春待つ僕ら　ネタバレ14巻番外編 half time.1

2020年6月21日 2021年5月27日

今回はhalf time.1の番外編COLLECTIONS vol.1～5についてまとめたいと思います。短編ですが、それぞれにうまく凝縮されているお話しもぜひ読んでほしいところです。このあと14巻half time1のネタバレと感想です。

春待つ僕ら 14巻番外編 half time.1のネタバレとあらすじ

ネタバレを読む前に！

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Vol.1

ある日、一番バスケがうまいのは誰かでもめていたバスケ部4人は1on1対決することになります。勝者は1時間美月を好きなようにして遊んで良いことに。本気を出した永久は、圧倒的な強さで3人に勝利しました。そして勝者は・・美月にパスをしてもらってダンクの練習をしたのでした。

Vol.2

カフェで話していたバスケ部4人。恭介が元カノと電話中、3人は恋バナを始めます。永久は過去3回恋したことがあると話すと、竜二と瑠衣は驚きます。しかし、その相手は保健室の先生やおばあちゃんの友達など、恋愛とはかけ離れたものでした。電話から戻ってきた恭介は、3人に詰め寄られますが、今は部活とか4人でいる時間が大事だから付き合わないと話します。それを聞いた3人は、自分たちに足りないものは何か考えはじめ・・ひとまずみんなで恭介風の眼鏡をかけてみるのでした。

Vol.3

カフェでパーティーの予約が入っていることを聞いたバスケ部4人は、お店を手伝うことになります。バリスタ風のコスプレをすることにした4人。恭介と瑠衣はかっこよく決まっています。なぜか眼鏡をかけて登場した永久。永久はマスターのコスプレをするものと勘違いしていたようです。そしてもう一人・・竜二もまたつけ髭までつけて登場したのでした。

Vol.4

ある昼休み、バスケ部4人で集まっていると、雑誌を読んでいた竜二があごクイについて尋ねます。恭介と瑠衣はもちろんわかっている様子。ナナをドキッとさせるため、竜二は瑠衣を相手に練習することに。そこにやってきた美月。永久は話の経緯を説明しながら、美月にさらっとあごクイをやってみせるのでした。

Vol.5

雑誌で亜哉の記事を見つけた瑠衣。話題は亜哉の休日の過ごし方についてで、バスケ一色か女子たちに囲まれて過ごすか妄想を膨らます面々。しかし永久だけは、きっと亜哉は休日も真剣に美月のことを考えていて、バスケ部4人を消す方法を考えているはずと怖い表情で話します。そんな妄想とは裏腹に、実際の亜哉はトレーニングに励む休日を過ごしていたのでした。

感想

5話分の短編集が集まった番外編half time.1でした。

Vol.1では、美月のご褒美をかけた4人の対決がはじまりました。単純に1番を決めたかっただけかもしれませんが、永久だけは美月を他の3人にとられないように真剣でしたね。1番になってもバスケの練習とは、まじめな永久です。でも、こんなふうに4人とも切磋琢磨して今までやってきたから、強くなっていったんだなと思いました。

Vol.2では、恋バナをするはずが永久の憧れのような話でした。恭介だけ大人びていて3人に足りないものと言えば、落ち着いて客観的に物事を見られることでしょうか。恋愛だけではなく、4人でいるときもいつも恭介は冷静に物事をとらえられて適格な判断ができるような気がします。まずは見た目から恭介に近づいてみる、3人のそんな考えがかわいかったです。

Vol.3では、永久と竜二の天然さがよくわかる話でした。マスターになりきればいいって、それはそうだしモノマネしてもかっこよくはなりますが、そっちの方向に行っちゃったのかと笑ってしまいました。天然2人の良さがはっきりでていましたね。

Vol.4では、一生懸命恋愛について勉強しようとする竜二と、あごクイを知らなかったはずの永久がさらっと美月にあごクイしちゃう場面がありました。自然にできちゃうところが永久のかっこいいところ。恭介が瑠衣にあごクイすると、どこからともなく鳴り響くシャッター音・・あれは間違いなくレイナでしょうね。

Vol.5では、亜哉の休日についてそれぞれ自由に妄想していました。実際の亜哉はまじめで、強くなるという目標がずっと心にあると思うので、一生懸命バスケやトレーニングに励んでいるでしょうね。地道な努力が今の亜哉を作っているのだと思います。

今回は番外編vol.1～5に分けて、それぞれネタバレと感想を書いてみました。4ページほどの短い作品なのに、読者の共感を呼んだり思わずくすっと笑ってしまうような話ばかりで面白かったです。本編では描かれなかったバスケ部4人の良さが出ていましたよね。次回のhalf timeもとっても楽しみですね。