酒と恋には酔って然るべき最新話ネタバレ10巻61話　名取と矢吹の過去が明らかに！

2023年6月27日 2023年7月27日

前話では、今泉の元カノである美森に誘われて女子会をすることになった松子。これを機に今泉との結婚を報告するかどうか悩みます。名取との仲の良さを疑われた松子は、疑惑を晴らすため今泉との結婚を報告。美森は一瞬驚いた顔を見せましたが、意外とあっさりとした反応で…？真意がつかめないままトイレへと席を立った松子は美森と二人きりになってしまい動揺しますが、そこで美森の本音を聞かされて！？最新話、10巻61話　酒と恋に酔っては然るべき感想です！

ネタバレを読む前に！

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酒と恋には酔って然るべき最新話10巻61話のネタバレとあらすじ

　仕事の休憩中、松子は名取に矢吹のことを本当に覚えていないのかと尋ねます。女泣かせな名取のことだから、ちょっかいをだして怒らせたのではと疑う松子。しかし名取にはまったく心当たりが無いようなのです。

そんな名取から飲みに誘われた松子。伊達が経営する日本酒バーで今泉と飲むことになっているそうです。名取の誘いにとまどうも、矢吹の話ついでに新人時代の今泉の話が聞けたらいいなと、松子は飲みに行くことにしました。

お店につくやいなや、伊達から女性関係のトラブルを注意される名取。あとくされが無いよう観光客の女性と遊んでいる名取は、伊達のお店をよく利用しているようです。

心を入れ替えたかのように見えた名取ですが反省の色は見えず、松子はガッカリします。

名取はすっかり顔なじみになった伊達に、自分にぴったりな日本酒を選んでもらううことに。伊達がセレクトしたのは「くどき上手」という名の大吟醸でした。

まさに名取のようだと笑う三人が日本酒を楽しんでいると、話は今泉の新人研修で盛り上がります。

そういえば、と思い出したように話す名取は、今泉の代にひどい新人がいたと言います。その新人は胸まである長い髪を束ねずにお茶出しをしたため、お客様の湯飲みに髪の毛が触れてしまったようなのです。

これにはお客様もドン引きしてしまいせっかくの商談中もぎくしゃくとした雰囲気に。遠目から見ていた名取はすぐに今泉に代わりにお茶を出すようにいい、何も気づいていないロングヘアの女性には髪をまとめるものをもっていないのかと優しく聞きます。

近くにいた女性社員がヘアゴムを貸そうとしますが、名取の言葉の真意が読み取れなかったのか「跡がつくから」と拒否した女性社員。

その言葉に名取は笑顔を変えないまま、女性社員の長い髪をバサっと手で払いのけ「その髪をどうにかするか、今すぐ帰れ、矢吹」と告げたのです。

そこまで来て、「矢吹」という名前にピンときた名取。あの時のマズイ新人が矢吹だったのかと思い出します。ショートヘアになっていたとは気づかなかったようですが、今泉いわく名取にいわれたから髪を短く切ったそう。

名取は髪をまとめればいいだけなのにといい、矢吹の不愛想な態度は今でも恨んでるってことなのかと不満げにいいます。

しかしその話を聞いた松子は新人研修以来、何年もショートヘアを保っているのは名取に気づかれたいためなのではと考えてしまうのでした。

翌日、偶然食堂で矢吹と相席することになった松子。そこで意外な彼女の一面が垣間見えて…？！

今話のお酒　【くどき上手　純米大吟醸　不愛想　亀の井酒造株式会社（山形県）　】

伊達が女たらしな名取にぴったりだとおすすめしてくれた「くどき上手」。「不愛想」という言葉に違和感がありますが、なんでも長年顧客のニーズを第一に考えてきた蔵元の社長が、還暦を機に自分の好きなお酒を誰にもこびずに造りたいという宣言に由来しているそう。

