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前話では、凪の母・夕がみすずとの決闘(?)により、逃げられた凪の父・武を探す決心をするお話でした。田舎から上京してきたばかりでウブだった夕。惚れ込んでいた武との思いでを美化してしまい、今まで探すことを避けていました。夕は勇気を振り絞って「南野武」と凪の父親のフルネームを検索します。すると検索結果にでてきた表示に夕は驚きを隠せずにいて…?!一体どんなことが書かれていたのでしょうか?今回は慎二が逃げた後の円のお話です。11巻番60話 漫画 凪のお暇ネタバレ感想です!

 

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漫画 凪のお暇 最新話ネタバレ 11巻60話ネタバレとあらすじ

「腹痛くて帰る」とメッセージを残しどこかに逃げてしまった慎二。取り残された円は、例のごとく崩壊寸前の「いつメン」を前に、「いるだけで空気を壊してしまう、好きな人にも嫌われる」と涙ぐみます。円は「消えます」とだけ残し、オフィスに戻ってきました。

仕事をしようにも、慎二に送ったメッセージに既読がつかずそれどころではありません。

そこに同僚男性2人組も残業をしようとオフィスに戻ってきました。泣きはらした目をしながら仕事する円に驚きますが、『クッソめんど案件の予感』とスルーすることに決めた2人。

しかし円のすすり泣きに引っ張られてしまい、男性は根負けして声をかけてしまいます。円は鼻風邪で深い意味はないと前置きしつつも、仕事で慎二と連絡が取れなくて心配だとつぶやきます。

それなら問題ないと言い、スマホを取り出した男性。ちゃおっこフーズ重役(タロさん)のSNS画面を円に見せます。そこにはダブルピースをしながら笑顔で映る慎二の姿がありました。

仕事終わりに北海道に行くなんてフットワーク軽い、いつの間にこんな人脈を作ってたんだと笑う同僚男性たち。

そんな言葉は円の耳には届かず、慎二を見ながら「私を置いて遠いところに飛んじゃった」と号泣します。

同僚男性は本格的に円の相談を聞かされることになりました。

「好きな人に好かれない」という円の悩みに、同僚男性は「ちょっとわかるかも」と言います。

円はその場にいるだけで空気を持っていかれて、ほっとけなくて「超物語の主人公」だと言うのです。そんな人が彼女だとしんどいと言いますが、円は反論します。

仮に物語の主人公なら、相手から好かれるはず。自分なんてゴキブリだと言うのです。

あまりの自虐にお手上げ状態の男性。こんな相手をいつも言いくるめていたのかと慎二を尊敬しつつ、なんとか話題を変えます。

以前、オフィスでゴキブリが出た際、どこからともなく現れ、サラサラのストレートを振り乱し、ハイヒールを脱ぎ捨てゴキブリを退治した女性がいたと。

「道民出身でゴキブリに遭遇した際のシュミレーションをしていたから体が勝手に」と言葉を残し立ち去った女性。慎二はその言葉を聞いて膝から崩れ落ちて笑いをこらえていたようです。

すると円は「出た、面白い女枠」と震えながらいい、「結局はそんな人が物語の主人公だ」と恨めしそうに言うのです。

その女性の名前を尋ねると、男性たちは「大島凪」と教えました。そういえばとタロさんのSNSに見切れて映っている凪の姿を発見します。

どこかで聞き覚えのある名前…そう感じた円は、慎二からもらった引継ぎファイルに挟まっていた「凪より」と書かれた手紙を思い出すのでした。

一方、凪との未来のため休む暇もなく働くゴン。今までの自分とは違うんだと頑張ります。女性2人組から逆ナンをされても、当然断ろうとしますが…ゴン、まさかの展開です!

