前話では、源導のお見合い相手・聖子と美術館で偶然に出会い、聖子が着ていた着物をきっかけに仲を深めていくサチ。聖子も誘って二人で訪れたお寺で源導の手ほどきの元、おはぎ作りに勤しみます。サチは源導と並ぶ聖子の姿を優しく見守ると同時に「本当に結婚してしまうのか」と戸惑いを見せるのでした。
最新話の6巻10月号ではどんな展開となるのでしょうか？サチのお寺ごはん ネタバレ感想です！
サチのお寺ごはん 最新話 6巻10月号のネタバレとあらすじ
唐丸からのデートの誘いを断り続けるサチは、どう応えたら良いのか悩んでいました。二人っきりがダメならばと、唐丸は源導もいる寺での料理づくりに誘います。しかし聖子を思うと一人でお寺に行くのは気がひけるサチは、事情を話し友人であるまっちゃんに一緒についてきてもらうよう頼むのでした。
まっちゃんとサチがお寺を訪れると、女の子が多いとテンションも上がると調子の良い唐丸が出迎えます。サチは寒々しい目線を送りながら、やはり自分はもてあそばれているだけではないかと悩みます。
料理を作り終え食事を楽しんでいる中、まっちゃんは源導と唐丸に結婚観について尋ねます。寺の住職という立場を重んじる源導と違い、唐丸は寺のために結婚するのではなく好きな人と一緒にいたいと話します。本当にそんなことを思っているの？と疑うサチに、「俺と一緒にいてくれたらそれでいい」と真剣な表情で返す唐丸。もはやプロポーズなのでは？と照れてしまうまっちゃんは、寺からの帰り道に唐丸とサチを二人きりにするのでした。
感想
唐丸の猛アタックは読んでいる私まで照れてしまいました！はっきりと好きという感情をストレートにぶつけられて、サチもたじたじですよね。恋愛といえば苦い思い出ばかりで、年齢もアラサーとなれば気軽に踏み出せない気持ちもわかります。
でも唐丸と付き合うことに反対されたくなくて、相談する相手を選んでいる所が可愛いですね。顔を真っ赤にして必死に抗う姿からも、答えはもう出ている気がします。
唐丸との恋愛でネックになっているのは、年齢やお調子者の性格だけのようで、お寺の跡継ぎということについてはあまり気にしていない様子です。
お寺の跡継ぎさんと交際経験がある私としては、かなり大きな問題だったのですが･･･。もちろん相手のお寺の大きさにもよりますが、私が感じたのは住んでいる世界が違いすぎるということです。価値観や金銭感覚がまるで違っていて、一般家庭から嫁ぐのは難しいことだろうなとひしひしと思いました。
それに少しだけ気になったのは、まっちゃんから源導さんのほうがお似合いだと言われたシーンです。鈍感なサチとしては「源導さん？そんな感じじゃないよ～」と軽く受け流すのかと思いきや！ぐっと落ち込み「お見合い相手と結婚するかもしれない」と暗い表情で答えていました。
これじゃあまるで源導さんのことが気になっていたようにも感じ取れるのですが、どうなのでしょうか･･･？
とはいえなんといっても今回の見所は、唐丸のプロポーズのような告白ですね！チャラい唐丸が真剣に結婚相手について考え、誠実に向き合っているのが伝わってドキドキしました。
サチのことを結婚前提として付き合いたいと思っている証でしょうか。21歳という若さなのに偉いなあ～見直しました！
相変わらず鈍すぎる源導さんには、サチへの告白とは気付きもされていませんでしたね。サチもこの一言で完全に唐丸に落ちちゃったのではないでしょうか？！
はたして唐丸との恋愛はうまくいくのでしょうか？
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以上、サチのお寺ごはん 最新話ネタバレ 6巻10月号でした。
