アルベリーニに会うためイタリアに旅立った紫藤は、そこで荒井と紅子と会うことになりました。
マンマミーアのロマンチックなお店でディナーをした紫藤たち。
「もし紫藤が戻ってこなかったら事務所はどうなるのか」と心配をしていた灰谷でしたが、紫藤は無事に日本へ帰ってくるのでした。
日日べんとう10巻56話のネタバレとあらすじ
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無事にイタリアから帰国することになった紫藤ですが、今後また海外に行くことはあるのでしょうか。
ネタバレを含みますが「日日べんとう」56話のあらすじを紹介していきたいと思います。
紫藤が帰国してから1週間が過ぎた夜のことです。
黄理子と紫藤は自宅のベッドでくつろぎながら、それぞれ報告があると言い出します。
じゃんけんで話す順番を決め、負けた紫藤から話すことになりました。
すると紫藤は、おもむろにシャツを脱いで上半身裸になり、背中にできた小さなアザのようなものを黄理子に見せます。
…本編を読んでいるみなさんは覚えているでしょうか、54話で黄理子が屋上にシーツを干していたことを。
実は紫藤は秋草のアレルギーがあったのです。薬を飲んでいるのでくしゃみが出ることはないそうですが、外で干したシーツの上に寝たため反応が出てしまったようです。
これまで紫藤がシーツ類を外で干さなかったのは、アレルギーがあったからなんですね。納得です。
そして次の黄理子の報告ですが、それは、今月生理が来ていない、というものでした。
もしかしたら妊娠…?!
驚きの報告でしたが、仲の良いカップルなら不思議なことではありません。
とまどう黄理子ですが、紫藤は冷静です。喜ぶわけでも驚くわけでもなく、表情を崩さずに、遅れているだけかもしれないし、しばらく様子を見て病院に行こうと提案します。
すごい冷静さです。
そして2人は普段通りに日常生活を送ります。
そんなある日、紫藤は突然黄理子に言います。もし本当に子供ができたのであれば、僕は専業主夫になります、と。
妊娠疑惑からの専業主夫宣言という話の展開に驚くことばかりですが、
紫藤は諦観したわけでもヤケを起こしている訳でもないようです。
2人の会話から感じたことですが、紫藤は単純に現実を受け入れて行く人なのかもしれません。詳しくは56話を読んでみてくださいね。
そしてさらに紫藤はイタリアで紅子に会ったことを黄理子に話します。
それを聞いた黄理子は、ひとりで風に当たりたいと外の街を歩き始めます。
母親のこととなると辛辣になる黄理子は、歩きながら紅子の悪口を言い始めます。
そしてふと、自分の体に蕁麻疹のようなものが出たのを見つけます。
それを見た彼女は「ハハオヤアレルギー?」と呟き、スマホを取り出し紅子に電話をかけます。
「私を身ごもった時嬉しかった?」
挨拶もせずに黄理子はそう問います。
しかし突然の電話にも紅子は動じません。いつも通りの堂々とした態度で黄理子に対応します。
そんな彼女に対して黄理子はどんどん感情的になりますが、紅子は「あんたはわたしを世界に連れ出してくれた対等な同志よ」と言うのです。
「対等な同志」…。こんなにフェアな言葉が他にあるでしょうか。
紅子にとって黄理子は、自分が産んだ子供ではあるけれど、対等な人間なのですね。
クールといえばクールですが、黄理子のことを1人の人間として対等に見ているのです。これはそうそう出来ることではないと思います。
さすが規格外の紅子です。
そして、こんなに心強い言葉もないと思います。
電話を終えた黄理子は紫藤と再会し、涙を流しながら微笑むのでした。
感想
56話は、妊娠疑惑からいろいろな展開が発生しました。
黄理子の妊娠は確定ではありませんが、紅子にとって自分がどのような存在なのか分かったことは良かったのではないかと思います。
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以上、日日べんとう56話のネタバレでした。