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前回のお話で、自分の役割を知ると共に、子翠がもう戻らないことを悟った猫猫。

全てを投げ出してしまえばいいのに…と思いますが、自分のすべきことを果たそうとする彼女を止めることはできません。

願掛けにと、壬氏に貰った簪を渡し見送りますが…?

薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~18巻75話のネタバレ感想です。

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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~18巻75話のネタバレとあらすじ

爆発音を聞き、神美の部屋へ向かう子翠。

そこでは相変わらず、子を持つ母親たちが享楽を貪っていました。

その時、煤だらけになった子翠が部屋に駆け込んできます。

神美にはしたない姿だと注意されますが、ここにいる女たちも母親なのに…言い返しました。

さらに、女たちの中に混じっていた饗迂の母親の頬を平手打ちする子翠。

普段の姿から想像もできない行動に、神美も子昌も呆気にとられています。

子翠は部屋の隅にある箪笥を開き、両手を縛られて閉じ込められていた翠苓を助け出しました。

日常的に折檻が行われていた事に初めて気づいた子昌は、自分を責めて目を伏せます。

父様は狐の里の狸親父なんですから、最後まで化かしていきましょう。

母様は私が見届けるからすべき事をして下さいと、子翠は子昌に向かって言いました。

砦の窓からは、先程の爆発で起きた雪崩で雪に埋もれた武器庫が見えます。

狼狽える神美を尻目に、子昌は部屋の外に出るのでした。

…雪に埋もれた武器を掘り出せるか考えながら、20年前に先帝と交わした約束を思い出す子昌。

自分の子と認知できず、後宮から追い出された大宝との娘を嫁に迎えてほしいと頼まれたこと。

子ができたら子一族として育ててくれたら、代わりに望みを叶えてやると言われたこと。

…先帝の願いも自らの望みも叶えた結果を目の前にした子昌は、自分の責任だと呟くのでした。

その頃、壬氏たちは雪深い山の中から砦の方角を見つめています。

とんでもない策で雪崩が起きたことを確認し、同行していた李白は驚きを隠せません。

ーー行くぞ!と声をかけられ、李白は壬氏について行くのでした。

感想

今回は子昌をメインにお話が展開しますが、まあ…わかりにくいったらありゃしない!

焦らしに焦らしまくりな雰囲気ですが、先帝との過去が垣間見えたのは大きいですね。

子一族の複雑な家庭環境も含め、今回は「自分の家族の実態を知った子昌」「先帝との約束」「子翠のこれからは?」について考察してみましょう。

自分の家族の実態を知った子昌

大人しい翠苓に、お人形のような楼蘭。

お仕事で忙しかった子昌は、娘達をこんな感じに思っていたようです。

神美が日常的に折檻していたことも知らず、ショックを受けていましたが…。

声を荒らげることもなく、自分の心の中だけで後悔してる子昌を見て、私はがっかりしました。

家庭の中でのお父さんの役割って、難しいですよね。

私の父は普段寡黙なのですが、旅行とか進路相談とか、キーポイントの時には話し合いとリーダーシップを取る人です。

せっかちで強引なところもあったんですけど、「何でもいいよ〜」しか返事しない人よりいいなって思うんですよね。

もちろん、一長一短だから全ての人に当てはまる訳じゃありません。

でも、子昌の家族は複雑な家庭環境だからこそ、父親が取り纏める必要があったと思うんですよね。

今1番リーダーシップを発揮しているのが子翠っていうのが、何とも切ない…。

子翠は子昌に似ていて、自分の気持ちを隠す事にとても長けています。

複雑な家庭環境になったのは親のせいですし、ダメ親の尻拭いをする前にキレたっていいんじゃないかと思いましたけどね。

…やりたい放題の神美を止められるのは子昌くらいしかいないと思うのに、何で強く出ないのか?

そこに大きく関わってくるのが、先帝と交わした約束なのだと考えました。

先帝との約束

憔悴した先帝との約束を思い出した子昌。

その内容は53話で子翠が語った通りのもので、翠苓が神美に疎まれる理由がハッキリわかるものでしたね。

神美の立場から見たら、自分の下女に出し抜かれただけでも許せないのに、その血族を迎えないといけなくなった訳ですが…。

子昌の過去を見ると、全ては先帝の望みで、子昌はただそれを叶えただけということになります。

つまり、子昌は先帝の頼みで迎えた嫁を本当に愛していたのかが謎になったということ。

さらに、お話の後半では自分の願いを叶えてもらった結果を悲しんでいるように見えたんです。

このシーンの別コマには神美も描かれていて、彼の願いと無関係とは思えません。

このことから、神美は子昌にとって大事な人だった可能性があり、先帝との約束を果たす代わりに下賜を申し出たのではないでしょうか。

元々子昌は神美と婚約していた仲ですし、「神美が昔はこんな女じゃなかった」ことを知っています。

後宮入りがきっかけで、心境や環境の変化が更に神美の暴走っぷりを加速させたのでしょう。

せっかく下賜してもらっても、肝心の子昌が素っ気なかったら、神美は辛いかもしれませんね。

私が神美と同じ立場で下賜して子昌の元に帰ってきたら、自分だけをずっと愛してほしいって思うし、不安だからそれを言い続けてほしい。

何も言わないのは無関心と同じで、興味がないってことは「嫌い」よりキツイ気がします。

昔の神美がどんな女性だったのか、子昌は神美とどんな風になりたかったのかが、すごく知りたいと思いました。

子昌も本当は、血も親も関係なく暮らせる家庭を築きたかったのかな…。

彼は殆ど言葉を紡ぎませんが、キャラクタの心境を考えるという点では勉強になりますね。

子翠のこれからは?

父親に最後の花を持たせ、母親の最後を見届けると宣言した子翠。

子昌には「最後まで化かして」と言っていることから、子一族の謀反の理由は公にしないで終わらせようとしている気がします。

よく考えたら、先帝の忠臣だった子昌が謀反を起こす理由が余計にわからなくなってきました。

…先帝の血を引く翠苓を後宮に戻したい、とも考えたのですが、そこまで思い入れがあるのかが謎です。

神美が後宮に入り込むチャンスを狙っているのかとも思ったのですが、これは楼蘭を後宮に入れた事で達成してますしね。

秘密も何もかも雪に沈めて、自分が捕まることで最小限の被害で済まそうとしているのでしょうか…。

でも、猫猫救出部隊の中に壬氏がいるのでワンチャンあるかも!と期待しています。

というか…総大将が前線に出てきちゃっていいの?と驚きましたけどね。

猫猫を助けたい気持ちからなのかはわかりませんが、少しでも子翠たちの罪が軽くなる展開になるなら大歓迎です。

毎度のことながら、猫猫たちが後宮で仲良く戯れていた時間が愛おしく思いました。

今回の見どころ

今回の見どころは、子昌が先帝との約束を思い出したシーンです。

彼の少ない言葉と表情から推測しましたが、思い描いていた理想と今の現状は大きく異なっていることだけは確実そうですね。

何もかも心の内に秘めている部分は、正直しっかりしろよ!と言いたいところです。

子昌が本当に望んでいた未来を知れば少しは、印象が変わるかもしれませんね。

あとは、最後に少しでもいいから…子供達を大切にしてくれることを願うばかりです。

 

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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~18巻75話のネタバレでした。

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