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前話で、凪との電話をきっかけに北国へとやってきた慎二。スナックバブルのメンバーたちとともに、タロさんの別荘で宴会が始まります。酒の席が盛り上がるころ、凪が慎二に耳打ちをし、こっそりと二人きりになるよう呼び出します。意識してしまう慎二をよそに、凪は「ゴ〇ブリがいるから捕獲を手伝って」といいガッカリする慎二。結局、二人の息の合ったコンビプレーで見事に作戦成功しますが…!?予想外の結末に、おなかを抱えて笑い合う二人。以前よりもグッと距離が縮まった凪と慎二はそのまま寝てしまい・・・?11巻番62話最新話 凪のお暇ネタバレ感想です!

 

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凪のお暇 最新話ネタバレ 11巻62話ネタバレとあらすじ

慎二が目を覚ますと、横にはスヤスヤと気持ちよさそうい眠る凪の姿がありました。
無防備な寝顔におもわず手を伸ばそうとする慎二。そこに隣の部屋で朝から酒盛りを始めていたスナックバブルのメンバーたちが声を掛けます。
その声に冷静になった慎二はとっさに何事もなかったかのように装います。まわりが不思議そうに見つめるなか、凪はゆっくりと目覚めてのびをするのでした。
そして二人は誰も動く気がないメンバーに代わり、車に乗って買い出しにでかけます。狭い社内に二人きりという状況と往復180分の道のりの長さに、慎二は意識してしまいますが、凪はいつも通りで運転をしています。自分だけとギクシャクしてしまっている慎二は、ふっきれて前向きになった凪に「髪の毛一本でも後ろ髪ひかれてもいいのに」と内心傷つくのでした。
しかし凪自身は自分の選択に後悔することも多いといいます。ただ、何を選んでも後悔する自分を許すとラクになったと話す凪に、慎二にも少しずつ心の変化が訪れて・・・?。
一方その頃、凪に代わって東京でお暇生活を送る母親の夕は、絶望的な朝を迎えていました。
忘れられない元恋人(凪の父親)「南野武」について、意を決してスマホでその名を検索したところ、なんと500万件もの数がヒットしたのです。
どうやら大ヒットアニメ映画の人気キャラと同姓同名だったようで、検索結果はそのキャラへのファンアートや熱い思いで埋め尽くされているようなのです。
j一晩中調べ続けても「南野武」にたどり着けなかった夕は、たまらずアパートの住人である白石みすずへ相談します。
そんな二人の会話をききつけ、映画好きの吉永が話に加わりました。これから一緒に人気キャラ「南野武」が出てくるアニメ映画を見ようと誘い、三人は吉永への部屋へと向かいました。
映画鑑賞後、タイムリープを繰り返し主人公がやり直したかった過去に何度も挑戦する姿に感動したと涙する吉永とみすず。しかし夕は、過去に戻るなんてことは不可能なのに、と馬鹿にしたように吐き捨てます。そんな憤る夕の姿に、吉永は夕にはやり直したい過去があるのねと核心をつきます。
その言葉に耳が痛くなった夕は部屋を飛び出しアパートの階段に座り込みます。心配したみすずがかけつけますが、もしかしたら私が探している南野武は幻想だったのでは…?と混乱する夕。実在した証拠がひとつもないとパニックになりかけますが、寸でのところで思考を転換します。
このままでは凪に顔向けできないと立ち上がり、武と過ごした東京の街へ手がかりを探しに行く夕。果たして凪の父親は今一体どこで何をしているのでしょうか?!