感想

今回は円目線のお話でしたね。オブラートに包まず言ってしまうと、めちゃくちゃメンドクサイ女だなーーーー!以前にも円目線でのお話がありましたが、その時は「八方美人なんて言われてかわいそう」「円もその容姿で悩んでるんだ」なんてちょっと同情してたんです。

でも慎二のことをズタボロにしたのもあって、今回は見る目が変わっちゃいましたね。

慎二を心配しているようで、どこまでも自分本位。結局は自分が一番かわいいっていうのが透けてでちゃってるんですよね。

でも円の周りの男性といえば、容姿に目がくらんでチヤホヤしてる人たちばっかりだったのに、同僚男性2人組は違いましたね。

オフィスに入ってきた瞬間、泣きはらした目をする円を「クソめんどくさい案件」と瞬時に判断していましたし(笑)ストレートすぎる感想に思わず笑っちゃいました。

すすり泣きの罠(?)に思わずハマった同僚男性が声をかけますが、なんでもないと言いつつ、すかさず相談をする円のしたたかさよ。こうやって男性を落としていくんだろうな。

しかも悩みが「好きな人に好かれない」なんて、返答に困りますよね。片思いは別?と聞く男性に、好きだった人と付き合えなかったことはないと悪びれず答える円。…でしょうね!

しかもこの期に及んで、慎二との話ではなくて、あくまで仕事の付き合いと謎の義理立てする始末。いやもう慎二とも仲が良かった同僚男性にはバレバレなんよね。

しかも的確な答えを出してくれた同僚男性に対し、「そんなの物語の主人公じゃなくてゴキブリでしょ?」と自虐する円。ゴキブリってまた言い得て妙なんよ。思わずこんなの相手にしてたのかと慎二を尊敬するシーンまででてきました。そうなの、慎二は一人で頑張ってたんだよ!とちょっと嬉しくなってしまう慎二ファン。

話題を変えようと出てきたゴキブリを仕留めた女性の話、やっぱり凪でしたね(笑)北海道はゴキブリが出ないから、いつか出た時に対処できるようにシュミレーションしていたなんて、凪らしい!しかもその場に居合わせた慎二が、凪の言動にツボった様子。

ちょっと待って、慎二ってば今まで凪のことは容姿(サラサラストレート・清楚系・スタイル抜群)が完全に好みだから付き合った、なんて言ってましたよね?

もしかしてこのシーンがきっかけで凪に恋しちゃったんじゃないの?!そんなの慎二が可愛すぎて無理。凪の内面にがっつり惹かれてんじゃないの。

そういう慎二が素直に思っていた気持ちを伝えてさえいれば、今頃慎二と凪は理想的なカップルになっていたはずなのに。凪にとっても、慎二にとっても、お互いがよき理解者なんですよね。もったいないなあ。今からでも取り返してくれればいいのに。というか取り返してくださいお願いします。

そしてついに、凪の存在にたどり着いた円。ただでさえ、面白い女枠で凪を物語の主人公だと嫉妬していたぐらいです。いや、実際物語の主人公ではあるんだけど(笑)慎二が凪からの手紙を大切に残していたことから、元カノだってことは分かったはず。しかも今、北海道で二人が一緒にいるとわかって、どんな気持ちなのか…。円がこれからどんな行動をとるのか気になりますね!

今回の見どころは、颯爽とゴキブリを退治する凪や、思わぬ事態に顔面蒼白のゴンも捨てがたいのですが、なんといっても円が凪の存在いたどり着いたシーンですね。

タロさんのインスタに見切れて映る女性を凪だと気付いた同僚男性。なんでアフロになってんのと笑い、慎二は凪ともつながっていたのかと人脈の広さに驚いていました。そうか、慎二と凪が付き合っていたことは誰も知らないんですよね。まさか慎二が、実はタロさんとのパイプなんかどうでもよくて、ただ凪に会いたくて北海道まで追いかけたなんて、誰も思わないはず。…円一人を除いては。

慎二が資料用のファイルに凪の手紙を大事にとっていた可愛いエピソードが、まさかこんな展開になるなんて。続きが気になるのに、残念ですが凪のお暇はしばらく休載なんです。

今後はインタビューや特別記事が掲載される予定ですが、早く戻ってきてもらえたら嬉しいですね!

 

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以上、漫画 凪のお暇 最新話ネタバレ 11巻60話でした

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