47話のおさらい
新人戦本大会の決勝リーグでいよいよ直接対決となった鳳城と清凌。鳳城の強さを見せつけられるが、永久のシュートが決まらずその点差はなかなか縮まらない。永久と亜哉、どちらを応援するのか、美月は試合前日に亜哉と話したことをみんなに打ち明けて・・。
さて、ここから続きが気になる11巻48話のネタバレと感想です。
春待つ僕ら 11巻48話のネタバレとあらすじ
試合前日に別れた後、美月が泣いていることに気づいた亜哉は「朝倉クンのことよりも俺の前で泣くのを我慢されるほうが嫌なんだ」と伝えて美月を引き留めます。
自分でもわからないけど勝手に涙が出てきたと話す美月に、「それはね 本気で恋をしてるからだよ 彼に」という亜哉。
美月の本当の気持ちに気づいているのに、それでも優しくしてくれる亜哉に昔からずっと甘えている自分を責める美月。
「何もできない自分が辛い。あやちゃんみたいな強い女の子になりたい―」そんな自分の中の変わらない思いに気づきます。
亜哉はアメリカのチームから誘われていることを打ち明けて、「たとえまた離れ離れになっても朝倉クンに渡してもそれでも俺はやっぱり美月のことが一番なんだよ」と伝えます。
美月にとっての永久が、これからもっと大切な存在になっていくことに気づいていた亜哉。美月と出会えたことへの感謝を伝えて優しく抱きしめました。
絶不調の中、仲間を信じシュートを打ち続けた永久。その後徐々にその点差は縮まっていきます。
しかし、残り1分でスティールしたルーズボールを追いかけていった永久と亜哉はそのまま二人でつっこんでしまい、永久は頭から出血。永久が抜け、その後試合は鳳城が勝利しました。
病院へ向かう車中、美月への愛は歪んでいると話す亜哉。そして次は美月が成長したら帰国すると、ついに美月と再び離れることを決意します。
永久を心配していた美月。残りの試合へ向けて、次からはリストバンドをつけてほしいと話し、いよいよ永久へ本当の想いを伝えます・・・
感想
まずは、美月がやっと自分の気持ちを告白できてよかったですね。
永久と亜哉、美月がどちらを選ぶのか。美月にとってはどちらも大切だけど、実はその答えはずっと前から決まっていたんですよね。
このラストは予測できたところでもありましたが、美月がちゃんと結論を出せてほっとしました。離れている間もずっと亜哉が自分を思っていてくれたことを知って、美月が今の亜哉ときちんと向き合おうとしたのはえらかったです。
いつも美月のことを大切に思っている気持ちをまっすぐ伝えてくれる亜哉。
美月にとっても、亜哉は幼いころに寂しい思いをしていた自分を支えてくれた、特別な存在。その存在はすごく大きいと思うし、これからもずっと変わらないのだと思います。でも、それは恋愛とは違っていました。
亜哉に頼りっぱなしだった弱い自分から卒業してもう一歩成長したい、そんな美月のまっすぐな気持ちが伝わってきました。
今の亜哉と向き合う中で、これまで抱いていた亜哉に対する好きや憧れとは違う、永久に対する恋心に気づいていったんですね。気づいたら、美月の中で永久の存在はどんどん大きくなっていったのだと思います。そして最後にはついに勇気を出して告白。
あの臆病だった美月が踏み出した一歩。私も読んでいるうちに、頑張れ、大丈夫って心の中で叫んでいました。
自分の素直な気持ちを言葉で伝えることは大事だし、大人になっても忘れたくないなと思いました。
美月を見ていると、本当にどこまでも応援してあげたくなってしまいます。素直でピュアでかわいくて、私はもうすっかり美月のファンです。
美月の思い、もちろん永久に届きますよね。この続きは次巻のお楽しみです。
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以上、春待つ僕らの11巻48話ネタバレと感想でした。