サチのお寺ごはん最新話ネタバレ 10巻6月号　聖子さんがお見合いに！？

2021年7月5日 2021年7月24日

前話で、ようやく気に入る部屋を見つけたサチ。内見中も唐丸との甘い時間を想像しニヤニヤしてしまいます。

素敵な新居を見つけ浮かれるサチですが、源導や龍源にお寺を出ることを告げると心にどっと寂しさが押し寄せます。源導もサチの手を握り締め、「僕は―」と何かを言いかけますが･･･？

最新話の10巻6月号、サチのお寺ごはん感想です！

サチのお寺ごはん最新話 10巻6月号のネタバレとあらすじ

サチと聖子は休日の朝から小夜に呼び出されていました。聞けば、盲目に恋していた不倫相手と別れてしまったとのこと。一方的に会えないと、口止め料という名のギフト券5千円分を無理やり渡され破局してしまったようです。

小夜自身は不倫という実感も無く、最後には絶対自分を選んでくれると信じていました。どうして･･･と落ち込む小夜を励まそうと、サチは源導のいるお寺へと誘います。

しかし前回不倫をしていることを話した際に、源導から厳しい言葉を突きつけられすっかり心が折れてしまっている小夜。サチが必死でなだめる中、聖子はお寺には二人で行ってきてと切り出します。

なんとこれからお見合いに行くという聖子。源導さんと付き合っていると思い込んでいた二人は驚きますが、聖子は「結婚するとは決まっていないし、どんなご縁があるかわからない」と去っていきました。

サチと小夜を出迎えた源導は、聖子が居ないことに気がつきます。二人から聖子がお見合いに行ったと聞かされ、かなりのショックを受けます。動揺を隠せない源導でしたが、精進料理を作り心の落ち着きを取り戻すのでした。

できた料理を食べていると、小夜は自嘲気味に不倫相手と破局したことを報告します。ずっと信じていたのに裏切られてどうしたらいいのかわからないと話す小夜に、源導は「あなたが勝手に信じていただけです」と言い放ちます。都合よく相手はこういうものだと考えていたに過ぎないという言葉に、今度こそ完全に心が折れてしまう小夜。

そこに、不倫以前に小夜が思いを寄せていた小木が訪ねてきます。久しぶりの再会にドキドキしてしまう小夜。小木も「久しぶり」と声をかけ、小夜の髪型を「かわいいね」と優しい笑顔で褒めます。その一言に「やっぱり小木さんが好き！」と完全復活した小夜。　小夜の気持ちの切り替えの早さに呆気に取られながらも、少し安心したサチなのでした。

感想

小夜さんといえば、悪びれも無く不倫していると公言していました。人生初の彼氏に舞い上がってしまい、周囲の反対に全く聴く耳持たず突き進んでしまうんですが、結局別れてしまったんですね。しかも一方的な別れで、口止め料にギフト券5,000円･･･どんだけ失礼な相手なんでしょうか。何もないよりはマシなのかもしれないですが、甘く見られたもんですよね。

それに対し、小夜は絶対に私を選んでくれると信じていたのにと落ち込みます。まさに不倫の常套句！そんな未来くることがないのに甘すぎるよ～。既婚者に余裕があって素敵に見えたのなら、その余裕は奥さんの支えがあってこそ作り出しているものなのに。

小夜は罪悪感を感じるどころか、「信じていたのに裏切られた」とばかりでちょっとモヤモヤしてしまう。自分は他所の家庭に土足で入り込んでいるのに、どこまで悲劇のヒロインぶってるのでしょうか。

源導さんに厳しいこと言われるからお寺に行きたくない、なんて子供じみたことを言ってて本当に反省の色がないですよね。なのに聖子さんのお見合いにショックを受ける源導に対し、追い討ちをかけるように「どんなご縁があるかわからないって」「今日は体のラインが出る色っぽい服きてましたよ」などとけしかけるんです。

そんな余計なこと言わなくていいのに～咎めるサチに対しても「アタシ嘘は言ってません」なんていいのけるあたり、良い性格してますよね（笑）

顔面蒼白で動揺してしまう源導さん･･･やっぱり源導さんは聖子さんのことが好きってことでいいのかな？じゃないとこんなにショックを受けたりしないですよね？サチも小夜も聖子さんと源導さんは付き合っていると思っていたようですし。デートまでしてましたしね！

でもサチがお寺をでると告げたとき、手を握り締めながら「僕はー」って何かを言いかけたんですよね。てっきりサチに気持ちが揺れているのかと思っていたのですが、そうでもないのかな。源導さんの気持ちがわからない･･･。

今回の見所は、落ち込む小夜に対し、源導さんが「あなたが勝手に信じていただけです」とずばっと切り捨てるシーンですね（笑）もちろん源導さん自身の考えではなく、仏教の教えとしてお話してくれているんですが、ちょっとすっきりしちゃいました。

勝手に信じているものは次の瞬間に無くなってしまうかも知れない･･･なかなか考えさせられるお言葉でした。小夜も次は小木さんと素敵な恋愛ができるといいですね。