感想

今回は慎二×凪の北国編と、夕が南野武に翻弄される東京編と2つのストーリーが同時展開されていました。もう情報量が多いこと!
まずは北国編ですが、こじらせ慎二がずっと凪を意識しているのがかわいくてかわいくて。凪に会いたくて思わず北国まで飛んできたのに、凪にはまったく意識されていないっていう(笑)
2人が朝チュンを迎えたシーンは、いわゆる雑魚寝状態なんですが、慎二の隣でもスヤスヤと眠る凪にほんとに慎二のことなんとも思ってないんだな、とハッキリわかっちゃいましたね。ゴンだったらきっと眠れていないと思う。
慎二は隣の部屋にスナックバブルのメンバーもいるのに、無意識のうちに凪に手を伸ばそうとしてるし。こういうあわよくば感が慎二っぽいですよね!凪も自分のことを好きだと勘違いしてキスしようとしたり、凪の寝顔に体が正直になっちゃったり、ちょっと下心のほうが大きく感じるのも慎二って感じですきだな~!
そんな二人のドライブデートも・・・あっ、慎二×凪ファンの私と慎二からしたら立派なデートだったんですが、たぶん凪はただの買い出しにしか思ってないです。
まったく相手にされていない凪に、少しでも未練を感じてほしい慎二。ふっきれた凪を羨ましく思う反面、変わってしまったことに寂しさを感じているんでしょう。
しかし、そんな凪でも選んだ選択に後悔することも多いといいます。その言葉にきっと慎二は自分との別れを選んだ道を後悔してほしいって期待してたんだろうね。
でも後悔って悪いことじゃないといい、後悔する自分を許すようになったという凪。
しなやかに生き抜く凪に心打たれました。世間の風潮からしたら「後悔しないように!」って感じるけど、そんな自分も認めてあげるって視点なかったです。
そんな凪に感化され、すこしずつ自分と向き合うようになった慎二。今後の二人の関係にも目が離せません!
そして一方の東京編。まさかの「南野武」は人気キャラとう同姓同名で二次創作にあふれているという。これは一筋縄では見つかりそうにないですね。
でも見知らぬ土地で一緒に探してくれるみすずさんがいてくれて心強いですよね。最初は探り合う二人でしたが腹を割って話し合えてよかったです。
そしてこの上映会中、めちゃくちゃ気になるシーンがあったんです。それは時折聞こえてくるギターの爆音。吉永さんいわく、隣に引っ越してきた人がギターを弾いているようで、練習に余念がないという。これもうその住人が「南野武」フラグなのでは!?灯台下暗しってやつなのでは!?でも凪のお暇だからそんなストレートには伏線回収にこないかな。なんてドキドキしています。
映画を見ても「南野武」のことはまったく分からず、もう武は幻の存在だったのかもしれないと混乱する夕。いや、実在した証拠がないっていうけど立派な凪という証があるじゃない(笑)あやふやにして探すことを諦めて今までのように見て見ぬふりすればラクになるのに、そこを踏ん張って諦めずに探そうとする夕。この姿にはジーンとしました。登場時は凪を支配下に置く毒親で嫌な面しか描かれていない人物でしたが、東京でのお暇生活を経験して、凪やアパートの住人との出会いで夕も少しずつ変わっていってるんですね。
「凪に顔向けできない」というセリフに母親らしい一面がみれてグッときちゃいました。

今回の見どころはもうすべて!といってしまいたいぐらい、どのページも見どころ満点でした。慎二ファンにはぜひ二人のドライブデートを見てほしいところですが、やはりラストシーンの夕が諦めずに武を探そうと翻弄する姿が印象深いですね。
ここでよくある展開だったら「幻の存在だったのよ…」と夕は諦め、みすずが「そんなことない!」と励ますのがセオリーなんですが、夕は一通り落ち込んだ後に自力で発想の転換を試みて立ち上がるんですよね。これぞ『凪のお暇』って感じがしました。
慎二は凪への思いにどう決着をつけるのか?やっぱり慎二を手放したくないと初めての嫉妬をおぼえる円に、慎二と楽しそうに笑う凪の写真をSNSで見て自暴自棄になり、凪の気を引けるなら誰でもいいと夕を見つめる危険なゴン。そして夕は忘れられない元恋人を見つけ出せるのか?それぞれの今後が気になりすぎます!

 

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以上、凪のお暇 最新話ネタバレ 11巻62話でした。

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