酒と恋には酔って然るべき最新話ネタバレ6巻35話松子から今泉へアプローチ！？

2020年12月27日 2021年4月17日

前話では、日本酒部でキャンプ合宿に行くお話でした。

一人散歩に出かけた名取を呼び戻すため、森に入った松子。名取を見つけ二人で戻ろうとしたところ、慌てた様子で今泉が後を追いかけてきました。そして名取が目を離した隙に、突然今泉が松子を抱き寄せてきて･･･！？最新話、6巻35話　酒と恋には酔って然るべき感想です！

ネタバレを読む前に！

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酒と恋には酔って然るべき最新話6巻35話のネタバレとあらすじ

合宿の一件以来、会社でもあからさまに今泉を避けてしまう松子。今更過ぎる今泉のアプローチに混乱する松子は、恋愛相談も兼ねて白石を蔵見学に誘いました。

酒造りの現場を見学し、待ちに待ったテイスティングを楽しむ二人。日本酒だけでなく珍しい本みりんも手に入れ、蔵元を後にします。

上機嫌の松子でしたが、白石は「本題は？」とずばり切り込みます。おそらく今泉とよほどのことがあったのだろうと、白石には全てお見通しでした。

今泉とまたすれ違う前に一度付き合ってみれば？とすすめる白石でしたが、松子は伊達とのこともありすぐに今泉には･･･と言葉を濁します。そんな煮え切らない態度の松子に、白石は一言「誰の目を気にしているの？」と投げかけるのでした。

自宅に戻った松子は、買ってきた本みりんを使いプリンを作ります。白石の言葉が胸に響いた松子は、たくさんできた一つを今泉へと持っていくことにしました。

翌日、松子から差し出されたプリンをしげしげと見つめる今泉は、「まさか手作りですか？」と驚きます。嫌ならいいよと取り返そうとする松子を軽くあしらい、「ごちそうさまです」と笑顔を返す今泉。そんな二人のやりとりを名取が見つめていました。

今回は本気なんだろうかとそわそわとした足取りで自席に戻った松子。携帯に入ったメールを見てみると、NYにいるはずのあの人から衝撃のメッセージが届いて･･･！？

今話のお酒①　　【屋守（おくのかみ）　純米中取り　無調整生】

数少ない東京都内にある蔵元「豊島屋酒造」へ見学にきた松子たち。まずはこちらのお酒、屋守を味わいます。手作業重視で仕込まれており「香りよく優しい味わい」をコンセプトに作られた日本酒です。
果実のような香りと爽やかな甘みが特徴で、イチジクやほおずき、レーズンなどのドライフルーツにもよく合います。
※商品参考url：https://www.hondaya-saketen.com/okunokami

今話のお酒②　　【NEW　RAINBOW　貴醸酒　無濾過生原酒】

続いては、仕込み水を一部日本酒にして作られた濃厚なお酒、貴醸酒です。南国フルーツのような濃厚な甘みと香りは、まるでデザートのようです。松子は冷やして炭酸水や氷で割って飲みたいということで、食後にぴったりの日本酒ですね。
※商品参考url：https://www.toshimaya.co.jp/category/products/sake/kijo/

今話のお酒　番外編　　【天上本みりん　心】

白石が気になっていたというみりん。糖類を添加せずに作られた本格的なみりんで、自然由来の優しい甘さが特徴です。
血糖値の急な上昇も抑えられるので、体に優しい甘味料として料理だけでなくそのまま飲むのにも適しています。おすすめは、みりんと豆乳を1：1、みりん+レモン汁1～2滴+しょうがなど。みりんを飲むというのは驚きですよね！
他にもはちみつの代わりにブルーチーズにかけても美味しいそうですよ。松子はこのみりんを使ってプリンを作っていましたが、ぜひ食べてみたいですね。
※商品参考url：https://www.toshimaya.co.jp/products/%e5%a4%a9%e4%b8%8a%e5%91%b3%e9%86%82-%e5%bf%83-600ml/

感想

いつもながら、白石のアドバイスは的確ですね！さすが松子や今泉のこと良く見てるなあ。私も白石みたいな友達が欲しい。

松子が背中を押して欲しいと察した白石が、畳み掛けるように迫るのがおもしろかったですね。伊達を「ただぼんやり自分の前から居なくなった男」といい、そんな人に一年一年が貴重な女の30代を捧げるのかと詰め寄ります。

ほんとその通りだわ、白石女史。しかも松子いわく、伊達からの連絡もじわじわ減って上辺だけの愛想よしになっているとのこと･･･そりゃNYだったら時差もあるし、メールやリモートだけのやりとりも疎遠になっちゃいますよね。

だからといってすぐに今泉へ乗り換える気になれないという松子。真面目な松子らしいと思いきや、ただ単にまた勘違いで振り回されるのが怖いだけなんじゃないかなあ。
それを正当化するように、あるいは今泉への気持ちを蓋するように、後ろ向きになっているような気がしますよね。
そりゃ相手はあの今泉だしなあって警戒してしまうかもしれないですが、彼の態度が変わってきているのは確実です。
だからこそ白石は、「誰の目を気にしているの？」と投げかけたんでしょう。これ、恋愛だけじゃなくて人生において何事にも当てはまりますよね。周りの目を気にして本当の自分の意思が見えなくなってしまいがちですが、人生は一度きり、誰かのためじゃなく自分のために生きたいですよね。

それにしても、日本酒の飲み比べと、恋の相性をかけた展開はさすが『酒と恋には酔って然るべき』ですね。飲み比べてみて初めて味の違いが分かるもの。まずは付き合ってみて自分との相性を探ってみてもいいのかもしれないですね！

今回の見所は、白石のアドバイスや、今泉との学生のようなじゃれあいとたくさんあるのですが、なんといっても衝撃のラストですね。かつての天敵であった最上から、「結婚しました」のメッセージ･･･え？！誰と！？確か最上は不倫をしていて悩んでいましたよね。

そしてNYでは、伊達と同棲中だったはず。まさか伊達と！？だとしたら彼女である松子にそんなメール送るかなあ。今泉とうまくいきそうなところで、波乱の予感ですね！