イタリアから日本に帰ってきた紫藤に、黄理子は生理が遅れていることを伝えます。
紫藤は、もし子供が出来たのであれば、自分が仕事を辞めて専業主夫になると言うのですが、果たして結果は…?!
日日べんとう10巻57話のネタバレとあらすじ
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母親から「対等な同志」とつげられた黄理子ですが、本当に妊娠しているのでしょうか?
ドキドキの「日日べんとう」10巻57話のあらすじを、さっそく紹介していきたいと思います。ネタバレにご注意ください。
紫藤は黄理子のために評判の良い産婦人科を探し、予約を取っていました。
そして、そんな2人のやりとりをたまたま聞いていたマンションの管理人は、黄理子がおめでたかもしれないと紫藤の父親である修に連絡をします。
しかし、修は紫藤から何も聞いていませんでした。マメな紫藤ですが父親に対しては違うようです。修は紫藤の作品がイタリア・サローネの新人賞次点になっていたことも全く聞かされていませんでした。
いろいろと不満に感じた修は、黄理子が病院へ行く日、内緒でこっそり病院にやってきます。
2人はそんな修に気付かずに産婦人科の待合室にやってきます。
黄理子は問診票を書くために月経周期などを思い出そうとしていますが、それを見ていた紫藤が代わりに彼女の月経周期を答えます。
驚く黄理子でしたが、紫藤は洗面所のカレンダーに毎月書き込まれている黄理子の体調を目にしていたので記憶していたのです。
黄理子が体調をカレンダーに書き込んでいるのは、子供の頃からの習慣でした。
秋田にいた頃、大野のおばちゃんが「血の道」と仲良く生きなきゃだめだと教えてくれたのです。
それにしても紫藤の記憶力はすごいですね。政治家の秘書をやらせたら重宝がられそうな気がします(笑)
さて、そんな紫藤ですが、黄理子が診察室へ行ったあと、階段をこそこそと歩いている修を見つけます。
紫藤は修に声をかけ、黄理子の結果が出たら報告するから喫茶店で待っていてくれと告げます。
しかし、検査が終えた2人が喫茶店に向かうとそこに修の姿はありません。その代わりテーブルの上には修が頼んだランチが2人分並んでいます。どうやら修は気を利かせて帰ったようです。
ランチはお赤飯です。そのお赤飯の上に黄理子はポタポタと涙を落とします。
…黄理子は妊娠していませんでした。
尿検査でトイレに入ったときに生理が始まっていたことに気がついたのです。
黄理子なりにいろいろ考えることがあったのでしょう。この時の涙は、不安で張り詰めていた心がホッとしたことから流れたものだと思います。
気を取り直した黄理子はお赤飯を食べながら、子供のころを回想しはじめます。
黄理子の育った田舎では女の子が初潮をむかえると、お赤飯を炊いてお祝いをしていました。
しかし幼い頃の黄理子は、初潮を迎えたことを少しもめでたいと思えず、大野のおばちゃんが運んできたお赤飯を投げてしまいます。
そして、そのお赤飯を方丈爺が拾って食べるのですが、このとき方丈爺は、黄理子にある話をしてくれました。
僧侶らしい落ち着いた話しぶりなのですが、詳しくは本編を読んでみてください。私は、子供時代に方丈爺という存在がいた黄理子が羨ましいと思いました。
そして57話のラストはクリスマスです。黄理子は修の好きなパネトーネを作り、紫藤と修の3人で過ごすのでした。
感想
結局妊娠はしていなかった黄理子でしたが、今後自分が親になる可能性もあるということを実感したのではないでしょうか。
なお、私はお坊さんの話を聞くのが好きなので、方丈爺や大野のおばちゃんの話など、もっと読みたいなと思ってしまいました。
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以上、日日べんとう57話のネタバレでした。