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前話では、転職エージェントに薦められるがまま面接の日々を送る凪。

自分だけのやり方で胸の沸く未来を目指していく・・・と充実感に溢れていたのですが、本当は母が上京することに焦りを感じ、無理に畳み掛けていただけなのでした。

急に不安に襲われた凪は、とっさに家出をしてしまい・・・?!最新話 6巻33話ではどんな展開になるのでしょか?漫画 凪のお暇ネタバレ感想です!

 

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漫画 凪のお暇 最新話ネタバレ 6巻33話  ネタバレとあらすじ

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不安に襲われ思わず部屋を飛び出した凪ですが、2階に住む吉永さんに声をかけられ部屋に招かれます。

吉永さんの部屋は、日々工夫して好きなものと居心地よく暮らしているのが感じられる素敵な空間でした。吉永さんは家出の原因を「親御さんとの確執」と言い当てながらも詮索せず、オールナイトレイトショーにはりきります。

吉永さんは、映画とは人生そのもの、監督・主演・カメラ・・・その全てが自分自身によるものだと話します。

だからこそ「見えない大きな力によって体裁を整えられた映画」を観たときは胸が詰まると言い、凪はその言葉に衝撃を受け焦って畳み掛けている自分の姿を重ね合わせてしまいます。

そんな自分にはもう飽きたのにきっとまた繰り返してしまう、こんな映画はもう観たくないと落ち込みます。

そんな凪をよそに、吉永さんはあっけらかんと停止ボタンを押して映画のディスクを変えはじめます。

途中なのにと慌てる凪に「突然のジャンル変更は名作を生むことが多い」といい、今後の凪の映画が楽しみだといいます。その後夜通し映画鑑賞を楽しんだ凪は、心機一転新しい朝を迎えるのでした。

感想

単なる映画好きのおばあちゃまかと思いきや、とても哲学的で心豊かな女性でしたね。

人生は映画か~もしかして前話のエンドロールが流れる展開は、今話の要である映画になぞらえていたのかな?だとしたらさりげない演出が布石になっていたりするのが、おもしろいですよね。

凪が思わず「もう観たくない」と遮るシーンは、母親や同僚に応えるよう自分を捻じ曲げてきた凪が思い起こされて辛かったですね。

さらには恋人であるはずの慎二もモラハラでそりゃ逃げ場なんてないですよね。

 

でも吉永さんが語ってくれたことで、自分自身が作り上げる映画だからこそ好きにやっちゃえばいいんだと、読みながら心が軽くなるようでした。

それに吉永さんの素敵なところは、何事も肯定してくれるところですよね。体裁だけ整えた映画は、胸がきゅっと詰まるといいながらも、その手のものはセクシーだとも肯定します。

何事も肯定し受け止めてくれる吉永さんだからこそ、一人暮らしの部屋から家出した凪を迎え入れてくれたんですね。ほんとに吉永さんという素晴らしい理解者がいてくれて良かった~!

お暇生活を始めた日と同じように新しい朝を迎えた凪は、ついに母親との対峙を決意しましたね。母との確執が解消されるときこそ、凪の新しいジャンルが拓ける気がします!

 

なんといっても今回の見所は、慎二と円の関係ですね!吉永さんの「地球上の生物の数だけつねにロードショー中よ」という言葉通り、確かに慎二やゴンも絶賛ロードショー中でした。

慎二と円がさらっと一線を越えてて衝撃です!

ベットで横たわる相手の顔は描かれてなかったので、もしや別の女性・・・?とも思いましたが、話の流れ的に円で間違いなさそうですよね。

慎二は凪と似た雰囲気の円を選んだことによって二人を比べてしまいそうですね・・・円に対してもモラハラになってしまうのでしょうか?

これからどんな風に凪と関わってくるのか気になります!

 

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以上、漫画 凪のお暇 最新話ネタバレ 6巻33話でした。

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