緑やその他の女官は被害者ですが、だからといって人の命を奪っていい訳ではありません。

彼女たちが自分の所業を反省するのか、翠苓たちに加担するのか…。

そもそも翠苓との関係も明らかになっていませんが、私は協力関係にあると推察しています。

その行く末は明るい未来ではないかもしれませんが、静かに見守っていきたいです。

翠苓と再会した猫猫!

今か今かと待ちわびていた、二人の再会シーン。

翠苓の方を振り向く猫猫は、まるで久しぶりに帰ってきた恋人を迎えるかのように感じました。

子翠や小蘭と会う時とはまるで違う、魂で呼び合うライバルといったところでしょうか。

二人はお互いの力量を認め合い、決して侮ることなく話を進めているシーンは緊迫感たっぷり!

読んでいるこっちまで引きこまれ、ドキドキしてしまうこと間違い無しですね。

子翠を人質に取っている翠苓が優位に見えますが…何だか、ウラがあるような気がしてなりません。

翠苓は仮死状態になった時の薬の副作用で、左手が不自由な描写があるんです。

翠苓が男性並みの身長だとしても力が足りず、子翠を攫って連れてくることは難しい気がするんですよね。

小柄な女子ならともかく、子翠の身長も実は結構高いですし…。

そうなると、二人が協力関係で演技をしている可能性があるのかな…と推察しました。

そうだとしたら、現在の猫猫の周りは敵だらけ。

追い詰められた猫猫なのに、翠苓から「蘇りの薬の作り方」という言葉を聞いて目を輝かせているんです。

猫猫の扱い方もカンペキな翠苓を見て、思わず見事だなと思ってしまいました。

きっと二人は、鏡のように惹かれ合う存在なのかもしれませんね。

自分とそっくりだから、相手のことが手に取るようにわかるのでしょう。

翠苓と行動を共にするうちに、何かシッポを掴むのか…?

今の所反撃の手立ても見つかっていない猫猫ですが、これからの活躍に期待したいです!

羅漢登場

猫猫がピンチに陥っている間に、壬氏たちの方でも新しい動きがありました。

羅漢と繋がりを持つことを躊躇っていた壬氏ですが、どうやら彼と協力することにしたようです。

壬氏が飛発で命を狙われた時の事を伝え、調査を依頼していたんですね!

頭の良さでは後宮イチの羅漢ですから、子昌から情報を引き出すことも可能でしょう

彼らの動きが、人質を取られた猫猫を助けるキーポイントになると思うのですが…。

同時進行で進むストーリーに、思わず引き込まれてしまいますね!

うまく事件が解決した暁には、猫猫と羅漢の仲良し親子シーンも見られるのかな…と今から期待しています。

今回の見どころは、翠苓と再び対峙した猫猫のシーンです。

二人の再会シーンはスペシャル感が強く、猫猫が翠苓の事を好敵手として見ているように感じられました。

敵味方という立場ですが、どこか嬉しそうな雰囲気も醸し出している猫猫。

知的好奇心をくすぐられているようで、こんな表情が見られるのは久しぶりです。

羅漢の登場もあり、さすが親子だな…と思うこと間違い無しですよ!

皇弟の姿で子昌と接触した壬氏も、これからどう動くのかが楽しみですね。

 

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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~15巻60話のネタバレでした。

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