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前回のお話では、壬氏が信用していた人物・浩然の死因を猫猫が解明しました。

外廷の庭で出会った、謎の美女が気になりますが…。

薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~4巻16話のネタバレ感想です。

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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~4巻16話のネタバレとあらすじ

風が冷たくなり、雪が舞い散る季節…。

猫猫は水蓮に、ごみ捨て場まで行って反古を捨てに行くように頼まれました。

ごみ捨て場が軍部の近くにあると聞き、薬草を探すチャンス!と向かう猫猫。

軍部近くに着くと、以前身元引受人になってもらった李白に遭遇したのです。

挨拶をした後、近況を話す李白。

以前花街に行ったら、豪勢な妓女の見送りを見たんだぜ!と言いますが…。

猫猫は、私のことだな…と心の中で呟きました。

李白は何でここに?と聞くと、倉庫の小火騒ぎを調べていると言います。

興味津々の猫猫は、早速現場へ向かいました。

焼け焦げた壁に、飛び散った木片や壁の欠片…。

倉庫番は、突然爆発が起きたと証言しています。

中に入ると、小麦粉や穀物がたくさん積まれていました。

そして、床に転がる煙管を見つけたのです。

これを見つけ、倉庫がなぜ爆発したのかがわかった猫猫。

李白に証拠を見せるため、木箱の中に小麦粉を入れ…蓋をしました。

そこに小さな種火を投げ込むと、突然大きな音を立てて木箱が爆発したのです!

何でこのことを知ってたんだ?と驚く李白に、昔やった事があるので…と言う猫猫。

爆発の原因を突き止め、後は李白に任せて帰ってきた猫猫。

倉庫に落ちていた煙管を眺め、ずいぶん立派な物だな…と考えるのでした。

感想

今回は大きな陰謀の解決ではなく、小火騒ぎの原因を探るのがメインでしたね。

ドロドロしたシーンもなく、平和だなぁ…と思うお話でした。

気になったのは、壬氏の猫猫にとる態度です。

久しぶりに登場した体育会系男子・李白。

彼は花街で、妓女の格好をした猫猫を見ていますが…全く気づいていませんでした。

そのくらい、猫猫の顔は化粧をした時としていない時の差がすごいって事なんです!

花街の姐達は、猫猫にきれいに化粧するようにとアドバイスしましたが…。

壬氏はそれを聞き、今まで通りそばかすを書いておけ!と指示します。

普通の男性だったら、キレイに着飾ってほしいと思うところだと思うのですが…。

これって、他の人に美しい猫猫を見せたくないっていうことなんでしょうか?

猫猫をやっと近くに置けるようになったのに、他の人に取られちゃ困りますもんね。

そう思うと、なんだかヤキモチを妬いているみたいで…壬氏が可愛く見えました。

話の冒頭でも、寒そうな猫猫に肩掛けを持って行くように高順に頼んでいますし…。

今までの強引な態度と違って、恋する乙女みたいな行動が多くなった気がします。

美しい容姿とのギャップがあって、見ていて楽しい!と思わせてくれますね。

猫猫は壬氏を理解出来ず、物好きなヤツと思っているようですが…。

この恋愛温度差も、ジワジワくる感じでたまりません!

もう一つ興味を持ったのは、猫猫が実験をした粉塵爆発です。

YouTubeでも、たくさんの粉塵爆発の実験動画が見られて驚きでした…。

小麦粉には炭素が含まれていて、それに火と酸素が加わると爆発が起こる…という仕組みです。

粉で固まっている状態だと、酸素が足りないから燃えないけど…小麦粉が空気中に舞い散るくらいの隙間が出来ると燃えるんですね。

この実験を猫猫がした時、李白も大したことないと思っていたようです。

私も、漫画だしなぁ…なんて思いながら動画を見たのですが…。

ちょっとボンッ!てするくらいかと思いきや…想像以上に火も大きくて、本気で危ないヤツで…ビビっちゃいました!

この爆発が急に起きたら、テロか爆弾か何かだと思うレベルです。

そして、これを花街に住んでいた時に体験済だったという猫猫…。

とこまでマッドサイエンティストなんだろう…と、ツッコミたくなりました。

やっぱり普通の人じゃないですね…。

今回は科学の実験を見ているようで、ビックリしながらも楽しめました。

絶対、猫猫の真似はしちゃ駄目ですよ!

今回の見どころは、猫猫が粉塵爆発の再現実験をしてくれたシーンです。

平気だとふんぞり返る李白が、想像以上の大爆発で驚き…そこに水をぶっかけちゃう猫猫。

でんじろう先生のむちゃくちゃ科学実験みたいで、とっても楽しかったです!

 

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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~4巻16話のネタバレでした。

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