前回のお話で、子翠たちの里のお祭り支度に参加し、民族の歴史について知った猫猫。
壬氏から貰った簪を見て、無事に帰れるのかな…と不安そうです。
一方、後宮で猫猫の捜索をしていた壬氏の元に、羅漢の甥・羅半が訪ねてきました。
出納帳を取り出し、国庫の金の流れと何者かが武器を作っている可能性を進言する羅半。
それを聞いた壬氏は、羅半に協力を求めますが…?
薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~17巻66話のネタバレ感想です。
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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~17巻66話のネタバレとあらすじ
狐のお面を付けてお祭り会場へやってきた、子翠と猫猫。
お面は1年奉納した後に焼くのだと聞きいた猫猫は、自分のお面も奉納する場所に置きました。
辺りを見回すと、屋台も出て活気づいている様子。
猫猫は、何か食べよう!と言う子翠と共に串焼き屋に入ります。
蝗(いなご)の串焼きを嬉しそうに選ぶ子翠ですが、飛蝗(バッタ)が混ざっていて顔をしかめる子翠。
飛蝗は不味いけど蝗は美味しい!と言う子翠を見て、違いがわからない…と思う猫猫なのでした。
しばらくして、社を指差す子翠。
そこには、美しい模様が描かれた狐の面を付けた子供が座っています。
あれは饗迂(キョウウ)だと言った後、神様の代わりになる役で「思い出にもなる」と告げました。
そろそろ交代の時間だろうと、饗迂の元に向かう二人。
向かう途中、お祭りに参加している里の子供たちが稲穂を見て困っているのを見つけます。
里長が納めた稲穂なのに、実がスカスカなんだ!と困り顔の子供。
周りの子たちは、あそこの田んぼは育ちが悪いことがあるのだと口々に言いました。
その様子を見て、自分の持っていた稲穂と取り替えようと言う猫猫。
パッと表情を明るくし、嬉しそうに去っていく子供たちと入れ替わるように、響迂がやってきます。
子翠の案内で、三人は池に浮かぶ大きな櫓に辿り着きました。
櫓の上にはたくさんの藁と狐の面が置かれ、燃やす準備をしています。
願い事を書いたお面が燃え尽きたら願いが叶う、という言い伝えを聞いた猫猫。
そうこうしている内に、櫓に火矢が放たれました。
燃える櫓から次々に落ちるお面を見て、ポツリと呟く子翠。
…冬を越せない虫は、ただ子を残すのみーー。
それを聞いた猫猫は、不思議そうに子翠を見つめるのでした。
感想
今回のお話は、子翠たちがいる里のお祭りがメインでしたね。
狐のお面の不気味さに初めはビビり気味でしたが、お祭りの内容がわかると怖さもなくなりました!
それだけでなく、子翠と仲のいい饗迂も何だか訳ありっぽく…?
気になる点がいくつかありますが、今回は「猫猫、お祭りに参加!」「訳あり饗迂」「子翠の簪」の3つに絞って見ていきましょう。
猫猫、お祭りに参加!
子翠に案内されて、捕虜の身でありながらもお祭りに参加した猫猫。
同じ国内ですが、この里のお祭りは独自の風習のようですね。
ちょっと笑ってしまったエピソードは、二人で串焼きを食べているところです。
蝗を美味しそうに食べる子翠は、虫好きだけど食べるのもイケるんだ!と意外な気持ちになりました。
ちなみに私も、昆虫食に興味がありまして…。
蝗の佃煮が近所のスーパーで売ってたので、チャレンジしてみましたよ。
見た目は虫全開なのですが、食べてみるとクセがなくて美味しいんですよね。
殻の硬いエビを食べてるような感覚で、何回か食べるうちに脚が口の中で引っかからずに食べれるようになりました(笑)。
飛蝗は美味しくないと子翠は言っていましたが、ネットで検索したところ…「唐揚げや天ぷらにすると美味しい」とのこと!