誰とでもすぐに関係を深め相手をその気にはさせるけど、当の本人はペースを崩さない、そんな「くどき上手で不愛想」なところが名取にぴったりですね。

酒米の王として知られる山田錦の中でも、さらに本家である兵庫県の播州山田錦を贅沢に使った大吟醸で、華やかでフルーティーな味わいが楽しめます。

冷酒がぴったりなので暑い夏でもさわやかに飲めそうですね。

華やかな吟醸香は意外と揚げ物にも合うようで、松子たちはメンチカツやハムカツと合わせていました。ポテトチップスのようなお菓子とも相性抜群とのこと、日本酒をカジュアルに楽しめるのも嬉しいですね。

参考URL：https://yamagata-sake.or.jp/pages/31/

感想

名取と矢吹の過去が明らかになりましたね。女たらしの名取のことだから、どうせまた手を出して恨まれたんじゃないの？と松子と同じように疑ってたのですが、違う意味で手を出してましたね（笑）

でもちょっと名取のこと見直したというか。名取ってどこかつかめないところがあるので、仕事もそこそこ適当にやってるのかな～なんて思っていたんです。意外と（？）仕事ができる男なんですね。周りをよく見てるし、ちゃんと先輩として後輩指導していたのも良かった。

新人研修ではせっかくの商談中、矢吹の行いにより気まずい空気になってしまいましたが、とっさに髪の短い（今よりも若くて可愛かった！）今泉に、代わりにお茶出しをさせて、矢吹本人には「髪がついてて不衛生でしょ」としかるでもなく、やんわりとヘアゴムを持っていないのかと尋ねる名取。

でも矢吹自身は、なんでそんなことを聞かれるのかと不思議そうで、髪をまとめるのもゴムの跡が付くから嫌だという。

この言葉の真意が読み取れない感じといい、気を遣って傷つかないように言ってるのにかみあわない感じといい、めっちゃわかります。新人研修あるあるですよね。みんながみんなそうではないんですが、「なんで私がそんなことやらないといけないんですか？」のテンションでかえってくるからこっちのメンタル削られるんですよね。

そんな矢吹の態度にイラっときたのでしょう。名取はあの優しい表情をくずさないまま、バサッと矢吹の髪を払いのけるんですよね。ここ不覚にもときめいてしまいました。言動は厳しいものなのですが、あんなんイケメンの若手先輩にされたらきゅんときてしまうはず。

それと同時に、胸の内がスカッとしたというか。面倒ごとはほっておきそうなのに、名取がきちんと後輩指導していることに感動してしまいました（笑）

名取は身だしなみを注意しただけで、髪を切って嫌味か？なんて不満そうにしていましたが、私も松子の推理と同じく矢吹は名取のことを好きなんじゃないかと思ってます。

あれだけ伸ばしていた綺麗な黒髪をバッサリ切っちゃって、しかも何年も同じ髪型にしてるってちょっと意味深ですよね。

と、矢吹の名取へのフラグを感じ取ったところで、今泉とは過去何もなさそうだなと安心しました（笑）

矢吹も不器用なだけで感情がなかなか表に出せないタイプなのかもしれませんね。

先輩である松子と食堂で相席になっても、マイペースに食事をしていましたし。でも矢吹って不愛想ながら、意外と人たらしなところもありましたね！私もこの矢吹には表情も含めめちゃくちゃきゅんときました。すっかり松子が矢吹に沼ってるのがおもしろかったです（笑）気になった方はぜひ本誌で確かめてくださいね！

今回の見どころは、やっぱり名取が矢吹の長い髪を払いのけるシーンですね。優しい笑顔なのに言ってることはストレートで、ドSな名取が見れて大興奮でした。

まさかそんなことされるとは思ってもいなかった矢吹もかなり驚いていましたが、もしかしてあの瞬間に名取に恋に落ちたのでは？と考えてしまいます。

ただ、名取は今泉との結婚報告を受けてもまだ松子のことを諦めきれないように感じるそぶりが見え隠れして、ドキドキしてしまいます。

もしかして今泉との結婚を前に、名取がモーションをかけてくるのか？！期待しながら待ちたいと思います！