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コオ先生は譲渡会で出会ったモ吉という犬をトライアルすることにします。ますます賑やかになりそうな坂の上動物病院ですが、モ吉が看板犬もになれる日も近いかもしれません。

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しっぽ街のコオ先生 最新刊ネタバレ312話のネタバレとあらすじ

しっぽ街のコオ先生3巻にはさまざまな人物や動物たちが登場しますが、12話ではコオ先生を初めとする坂の上動物病院のスタッフのファンが現れます。

今回はいったいどんなことが起こるのでしょうか?さっそくあらすじを紹介したいと思います。ネタバレに注意してくださいね。

 

12話の冒頭はコオ先生がお仏壇に手を合わせているシーンから始まります。どうやら、夫を亡くした未亡人が悲しみにくれているようなのですが、なんと、コオ先生はそんな彼女の手を優しく握るのです…!

 

コオ先生はどれだけ優しいんだ!

 

そんなふうに思いましたが、実はこれは節子という主婦の妄想でした()

 

彼女はトラミという名前の猫を飼っており、坂の上動物病院に通院したときにコオ先生の優しさに惹かれてしまったようです。

 

休日に家でだらしなくしている夫の姿に辟易し、しばしばコオ先生との妄想タイムを楽しんでいました。

 

そんな節子にはBL好きな高校の娘がいます。BLとは、ボーイズラブの略で、男性同士の恋愛のことです。

 

そう、節子の娘もまた、妄想が好きな女の子で、コオ先生とホリくんのロマンスを妄想しては、漫画を描いていたのです。

 

似たもの母娘ですね()

 

節子と娘は、コオ先生に会いたいがために、取るに足らない理由をつけてなにかとトラミを坂の上動物病院に連れていきます。それはちょっとした便秘だったり、爪を切るといった軽いものだったのですが、ある日、本当の事件が起こります。

 

トラミが電気のコードをかじってしまい、倒れてしまったのです。感電してしまったのか、可哀想に口から泡を吹いています。

 

慌てた節子と娘はトラミを心配するものの、どうしてよいかわからずにただオロオロするばかり。

 

この時に活躍したのが、節子が日頃辟易していた夫です。

 

節子の夫は、普段の家でゴロゴロしている姿からは想像もつかないキリリとした様子で、テキパキと節子と娘に指示を出し、トラミを坂の上動物病院へ連れていきます。

 

トラミは口のまわりを少しヤケドしてしまいましたが、入院の必要もなく、家へ帰れるようになります。

 

コオ先生は、「御主人の対応が素晴らしかったんですね」と彼らに声をかけます。

 

節子の夫は電気系のエンジニアの仕事をしていたため、的確な指示を出すことができたのです。

 

こうして節子と娘は、いざというときに頼りになった彼のことを見直すのでした。

 

しかし、そう簡単に妄想は止められません()

 

トラミの経過を知るために行った坂の上動物病院で、節子と娘は再び、ときめきの世界に思いを馳せます。

 

 

 

感想

今回は妄想の世界とはいえ、甘いセリフを口にするコオ先生が登場するなど、サービス精神に溢れた回だったと思います()冒頭のシーンで節子の手を握るコオ先生もそうなのですが、彼女たちの妄想シーンでは、ふだん見ることのできないコオ先生や、坂の上動物病院のスタッフたちの姿が見られます。

 

それは時には坂の上動物病院から場所を変えて、温泉でのデートだったりするのですが、興味のあるかたはぜひ原作を読んで、妄想の世界を楽しんでみてください!

 

また、たまたま節子の夫に知識があったのでトラミの件では頼りになりましたが、現実はそう上手くいくことは少ないように思います。

 

平凡な日常のなかで妄想をして、夢の世界を楽しむことは誰にでもあることかもしれません()

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しっぽ街のコオ先生 最新刊312話のネタバレでした。

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