前回のお話で、再び神美を怒らせた猫猫。
楼蘭の提案で、蠆盆の刑を受けることになります。
その頃、壬氏たちは猫猫のいる砦を攻撃する作戦を考えていました。
地形や武器の予想を立て、羅漢の提案した奇策を実行することに決まりますが…?
薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~最新話 18巻72話のネタバレ感想です。
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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~最新話 18巻72話のネタバレとあらすじ
地下牢へ連れて行かれ、蛇や虫が蠢く箱を見つめる猫猫。
ゾクゾクと身体を震わせたかと思いきや、髪を留めていた簪を抜き取ります。
久しぶりに見るとたまらないな…と呟き、怪しい笑みを浮かべました。
しばらくして、見張りの兵が猫猫の様子を見にやってきます。
扉に近づくと、何かを焼く香ばしい匂いが漂ってきました。
不思議に思って扉を開けると、猫猫が蛇を美味しそうに食べています。
とんでもない状況に驚いている見張り兵に、冬眠前の蛇は美味しいですよ?と答える猫猫。
毒のある蛇や虫も始末してあり、もはやピンチでも何でもありません。
翠苓と饗迂に猫猫を助けるようにと言われて来た見張り兵は、がっくりと肩を落とすのでした。
その後、猫猫に討伐軍が来るから逃げろと告げる見張り兵。
火薬を作っている地下には行くなと言われたのにも関わらず、ピンと来た猫猫は階段を降りていきます。
硫黄と糞尿の匂いを頼りに、火薬を作る作業場に着いた猫猫。
たくさんの火薬を目の当たりにし、戦の準備が整っていることを知りました。
空気の悪さに顔をしかめた後、松明を持って階段を降りてくる楼蘭の姿を見つけます。
たくさんの銀を床に投げ、作業する人達にここから逃げるようにと呼びかける楼蘭。
頑張って逃げて!と微笑み、松明を投げてしまいます。
大きな爆発を物陰で耐えていた猫猫も、早く逃げないと…!と階段に向かいました。
体制を崩している楼蘭を助け、お互いにどうしてここにいるのかと不思議な表情を浮かべます。
猫猫なら蠆盆も平気だと思ったという言葉を聞いて、蛇は美味しかった!と答える猫猫。
二人で出口に向かいますが、楼蘭はまだやることがあると答えるのでした…。
感想
今回のお話は、初っ端から猫猫が驚きの行動に!
詳しくは後でご紹介しますが、かなり笑えるのでぜひとも見てほしいですね。
中盤では楼蘭との再会シーンがありますが、こちらも急展開を迎えます。
今回は、「蛇を食べちゃった猫猫」「楼蘭との再会」「楼蘭のやるべきこととは?」の3つを考察してみましょう。
蛇を食べちゃった猫猫
前回に引き続き、普通の人なら死ぬ可能性が高い蠆盆の刑に処せられた猫猫。
にやーっとした笑みといい、両手に簪を構えた姿といい、変態っぽさ100%です。
まぁ、毒蛇なんて猫猫には全然効かないでしょと予想はしましたよ?
…しましたけど、まさか捌いて食べちゃうところまでは予想出来ませんでした!
おまけに、松明の火で炙って、見張り兵に塩を持ってないかと聞く余裕っぷり。
蛇を頬張る猫猫のお顔は、ほっぺもぷりぷり、目も久々のご馳走で輝いています。
こんなにゆるい拷問シーンは見たことないってことで、一気に緊張がほぐれましたね。
簪って意外と殺傷能力あるんだなぁ…と感心したり、蛇を捌くのって難しいのか?と疑問も尽きません。
よく考えたら、蛇って…ハモやウナギと同じような扱いでもいけそうですかね?
脂が乗っていて美味しいと猫猫は言ってたから、毒さえ気をつければやっぱり美味しいのかも!
捌くのは不器用だから無理だけど、ちょっと食べてみたい好奇心が出てきました。
…今、ふと気づいたんですけど。
猫猫が髪に挿していた簪って、子翠から貰ったものと…壬氏から貰ったものだったような?
