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前話では、円に社内のポジションを奪われた慎二のお話でした。追い込まれた慎二は円に対し、「俺と仕事どっちが大事なんだ」と滅びの呪文まで言いかけてしまいます。居場所を求めスナックバブルへと訪れた慎二。すると取引先のタロさんも居合わせ、あれよあれよと仕事の話が進み、凪のいる北国行きをもちかけられ…?!ついに慎二と凪は北国で再会をはたすのでしょうか。最新話 11巻56話 漫画 凪のお暇ネタバレ感想です!

 

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漫画 凪のお暇 最新話ネタバレ 11巻56話 ネタバレとあらすじ

タロさん主催でスナックバブルメンバーによる弾丸ツアーin北海道の開催が今週末に決定します。テレビ電話で知らせをきいた凪はこれでもかと喜びます。
しかし同じく声を掛けられていた慎二は行かないようで…急に今週末と言われても動けないと言いつつ、本音はここで北国へ行くと現状から逃げているようで嫌だといいます。
ロンたちは「とりあえず逃げたらいいのに」とあっけらかんと言いますが、慎二はしばし考えたのちに「男なら逃げちゃだめだろ?」と断るのでした。
その頃、勝は部活をさぼっていたことを咎められ父親から頬を殴られていました。激昂した父は「部内イジメか?男だったら逃げるな」と声を荒げます。
高校を中退して自分はできなかった部活に励む勝が誇りだったから、許してやってと泣きながら手当をする母親。勝の目には「息子の功績を自分の手柄のように自慢する父」「泣くばかりでなにもできない母」にしか見えませんでした。そんな両親の姿に嫌気がさして家を飛び出します。
そして同じころ、愛恋も姉から「女として終わってる」と罵られていました。「毎日猫背で机にかじりつき動画編集ばかりやってないで、化粧でも覚えて早くお嫁に行け」と。でなければ私のように「出産リミット逆算して生きてる?」なんて言われてしまうと脅します。
めかしこんで男性との出会いを見つけに出かけた姉を見て、歯にべったり口紅がついていた気づく愛恋。そんな姉を哀れに思いながらも、自分がもし可愛ければつべこべ文句も言われなかったのだろうか…モヤモヤする愛恋も家を飛び出していました。
一方東京では、順調と思われていた円の仕事に不運な兆しが…。真面目に答えたインタビュー記事は「可愛すぎる営業職」とタイトルづけられ、取引先に送ったプレゼントが原因で社内からはセクハラを受けていると勘違いされます。
セクハラ問題は大ごとに取り上げられ、緊急会議まで開かれますが、円自身心底どうでもいいことです。それよりもせっかく集まっているのなら仕事の話をしたいと呆れます。そんな円に女性社員は「煮え切らない」と矛先を向けられ、男性社員からは「自分の容姿を自覚して、隙を見せちゃだめだと」上から目線の説教をされる始末。
そんな円の泣き言を、黙って一身に受け止める慎二。「もしも私が男だったらこんな目に遭わなかったのかな」と泣く円かの言葉に、はっとする慎二。彼女の頭をやさしくなでながら「自分がかわいくてか弱い女で受けている恩恵は度返しかよ」と心の中で悪態をついてしまう、そんな自分が嫌いだと気付くのです。
俺はこの現状から逃げたい。スマホで調べると、今週末の北国行きの飛行機の便が空席ありになっていたのでした…。
そして凪の家に駆けこんできたのは、行き場をなくした勝と愛恋でした。暖かく迎え入れる凪は、夕飯の支度を進めながら話を聞きます。
最初こそ団らんをしていましたが、勝と愛恋はヒートアップし「男と女どちらが辛いか」論争が勃発していました。そこに凪は「どちらが辛いかなんて言いきれないよ」と仲裁に入ります。その言葉を聞いて愛恋は「男も女もそうでな人も、生きるものはみんな辛い?」と考えを改め、「ヒト科はつらいよ」という結論に至ったのでした。

感想

今回のお話は、「男」と「女」に特化した性差のお話でしたね。社会風潮でもある話題をテーマに盛り込むあたり、『凪のお暇』は単なる恋愛ものとは言い切れないおもしろさがありますよね。男性女性問わず、ちょっと生きづらさを感じている20~40代たちから支持されてるんだろうな。
登場人物が感じた辛さがそれぞれの視点で描かれていました。北国で生活する勝と愛恋の受けた苦しみは、閉鎖的で時代錯誤な固定観念がいまだに根強く生きている田舎ならではではないでしょうか。
勝の父は、息子がサッカーで功績を残していることを自分の手柄のように、かつての幼馴染たちに豪語する。母親は、他所ではダンナを尻に敷く強いヨメを演じながら父が暴走しても泣くばかりでなにもしない。息子が理不尽な理屈で殴られているのに何も言えないなんて、男尊女卑はなはだしい夫婦関係ですよね。
愛恋の姉は、「女は若く美しいことに価値があり、早く結婚しなければ失格」を強く主張してくる。自分のようになるなと心配するテイを装って、妹へ呪いのような言葉を投げかけるてるんですよね。この時熱弁する姉の歯にはべっとりと口紅がついていたのは笑いました。めっちゃ恥ずかしいじゃん…!そんなことも教えてくれない姉の友人関係を心配する愛恋にもスッキリ。
もしも勝と愛恋が東京のような都会に住んでいたら、こんな考えにとらわれずにすんでいたかもしれない。そんな二人がかけこむ先(凪)があって本当に良かったな。
そして東京では円と慎二も「男」と「女」の生き方について悩んでいました。円は自分がどれだけ仕事を頑張っても、純粋に成果を認められず「可愛くてか弱い女だから」が邪魔をしてくる。何も言わなければ、女性からは「女の敵は女」枠に入れられ、男性からは「隙のあるだらしない女」のように低く見られてしまう。これも結構つらいものがありますよね。何をしても空回りしてしまうのが悲しい…そりゃ男だったらって考えるよね。ここまで円の言動に嫌味かよと悪態をついていた私ですが、はじめて気持ちに共感してしまいました。
対して慎二は仕事はとられるわ、どうでもいい泣き言を聞かされるわでたまったもんじゃないですよね。男なんだから逃げちゃだめだろ、ついに逃げたいと感じた慎二。そうそう、辛いときに男とか女とかまったく関係ないし、自分を見失ってしまうほどなら絶対逃げたほうがいい。北国行きの航空チケットがとれそうでよかったね、慎二!
男と女の型に振り回される面々でしたが、凪だけは違いましたね。「男と女どちらが辛いかなんて言いきれない」まさにそう!さらには「仮想敵と戦うとしんどいよ、無敵で勝てない」という経験者の言葉の説得力(笑) 「男だから」「女だから」の概念にとらわれず、自由に生きていけるといいですね。

今回の見どころはたくさんあるんですが、ついに慎二が円から逃げる決心をしたをシーンですね。前話の終わりでタロさんい北海道行きの仕事の話をもちかけられ、ついに凪と慎二が再会するのかとワクワクしていた私。
冒頭の「行かないよ」発言にショックを受けていたんですが、ここにきて北国行きを決意する慎二。「行かない」からの「行く」にやっぱり行くんかーいとツッコミながらもにやけてしまいました。これは絶対凪と再会するでしょう?!今までさんざん誤解を招く態度ばかりとってきたんだから、そろそろ素直に凪にぶつかる慎二が見たいです。慎二のプライドが邪魔してきっと難しいとは思うけど!次のお話が待ち遠しいです~。

 

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以上、漫画 凪のお暇 最新話ネタバレ 11巻56話でした。

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