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前話では、小森に友達だと言われたことで自分の気持ちに気付いたスダチ。落ち込むスダチを励まそうと、鬼嶋が優しく抱き寄せます。スダチは「好きになってしまうからやめてください」と抵抗しますが、「小森君よりも?」という問いに言葉が出ません。

スダチは鬼嶋の腕の中でやすらぎを覚えますが、頭の中では小森の顔ばかり浮かんでくるのでした。

その頃小森も新しくできた彼女よりも、すれ違うスダチに思いを馳せていました・・・

最新話、4巻22話 10年シてないスダチさん感想です!

 

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10年シてないスダチさん 最新話 ネタバレ 4巻22話  ネタバレとあらすじ

 スダチが新しい職場で働き始めてからもうすぐ2週間が経とうとし、仕事の忙しさにも少しずつ慣れてきました。仕事帰りスーパーへ寄るも、疲れきった体では自炊する気も起こりません。ふと小森の作る食事を思い出します。

 小森とはあの日以来会っておらず、近所に住んでいても鉢合わせすることもありませんでした。小森が住む街と知らず引っ越してきた際、偶然スーパーで再会できたのは奇跡的なことだったと振り返ります。彼女ができそうな時に、自分が邪魔をしちゃ悪い・・・スダチはこれで良かったんだと言い聞かせます。

 一方その頃小森は、例の女性とデートをしていました。彼女は就職先が決まったと言い、「お祝いしてくれないんですか?」と上目遣いで小森に問いかけます。「就職祝い」の言葉にスダチを思い出す小森。一瞬言葉につまるも、「このあとの食事は奢るよ」と返しました。が、すぐさま自分の気の利かない答えに気付き謝ります。それでも彼女は嬉しいと満面の笑みを向けるのでした。

「次に出かけるところは小森さんの行きたいところにしましょう」と話す女性に、「スダチさんが食べたい料理があれば次はそれを作ります」と話した自身の姿が重なります。小森はそんな自分に戸惑いを隠せずにいました。

 家に着いたスダチは、カップ麺とビールで食事を終えるとその場に倒れこんでしまいます。部屋が汚くても掃除をする気力もなく、お風呂に入ることすら億劫になっていました。ふと小森と一緒に組み立てたベッドが目に入り、文句ばっかりいっていたけど楽しかったと感慨にふけります。

 こうしてただの思い出になっていくんだ・・・そう考えていた時、インターホンが鳴ります。こんな夜更けに一体誰が、と警戒するスダチでしたが、玄関穴から見えた姿に驚き勢いよくドアを開けます。そこには神妙な面持ちの小森が立ってました。

「就職のお祝いをしたくて」と話す小森でしたが、プレゼントもお土産も持っていない姿に違和感を覚えるスダチ。夜更けにいきなりやってきた彼の行動に困惑していると、小森は観念したように「スダチさんのせいですよ」と言います。

「ほかの子と一緒にいるのにスダチさんのことばかり考えてしまう、今だって本当はただ顔が見たかっただけ」と叫ぶのです。まさかの展開に驚きを隠せないスダチに、「スダチさんといるときが一番自分らしく入れるから」と言葉を残し帰ろうとする小森。スダチは必死で呼び止めますが、こんな時にある人物から電話が入り・・・?!

感想

  ついに小森くんも自分の気持ちに気付いてしまいましたね!可愛い女性とデートしているというのに、彼女の言動からついスダチのことを思い出してしまう小森くん。恋してますね~!自分の中で芽生えはじめた気持ちに、徐々に気付いていくんですよね。

 就職祝いをしてほしいと言う女性に対し、「次の食事は奢る」と返す小森くん。違う、そうじゃない!女性からおねだりされているのに、食事を奢るって答えはどうなの・・・そういうケチで気の利かないところ小森くんらしいなと思っていたら、自分でこれはないなと気付いていました!すごい小森くん、成長してるじゃん。

 相手の女性もそんな答えにも引くことなく、「特別なことじゃなくても私はすごく嬉しいです」と満面の笑みで返していました。めちゃくちゃ理解のある子なのか、小森くんが好きすぎるのか・・・。でもそんな彼女の優しさが、小森くんの罪悪感を強めていくんですよね。

 「行きたいところがあればそこに行きましょう」と提案する女性に対し、スダチのことを思い出し「パッと浮かばなくて」と返す小森くん。あきらかに乗り気じゃないし、誰が見ても心ここにあらずの状態です。女性は小森くんが自分に対し集中していないことは気付いていないのかな?それとも分かっていて、何とか気を引こうと必死なのかな。

 新しい仕事にも慣れ始めたスダチでしたが、あまりの忙しさに日常生活が疎かになっていました。適当な食事、部屋も片付かず、お風呂もままならない状態・・・このままの生活だとちょっと心配ですよね。ただでさえ東京ではあまり友人がいないのに・・・やっぱり小森くんの存在は大きかったんだなあと切なくなっちゃいました。

 そんな時!突然訪ねて来た小森くんに私の期待値は跳ね上がります(笑)22時前の夜更けにいきなり訪ねて来るなんてドキドキしますよね!?メールを送ったようですがスダチは気付きませんでした。

メールを見ようとするスダチのスマホを手で覆い「本人が目の前にいるので見る必要はないです」と無表情で答える小森くん。

え、なんかちょっと怒ってる?仕事で疲れ果ててメールに気付いていなかっただけなのに、まさか避けられてると勘違いして拗ねてるんでしょうか。小森くんは「就職祝いがしたくて、おめでとうございます」と感情のない顔で淡々と述べます。お祝いなのに無表情ってどういうこと?スダチもますますワケが分からないですよね?!突然やってきたかと思えば、手ぶらでおめでとうございますといいにきただけ・・・一体なんなの?

 そんなスダチの困惑に、ようやく自分でもおかしなことをしていると気付いた小森くん。観念したかのように思いをぶつけます!この小森くんの告白のシーンが「スダチさんのせいですよ」から始まり、プライドの高い小森くんらしさがでていて、可愛いんです。

「自分でも正直どうかしてるって思ってます」なんて、めちゃくちゃ失礼ですよね(笑)そんなん言っちゃうところも彼らしさがでています。もちろん間髪いれず、「私に失礼!」とスダチもつっこんでます。この自然な掛け合いほんといいなあ。

 小森くんも最後言っていた、「スダチといるときが一番自分らしくいれる」ってめちゃくちゃ大事ですよね。相手に好かれるために自分を合わせる恋愛じゃ続かないですもん。スダチの上京してからの恋愛を通してみても、どんな相手でも自分が自然体でいられることが一番大切なのかなって感じました。

 今回の見所はなんといっても、小森くんの告白シーンですね。「本当はただスダチさんの顔が見たかっただけ」と叫ぶ小森くんの切ない表情にグッときちゃいました。こんな表情するなんてずるいよ小森くん!

自分に好意を寄せる物分りのいい女性がいるのに、自分でもどうかしてる・・・でも自分の気持ちには嘘はつけないという小森くんの葛藤にきゅんきゅんしちゃいました。

スダチといるときが一番自分らしくいれると言うシーンも、後姿しか描かれていないんですが、耳まで真っ赤なんですよね。彼の素直じゃないところがでてきて、なんとも小森くんらしい告白シーンでした。

ラストはなんだか不穏な展開ですが、二人は思いを通じ合わせることはできるのでしょうか?

 

 

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以上、10年シてないスダチさん 最新話ネタバレ4巻22話でした。

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