前話では、急遽入院した母を見舞うため地元に帰ってきたスダチ。女手一つで育ててくれた母に対し遠慮があったスダチと、子離れできないことを不安に思う母。初めてお互い本音で話し、母から「幸せになりなさい」と言われたスダチは大粒の涙をこぼすのでした。東京に戻ってきたスダチを駅で出迎えてくれたのは、今一番会いたかった人で…?!最新話、5巻24話 10年シてないスダチさん感想です!
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10年シてないスダチさん 最新話 ネタバレ 5巻24話 ネタバレとあらすじ
東京駅の人ごみの中、スダチを見つけた時の嬉しそうな小森の表情を見たとき、スダチは思わず彼の胸に飛び込んでいました。
「俺はいいんですけど」と前置きしながら、「通路の邪魔になるかも」という小森の声でようやく正気に戻ります。慌てて帰ろうとすると、小森が少しだけ外を歩こうと誘いました。
キラキラとライトアップされたロマンチックな光景にうっとりとするスダチ。ふいに小森から手をつながれ「いやだったら離してください」と顔を真っ赤にしながら言われます。スダチもうつむきながら「いやなわけないよ」と返し、夜の公園を歩いていきました。
ベンチに座るとスダチは、こんな素敵な場所があったなんてと驚き、「東京に来て半年もたつのに知らないことばかり」だと笑います。その言葉に小森は「東京のことだけじゃなくて、スダチさんと出会わなければ知らなかったことがたくさんあります」と話し始めました。
スダチとのめちゃくちゃな出会いを経て、片思いしていた相手に告白できたし、振られた後も誰かを好きになろうと前向きになれたと言う小森。改めて「ありがとうございます
」と感謝を伝える小森に、スダチはかしこまってしまいます。
でも、と続ける小森は「それだけじゃないんです」と意を決したように伝えます。一緒にいるだけで楽しいと思えるのはスダチだけだと、「俺、スダチさんのことが好きです」と告白しました。
「あの夜隣に座ったのが俺で…俺以外の人じゃなくて良かった」と顔を赤らめて初めて出会った夜のことを話す小森。そんな彼の表情と言葉に、たまらなくなったスダチは思わず号泣してしまいます。
好きな人が自分のことを好きっていう、そんなのは奇跡だと…「私も小森くんが好き」と返しました。。
その言葉を聞いて、小森は抱きしめてもいいですかと確認します。二人はぎゅっと抱き合った後、続けて「キスをしてもいいですか?」と問う小森。顔を真っ赤にしながら「もうっ聞かなくていいってば」と恥ずかしさをごまかすスダチ。優しくキスをする小森をそっと受け入れるのでした。
スダチの部屋で夕飯を食べた二人。スダチはそわそわとどこか落ち着かない様子で、一人コンビニまでデザートを買いに行こうとします。そんなスダチの様子にしびれを切らした小森は、「そろそろ黙りません?」と近づき、ベッドの中へ…。
嬉しかったことも悲しかったことも、今までのことぜんぶこの瞬間のためにあったんじゃないのかな…小森に抱かれスダチはこれまでにない幸せを感じていました。
小森はスダチの髪をやさしく撫で「いつもみたいに一緒にご飯を食べましょう、その後ももっと一緒にいたいです」と優しく微笑みます。うんとうなづくスダチ…もうすぐ33歳を迎え、10年ぶりに彼氏ができました。
感想
初めから終わりまで、あ、あ、あ、あま~~い!これでもかというくらいラブラブな二人が見れて大満足です。もうお互い好きってわかってる中、手をつなぐところもきゅんきゅんしちゃいましたね。甘すぎる~!
作中のスダチの言葉じゃないですが、今までのモヤモヤはこの二人を見るために必要だったのかもしれないですね。
今までのスダチの人生、(特に上京してから)ほんとに良いことなかったじゃないですか。恋がしたくて偶然再会した高校時代の憧れの堂本に思いを寄せるも、良いようにもてあそばれて。
セクシーで大人な鬼島先生もいい人だったんだけど、恋が成就することはなくて。やっと小森くんのことが好きだと気付いたときには彼女ができそうで。さんざん振り回された結果、こうしてめでたく小森君と結ばれて本当に良かったなあって思いました。
「好きな人が自分を好きって奇跡だよ」なんて、今まで辛い恋愛ばかりをしてきたからこそいえる言葉ですよね。ちゃんと好きな人に好きって言ってもらえて私まで嬉しくなっちゃいました。
しかも小森くんの告白のシーンが、もう女子の好きをてんこもりに詰め込んだシチュエーションで最高でした!夜の誰もいない公園でロマンチックな夜景を見ながら、目を見て「好きです」っていうんですよ。嫌いな女子いますか?このストレートさがいいですよね。「俺ら付き合っちゃう?」とかだと。え?軽くみられてるのかなってどうしても気持ちが伝わらないですが、誠実さが感じられる小森くんらしい告白でしたね。ごちそうさまです。
しかも初めて会ったとき、隣に座ったのが俺でよかったっていうセリフもグッときちゃいました。半ば自暴自棄になったスダチが、「上京前の最後の思い出に抱いてください」ってお願いするんですが、ほんと相手が小森くんで良かったよ!バーのマスターに言わなくて本当に良かった。そんなはちゃめちゃな出会い方をした二人なのに、今は一緒にいるのが楽しいと思える関係になれて素敵ですね。
スダチも小森くんも二人が一緒にいるときは、自然体な雰囲気ですもんね。がっつり男女を意識した恋人同士っていうよりも、友達や兄弟の要素も感じられてとにかく楽しそう。一緒にいて楽しいって大事なことですよね。
初対面で思い出したんですが、スダチの久しぶりに体を重ねた感想が可もなく不可もなくだったんですよね。あんまり好きじゃなかったの思い出したな~というかんじ。
それが今回想いが通じ合ってはれて恋人同士となった後は違うんですよね!「なんかうまくなってない?」と顔を赤らめながら恨めし気に小森くんを見つめるスダチ。可愛い。
小森くんは「今日作った親子丼のことですか?」なんてとんちんかんなこと言ってますが、これ本当の意味気づいて言ってるんじゃないのかな?でもずれてる小森くんのことだから、本当に勘違いしてるかもですが…(笑)
スダチと関係をもった後も小森くんもほかの女性と経験しているので、スキルアップはしているかもしれませんが、きっと気持ちの問題ですよね。
はじめてのころはお互い利害の一致ってだけでしたが、今は本当に好きで一緒にいたいって思いが強いからこそ幸せを感じれたんじゃないでしょうか。はあ~ラブラブな二人が見れて私も幸せです!
今回の見所は小森くんの告白シーンですね!あんなにもドライでケチだった小森くんが、顔を真っ赤にしてスダチに告白する日が来るなんて。かっこつけようなんて思わず、自分の言葉で精いっぱい伝える小森くんがいじらしくて、余裕のない表情がまたかっこいいんですよね。
このシーンをずっと見るために今まで読んできたんだろなと思えるくらい素敵なシーンでした。抱きしめるのもキスをするのも、すべてスダチの許可をとるところとかかわいいですよね。ワザとなのか、天然なのか…!二人の初々しい様子があまっぱくて胸きゅん必須です!やっと思いが通じ合った二人ですが、これからどんなお話に進んでいくんでしょうか。
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以上、10年シてないスダチさん 最新話ネタバレ5巻24話でした。