…流石に自分でやる気は出ないですけど、売り物だったらチャレンジしてみたいです。
猫猫は無難に焼き鳥を選んでいましたが、蛙の焼き串を見て壬氏を思い出した様子。
笑いを誘うシーンもあり、お祭りで子供たちに優しさを見せるシーンもありで楽しかったですね。
お祭りを楽しむ猫猫というよりは、情報収集に余念がないという印象です。
稲穂のエピソードや里の近くに灯りが灯っている描写など、どれが次の事件の手がかりになるのか気が抜けません!
ぜひ、細かいところまで気にしながら読んでみて下さい。
訳あり饗迂
里のお祭りの要所で姿を表す、やんちゃで背伸びしたいお年頃の饗迂。
笑うと前歯が抜けてますから、6~7歳くらいの男の子でしょうか。
猫猫が里に来たときから子翠と仲が良さそうなのですが、ちょっと気になる点もありました。
それは、両親の姿が見当たらないこと。
とても子翠に懐いていて、いつも面倒を見てもらってたのかな?と思うくらいです。
このくらいの子供が両親と一緒にいないとなると、何か特別な事情があるのかなと考えてしまいますね。
さらに、お面を緑色で色付けしている事から、饗迂も子翠と同じく「色覚異常」があると考えられます。
子翠とは、親戚なのでしょうか?
作中で、母様が見ててくれたらいいのにな…というセリフがあったのですが、もう亡くなっていたり?
まさか…お母さんも後宮絡み?などと、心配になります。
何にせよ、響迂も子翠と同じように辛い目に遭っているのかもしれませんね。
彼も、これから起こる大きな事件に巻き込まれてしまうのか。
この里に続く辛い連鎖を断ち切るために、子翠や翠苓が動いているのか?
お祭りをきっかけに事態がどう動くのか、ハラハラしながら見守りましょう。
子翠の簪
前回は、壬氏から貰った簪が心細い猫猫の支えになっていたシーンがありました。
今回は、子翠の簪がアップになるシーンがあります。
そのデザインは、蛾や蝶を思わせるもの。
私の記憶だと、まだ楼蘭妃が後宮にいる頃、虫のモチーフがあしらわれた装飾品を身に着けていたことがあったような…。
やっぱり、子翠は楼蘭妃と同一人物なのかなと思えますよね。
しかも、「虫は冬を越せず、子を残すのみ」というセリフまで発しているんです。
この言葉は、現帝の跡取りを産むために後宮に入った楼蘭妃に重なるところがあると思いませんか?
このシーンの子翠は瞳しか見えませんが、虚しさや悲しさ…怒りもあるのかな?というふうに見えました。
きっと、女性に生まれたが故の辛い境遇もあるのでしょう。
それでも、饗迂にお姉さんのように振る舞う姿を見ると頑張り屋さんだなと思います。
猫猫とも仲良くお祭りを回っていますが、話が進めば敵対ことになるでしょう。
…子翠たち側の事情はまだわかりませんが、やむを得ない事情ががあったら猫猫は許すのかな?
二人が後宮で仲良く生活していた頃を思い出すと、やるせない思いでいっぱいです。
子翠がいい子だからこそ、少しでも救いがあるといいな…と願わずにはいられません。
今回の見どころ
今回の見どころは、子翠が様々な表情を見せたシーンです。
やんちゃな饗迂を抱きしめて褒めてあげる優しい一面を見せたかと思いきや、燃え尽きるお面を見て意味深に呟く姿も。
本来の子翠は天真爛漫で人懐っこいところが魅力でしたが、この里が絡むと違うようです。
心に抱えているものがたくさんありそうなのに、気丈に振る舞う子翠がとても印象に残りました。
今回はお祭りのお話がメインでしたが、ここからどんな風に話が進むのかも気になりますね。
壬氏たち側が子昌の悪事を暴くのにも、期待しましょう!
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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~17巻66話のネタバレでした。