以前、簪を贈るのは好意の印なんじゃないかと推察していたのですが、本当にそうだったらとんでもないことですよね!
自分があげた簪が蛇を捌く道具に使われたと知ったら、壬氏はどんな顔をするんでしょう(笑)。
この事実を猫猫が隠し通すのか、バレて修羅場になるのか…どっちにしろ楽しみですね。
シリアスなのかと思いきや、予想を上回る展開で笑いを作ってくれて、たくさん笑わせてもらいました。
楼蘭との再会
猫猫の蛇食いシーンと方向性は全然違いますが、楼蘭と再開するシーンも良かったです。
神美と一緒にいる時は大人しくて、冷たい感じすらする楼蘭。
ですが、火薬を作っている場所にやってきた時は凛々しく、リーダー性も感じられました。
猫猫に手を引かれた時は、後宮で明るい笑顔を見せていた子翠そのもの。
色々な立場になる度にたくさんの自分を使い分ける楼蘭ですが、猫猫といる時は歳相応の素顔なのかなって思うんですよね。
猫猫も「楼蘭」「子翠」両方の名前で呼んでいる所を見ると、久しぶりに会えた嬉しさや戸惑いを感じていたのかもしれません。
でも、猫猫なら蠆盆も平気だろうと言った楼蘭を見て、ちょっとジーンとしちゃいました。
やっぱり、表向きは事を荒立てないようにして、猫猫を助けてくれたんですものね!
この時の楼蘭はちょっと無邪気な感じで、後宮で猫猫たちとじゃれ合っていた時を思い出してしまいました。
言葉では表現されませんけど、猫猫と楼蘭・翠苓や饗迂たちとは友情めいたものがあると思います。
子昌一族は敵となっていますが、楼蘭と猫猫、個人で見れば敵とは思えません。
ぶっちゃけ、神美とか子昌とか…地位のある親たちのせいで戦にも巻き込まれていますよね。
猫猫が攫われてから、色んな所で関係ない人達が大変な目に遭っている描写が多くて、私はとっても辛く感じます。
薬屋のひとりごとは「毒」が重要な役割を持つ漫画ですが、楼蘭や翠苓たちも「毒親」の被害者でしょう。
みんなが幸せになれるハッピーエンドは、残念ながら私はまだ思いつきません。
せめて、戦争の被害者の女子供達は救われるといいですね。
楼蘭のやるべきこととは?
火薬を作っていた労働者を逃がし、猫猫と脱出するのかと思いきや…。
楼蘭は顔を上げて、やるべきことがあると言っていました。
元々綺麗な顔をしていますが、決意に満ちた表情は神美の側にいた時にはないものです。
楼蘭のやるべきことを推察しましたが、やっぱり神美をどうにかしようとするんじゃないでしょうか?
実の母とはいえ、他者を見下したり拷問するような人は許せないと思いますし。
ふと思ったのですが、隠れ里の人達はみんな、楼蘭と子翠が同一人物だと気づいてるのでしょうか?
もし、知っている人が味方しかいないなら、翠苓たちと力を合わせて色々できるかもしれません。
誰かをやっつけるのは難しくても、ここから逃したりすることは可能ですよね。
楼蘭の表情を見ると、これで最後…!みたいなギリギリ感があって、本当に切なくなりますよ。
一方、子昌の話題が全然出ないので、本当に父なのかと不安になるくらいなんですが…。
親子みんなが揃ってるシーンもありませんが、どう考えても家族関係に問題アリですよね。
次回あたり、そろそろ子昌の出番を期待しています!
今回の見どころ
今回の見どころは、猫猫が蛇を食べちゃったシーンと楼蘭との再会シーンです。
どっちも気になるシーンで、どうしても1つに絞りきれませんでした。
美味しそうに蛇を頬張る猫猫の表情もたまりませんし、楼蘭を子翠と呼ぶところもウルっときますよ。
二人の友情がどうなっていくのか、次回も目が離せません!
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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~最新話 18巻72話のネタバレでした。