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前話では、「上京前に1度寝た男」小森と、「上京後2度寝た男」堂本が鉢合わせしてしまうお話でした。小森を「前の会社の後輩の弟」と苦しい紹介でその場を切り抜けたスダチ。

堂本に気になるところもあるけれど、もう付き合っているも同然と東京ライフを満喫します。

しかしひょんなことから小森と「擬似」デートをすることに・・・?!

最新話、29話 10年シてないスダチさん感想です!

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10年シてないスダチさん 最新話 ネタバレ 2巻9話  ネタバレとあらすじ

10年分の青春を取り戻すべく東京に来て早一ヶ月。小森のデートの予行練習に付き合うことになったスダチは待ち合わせ場所の表参道に向かいます。何もかもがお洒落な街で、可愛い年下の男の子とデートをするなんて地元にいた頃では考えられませんでした。

 

カフェに入ると、準備に余念が無い小森は店員にオススメのメニューを聞き携帯にメモするなどいじらしい行動を見せます。

美味しい料理にもこなれ感を出そうと無表情に徹する小森に、素直なのが一番いいというスダチ。その言葉に「うまい」とほお張り満面の笑顔でを見せる小森に、思わずスダチの胸もときめきます。お互い好きな人がいるけれど、こんな青春も悪くないかも・・・そう思っていた矢先。

 

小森からは「この一ヶ月、地元の知り合いとダラダラつるむだけ・・・何のために東京にきたんですか?」と疑問をぶつけられ何も言えなくなってしまいます。

 

いつからか誰かと比べないように、鈍感なフリをして望まないようにやり過ごしてきたスダチ。でもふと考え始めると、ぼやっとしていた部分が鮮明になり不安が押し寄せます。

 

誰かに頼りたくても気軽に電話できる人もいない。東京で何も得られてないんだと実感し、途方にくれていると「あの人」から着信があり・・・?!

 

感想

小森君、正論めった斬りでしたね~!東京を満喫できて楽しいとはしゃぐ年上女性に対して、「この程度のことで東京にきて良かったと思うんですか」って、かなり辛らつ・・・。

 

ただ、小森君は浮かれるスダチに苛立っていったわけではなくて、ただ純粋に聞いてるからタチが悪い。生まれも育ちも東京で、青春を都会で過ごした若者の感性なんだろうなあ。

 

地方出身者にしてみれば、東京という憧れの地に旅行や遊びに行くのではなく「住む」って大きなことなんですよね。私も一時期東京に住んでいましたが、高層ビルが立ち並ぶ景色に、ドラマで見たところだ!とか、小さなことで興奮していました。

 

狭いベランダで洗濯物を干しているとき、東京タワーが小さく見えたときは、東京のシンボルが日常風景の一部であることに感動しました。

 

そんな私にはスダチさんの気持ちが痛いほどよく分かるので、小森君のストレートな疑問はぐさぐさ刺さります(笑)

 

せっかくいじらしい小森君や満面の笑顔にキュンキュンときめいていたのに、一気に打ちのめされてちょっと可哀想なスダチさん。そして彼女の本音も明らかになりましたね。

 

母を支えるため仕事に打ち込んでいた20代。その一方で、寂しさや不安を直視しなくていいように、「実家の手伝いがあるから」「仕事が忙しいから」と「自分を守る言い訳」を並べ、周りと比べないようにしていたのでした。

 

当初は、仕事も探さず遊び呆ける浮かれ気味なスダチにモヤモヤしてましたが、弱い部分を見ちゃうとつい応援したくなっちゃいますね。これを機に、地に足つけていってくれるといいなぁ。

 

 

今回の見所は、小森君の理詰めにされるシーンですね。30歳も過ぎて「東京」という場所に浮かれるスダチに私もモヤモヤしていた手前、いいぞ、小森!と思ったんですが・・・畳み掛けるように正論をぶつけられさすがにかわいそうになっちゃいました。

10年分の青春を取り戻そうと上京したスダチさんですが、本当は何かがしたいわけではなく、地元や家族から離れたかっただけだったのかもしれないと気付きます。これからの東京ライフはどうなってしまうのでしょうか・・・?

 

 

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以上、10年シてないスダチさん 最新話ネタバレ2巻9話でした。

 

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