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前話のあらすじは、人生で初めて凪がグレるお話でした。

自分のせいで母は夢を諦めたと負い目を感じ、酒をあおります。何度雪かきしても硬く崩れない「根雪」のように、凪の抱える悩みは根深いものでした。

誰かと話をしたい、自分の醜い部分もさらけ出せるのにちょうどいい相手と・・・そんな時、慎二とオンライン上で会話することになり、胸の内を慎二へぶちまけた凪は・・・・!?

最新話 8巻43話 凪のお暇ネタバレ感想です!

 

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漫画 凪のお暇 最新話ネタバレ 8巻43話  ネタバレとあらすじ

慎二に話したことで頭がクリアになった凪は、もう一度「根雪」への挑戦を決意します。

根雪をなかったものにするのではなく、どうしてこんなにも凍ってしまったのか・・・そこに突破口があると考えた凪は、幼き日の通学路を辿ることから始めました。

 

苦い記憶が蘇る中、立ち寄ったパン屋で同じくいじめられていた同級生・布施くんに出会います。

東京から戻り実家のパン屋を継いだようですが、原材料に拘り奮闘するも味はごくごく「普通」。彼自身も自覚しているようで「地元で一度でもしくじるとずっと地獄だ」と諦めたように笑うのでした。「地獄」という言葉が呪いのように頭から離れない凪ですが、なんとか切り替えて明日こそは意気込みます。

 

翌日、地元のモールで二度目となる高校時代のヒエラルキートップ3たちと再会します。テンポの良い会話に尻込みしつつも、あの頃とは違うと凪も一歩踏み込みます。

精一杯話を続けますが「どうした~今日はあったまってんじゃん」と返され、「雑魚がはねるな」と釘を刺されたように感じてしまう凪。

 

どんなにあがいても無駄なのだろうか・・・落ち込む帰り道、再び布施くんと遭遇します。別の街での移動販売の帰りで、売れ行きも好調なようです。

この間は話の途中で青ざめて帰った凪を心配し、「地元は地獄でも、少し離れると別の国だから意外と突破口はある」と笑いかけます。

その言葉に解決の糸口を見つけた凪は、興奮冷めやらぬ様子です。そんな凪を影から見守る姿が一人・・・その正体とは!?

 

感想

ようやく長かったトンネルから抜け出せそうな、明るい展開に!しかも解決の糸口は東京で出会った人々からではなく、地元で暮らす同級生から得たというところに、じーんと胸が熱くなっちゃいました。

地元の閉塞感も、どこまでも続くものじゃないんですよね。別の街で販売の活路を見出した布施くん、願わくばもう少しパンの味のレベルが上がるといいな・・・(笑)

 

高校時代のトップ3たちとのやりとりも良かったですよね。

凪は「釘をさされた」と受けていましたが、私としてはそんな気さらさらなかったんじゃないかなあ~と思うんです。わざわざお茶しようと誘ってますし、凪が珍しく自分から話す姿が嬉しかったんじゃないかなと。受け取り方って難しいところですよね。

 

諦めない凪は、地元の閉塞感を象徴するような、祖母の腐りかけのみかんを使ってアレンジ料理にも挑戦しています。

そんな姿に、母・夕は「そのままで食べるのが一番楽で美味しいのに、馬鹿な子」と心の中で呟いていました。まるで地元では、何もせずただ穏便に過ごすのが一番だとでもいうように。

確かにこの考え方は、夕の立ち振る舞いと当てはまりますよね。

 

でも、凪が作ったみかんのジャムを布施君のお店で買ってきた食パンにつけて食べてみると、「あれ?」と美味しそうな表情を見せる姿がありました。

ラストで小さく描かれたシーンなんですが、これってめちゃくちゃキーポイントになるところですよね!凪だけでなく、夕も自分自身と向き合えるようになれたらいいな・・・

 

 

今回の見所は、なんといっても凪をのぞき見する怪しい人影ですね!

めがねとマスクで変装しているようですが・・・あのもじゃもじゃロングヘアーは、確実にゴンでしょう!(笑)

 

「凪ねね」と慕うご近所のマー君と二人で居るところを見つめているので、もしかして恋人かも?!と勘違いをして声をかけられないのかな?

そもそも変装の意味とは・・・はたして次号では、無事に凪と会えるのでしょうか?!

 

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以上、漫画 凪のお暇 最新話ネタバレ 8巻43話でした。

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